数年振りの友人からの連絡
久しぶりに昔使っていたグループラインに連絡が来た。リワークに通っていた頃の友人だ。
どうも、今の主治医になにか思うところがあるらしく、「その先生についてなにか知りませんか?」と言った内容だった。
わたしは、14年近く前の発症当時から主治医を変えた経験はないため、その旨を伝えた。すると、わたし個人のラインに少し話を聞いてほしい、と連絡が来た。これも年単位振りの連絡だ。
わたしは少し悩んだ。この仕事上がりのとても静かな夜が好きなのだ。あまりにも長い話になってしまい、それが壊されてしまうような気がしたからだ。わたしは休日の昼間なら、、と返事をし、今のところはお断りをした。
その友人からは、「障害年金のことを聞きたかったんだけど、、また休日に時間が合えば連絡します」と返事があった。
なんだ、障害年金のことか。ということと、時間が合えば、と彼女が表現したのが気になった。おそらく今話さなければ、話をする機会がなくなるような予感があった。
こちらから即着信。
友人「もしもし~」 体調が悪いと即わかる感じだった。
わたし「お~ひさしぶりですね~〇〇さ~ん」
お互い近況を語り合う。
わたしがフルタイムで働いていることも知らなかったようだ。
当然だ。約2年ほど経っているのだから。
友人の悩みはこんな内容だった。
今、障害年金の申請中。見込みは2級のようだ。
現在、旦那さんの扶養に入る予定だけど、障害年金の受給額と年収によって扶養が外れると聞いたが、本当かな?
わたしはそういったケースは把握出来ていなかったので、彼女の情報を元にその場で調べながら話をした。どうやら、障害年金と年収の合計が180万を超えると扶養から外れることになり、社会保険料支払いの適応内になるようだった。
彼女が障害年金の申請をしたのはつい先日らしい。ならば、等級が確定してから働き方を決めてはどうかとわたしなりの考えを伝えた。
少し不安が晴れたようで、良かった。
ついでにさっきの主治医の話。
最近、長年勤めてみえた先生が引退されたらしく、新しい先生が担当になったそうだ。その先生が、毎週の診察の際に「薬なんて飲まなくても小麦と乳製品さえ摂らなかったらそんな病気は治る」と上から目線で説教してくるため、診察に行くのが苦痛とのことだった。それで、先生を変えてもらうようお願いするべきか悩んでいるらしい。
うん、、、
わたしは「新興宗教みたいですね~」と言いつつ、「嫌なら変えてもらえばいい」とはっきりと伝えた。
友人は「なんか感じ悪いやん、、」と言うが、「そんなことは気にする必要はないです」とも伝えた。症状でつらい人が先生を気遣ってどうする。病院が苦痛を感じに行く場所であっていいはずはない。
代わりにウチの主治医を勧めておいた。同じ病院なのだ。とても優しくも厳しい先生だ。
最後に彼女は「元気出た。ありがとう。」と嬉しいことを言ってくれた。
これを機に少しずつ交流が取れたら嬉しいですね。
彼女に思想を押し付けた先生のように偏った考えの人はどこにでもいます。状況や健康の改善方法には、人それぞれの合う、合わないが必ずあります。自分がその方法で劇的に回復したのだとしても、他の人も同じだとは限らない。まあ、試してみるのはありかなとは思いますが。
ではまた。
皆さんの行き先に明るい未来がありますように。