リワークフォローアップ交流会に行ってきた話
3ヶ月に1回、リワークの卒業生を招いてフォローアップ交流会といったものが開催される。わたしはサービス業のため、なかなか土曜日は休みが取れないのだが、その日だけは3ヵ月近く前から休みの予定を入れさせてもらい、休ませてもらっている。
と、言っても、毎回参加する卒業生はわたしを含め、2名だ。一時期は5名以上参加することもあったが、皆忙しいのか、もう忘れてしまったのかわからないが、少し寂しさも感じる。元気で働いているのであればいいのだが、、、
当日、朝到着すると、現メンバーから案内され、見慣れたフロアに通される。皆リハビリ中なのだから無理もないが、元気を感じない。こちらからは突き抜けたような元気な挨拶をするが、あまり返っては来ない。わたしがリワークを卒業したのは、もう2年前だ。現メンバーは知らない人たちばかり。毎回新鮮味を感じつつ、同時に「変わったなあ、、」と思いにふける。
毎度お馴染みのもう一人の卒業生と最近の近況について語り合う。元気そうでなによりだ。
開始時間の朝9時半となり、卒業生は別室で説明を受け、こちらから現メンバーにざっくりとした自己紹介と、交流会の形式をメンバーの司会の方から説明される。今回は、2グループに分かれて1人の卒業生に意見を求める形式のようだ。テーマは「リワークで得られたこと」。特に働き始めてからの生活面での違いを聞きたいようだった。
わたしは2階の6名ほどが座れる個室。もう一人の方は3階の広いフロアだ。どちらも現メンバーは5名ずつ。早々に分かれ、交流会を開始。
テーマはあるにはあるのだが、卒業生を含め全メンバーには事前に卒業生に聞いてみたいことをまとめた一覧のようなものが配布されていて、その時の話の流れで聞きたいことを卒業生に聞く感じだ。
こう言うと不快に感じる方も見えるかもしれないが、わたしはリワークに関する質問で答えられないものはないと自負している。いろいろな質問が飛び交ったが、特に返答に困る質問はなかった。
職場の人たちとのコミュニケーションのこと。
体調が悪くなった時の対処方法。
復帰後の体力の問題。
お金の問題。
休日の過ごし方。
リワークで役立ったことはなにか。
わたしから特に現メンバーに伝えたことは、自己分析の重要性だ。リワークの基本的なゴールは自己分析の発表だ。なぜ、ここがゴールになっているのかをわたしなりに説明させてもらった。加えて、復帰の仕方だ。いきなりフルタイムはつらい、ということ。リワークは守られた空間であり、かつ実働3時間分もないのだ。復帰する企業に復帰プログラムが組まれていないと体力は続かないことも伝えた。
11時半くらいになり、交流会も終了。
お昼は久しぶりの調理師さんのご飯をいただいた。やはり、ここのご飯は美味しい。
午後からはもう一人の卒業生の方と精神医療福祉士さんの3人でほぼ雑談。時間はなんとなく過ぎていった。
終礼で、一人一人、今日のプログラムで学べたことや今の体調を述べていくのだが、その内の若い男性(わたしと交流会に参加してくれた方)が、自己分析について知りたいことを知れてとても有意義だったと言ってくれた。正直かなり嬉しかった。復職された後、二度と病むことがないことを願ってやまない。
そんなこんなで、一日自分にとっても有意義に過ごさせてもらった。もっと鋭いナイフのような質問を期待するが、必要されている情報は変わらない。時間の許す限り、今後も参加しようと思っている。
~後述~
わたしが、わざわざ休みを利用し、交流会に参加するのは理由があります。わたしにとって、リワークがわたし自身と向き合うきっかけになったからです。わたしはあの場所にとても感謝しています。だから、今は目に見える形で恩を返したい。わたしがあの場所に望まれている限りは、ですが。
わたしは今とても幸せです。これ以上ないほどに。客観的に見れば、なにも恵まれてはいないでしょう。が、今日が一番、今が、今までで一番幸せだと断言できます。もっと幸せになるためにはどうすればいいか、これから考えていきます。
では、また
皆さんの行き先に明るい未来がありますように
あ、、
今日からなにかしら毎日更新します!
よろしくお願いします~