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精神疾患伝説

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精神障害2級(双極性障害、ほか依存症。色々の玉手箱)の 戦ったこと、戦わないこと。苦しみはポイ🌈
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#死

ロプノール日記 やっぱり死んでねえ‼️

ロプノール日記 やっぱり死んでねえ‼️

写真は花火草。本棚は「山怪」などまじえて涼を。

夏を楽しむ。という言葉を人々もメディアも言わなくなった。口を開けば夏のネガキャンばかり。

ほんらい、夏は楽しいものだった。子どもや若い人ばかりでなく、年を取っても体力がなくなっても涼を愉しんだり、夏にしか会えない生き物や植物を愛でたり、スポーツを観たり。お祭も花火もある。

先日、T兄に変なキレられ方をした。
自分は灼熱の現場で熱中症寸前になりな

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What You Need

What You Need

久方ぶりに、ある方の影響で書いてみようってね。
精神科医のかたでとても面白い記事を上げていらっしゃる。
『精神科益田祐介』さんで検索出来るかと思う。

最初に拝読したのは弱者男性についてのこと、次に現代日本人のお金信仰のこと。

日頃お世話になっている精神科のドクターも、もちろんパキッと「これはこうです!」
とは言えない。
比較三原則(©︎みうらじゅん)ではないが、
つまり精神的な病は私も含めて「

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命のゆくえ

命のゆくえ

かつて通った世田谷の飲み屋さん。マスターは手拭いを粋に使うシングルファーザーで、病死された奥様の忘れ形見の息子さんはよくカウンターで宿題をしていた。

初めて行った時、三種も突き出しが出て驚いた。すごいサービスだが、中に私の苦手なかぼちゃの煮付けが。私は芋栗かぼちゃが大の苦手なのだ。
でも、出されたものを残すのは意地にかけても出来ない。
口にすると。
「…ウソ。これ、美味しい❗️こんなの初めて食べ

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草の茵(しとね)

草の茵(しとね)

小春日和はお布団を干すチャンス。
私の部屋は一階なのでアパート外の柵まで担いだ布団を運び掛ける。苦労していたら道ゆく年配の二人のご婦人が声をかけてくれた。
「あらそれじゃ地面についちゃうわ」
「あ、ほんとだわ。ありがとうございます。物干し竿の方にはこれから洗濯物干すからもー大変^_^」
お二人はお布団を直してくれて、笑顔で去った。

NHK BSで「養老先生、時々…」を視終えた。
今ハマってる折口

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制御という魔術を覚えよ

制御という魔術を覚えよ

暇つぶしに読んだ建築の基礎の本で、工事・建設の始祖は自然を制御するためにそもそも始まったと知った。
そして今なおそれがメインであると。

荒ぶる自然のままでは縄文さん達よりゼータク・ひ弱になってしまった人類は暮らせないから。
で、それにより各地の王様が民草を制御するのもシステマティックに出来るようになった。

制御するのは?
自然のもの。
外にも、そしてヒトの内部にも。

ごく若いうちから感情制御

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ものづくらない、断捨らない

ものづくらない、断捨らない


友達100人いたとして。
愛しい者が何人かあるとして。

そのすべてに、それぞれが満足いくような愛を注げるだろうか?

私は無理。絶対誰かの愛の取り分は減る。それはこちらが逆の立場でも同じこと。

物は、できるだけ得ない。
あとで「断捨離」でもされるものたちこそいい面の皮。自分が捨てられるならって考えれば。百鬼夜行で化けて出ちゃうわ?

例えばお賽銭に高額を注ぎ込む人は、カネを払えば払うほどご利

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もし自殺したらどうなるか

もし自殺したらどうなるか

高い所に立っていた。フラフラする。
夜だ。
何十メートルあるだろう。下しか見ていない。
あそこにどんな風に体が落ち、どんな風に潰れる。
うまく潰れるかな。しくじれば身体障害者になってもっと世間に迷惑をかけるんだぞ?お前。
若い頃のことだ。

手首の傷たち、大量の薬、頭から油をかぶってライターを手にしたこと。
なんべんもあった。そんなことが。笑わば笑え。いま死にたいと思ってる人に、この生き恥を話して

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