みんなのデザイン進化論 │ みんデザ

みんなのデザイン進化論(みんデザ)は Research、Development、Experimentの3つを大きな柱として、デザインにまつわるさまざまなテーマを掘り下げ、発信していきます。
https://minnanodesign.studio.site/

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マガジン

  • 【社員インタビュー】私がレベルフォーデザインに入った理由

    〈毎月11日に新着記事公開〉「みんなのデザイン進化論」の取り組みを立ち上げたレベルフォーデザイン(L4D)の社員へのインタビューをおこなう連載です。

  • 〈連載完結〉渋谷のデザイン会社が、島根でビールをつくる理由

    渋谷に事務所を構えるデザイン会社が、なぜ島根県の益田市でクラフトビールをつくり始めたのか。その理由や経緯、成功のポイントをまとめました。

最近の記事

〈愛媛県鬼北町〉地元中学生とデザイナーで地域の魅力発信冊子をつくる vol.2

こんにちは! レベルフォーデザイン、デザイナーの赤嶺です。 愛媛県鬼北町 広見中学校「冊子づくりプロジェクト」第2弾の記事です。 本日は、初回授業「鬼北町の魅力を見える化編」の様子を当日の写真を交えながら振り返っていきたいと思います!(ここに至るまでのプロジェクトの方針や授業設計等は、こちらの第1弾の記事をご覧ください。) 初回授業「鬼北町の魅力を見える化編」〈前半〉デザインについての講義 広見中学校2年生の皆さんとお話するのは今回の授業がはじめてでした。 東京のデザ

    • 〈愛媛県鬼北町〉地元中学生とデザイナーで地域の魅力発信冊子をつくる vol.1

      こんにちは! レベルフォーデザイン、デザイナーの赤嶺です。 この度、愛媛県鬼北町立 広見中学校の「地域コミュニケーション科」という今年度新設された教科において、中学2年生の生徒さんたちと一緒に「鬼北町の魅力を発信する冊子」を制作をさせていただくこととなりました。 鬼北町教育委員会の行定教育長、広見中学校の荻原校長をはじめとし、さまざまな方のご理解とご協力をいただいてこの取り組みをスタートさせることができました。 2025年3月の完成を目指し、半年間という時間をかけて、44

      • 【社員インタビュー】お客さまとチームメイトになるデザイナー集団

        そもそもデザインというものに、興味を持ったきっかけは何だったんですか? 絵を描くことが子供の頃から好きだったのですが、時折誰かに褒めてもらったことが、今考えると小さな成功体験になってデザインに興味を持つきっかけになったと思います。 いつから本格的にデザインを志すようになったんですか? 絵を描く中でも自分が想像する街並みを描くことが好きで、その延長線で建築模型やミニチュア、あるいはそもそも街や建築に興味を持ちまして。その流れで大学の建築学科に進学しました。 デザインを志

        • 【社員インタビュー】笑顔があふれ心が成長できる場所

          デザインに興味を持ったきっかけは何でしたか? 実は見栄(みえ)から始まっていまして。専門学校のときにイラストをメインで勉強していたのですが、友達から「イラストだけやっていれば楽だよね」ということを言われたことにカチンときて、デザインもできるところを見せたくなり、そこからどんどんはまっていきました。 なぜ、専門学校でイラストを学ぼうと思ったんですか? 小さい頃から好きだった絵本を読むことや絵を描くことを活かすことができるのはイラストレーターなのかな、と思いまして。学校で

        マガジン

        • 【社員インタビュー】私がレベルフォーデザインに入った理由
          6本
        • 〈連載完結〉渋谷のデザイン会社が、島根でビールをつくる理由
          4本

        記事

          岡山蒜山 伝統工芸がま細工 プロジェクト 〈ZINE編〉 vol.3

          こんにちは! レベルフォーデザインでデザイナーをしている山下です。 「岡山の蒜山(ひるぜん)の伝統工芸がま細工プロジェクト」の第3弾です。 <第1弾はこちら!> <第2弾はこちら!> ZINE制作真っ最中なのですがその制作過程を少し書いていこうかと思います。 まずZINEはサイズも紙も内容も規定が何もなく、全て自由。 自由すぎて逆に迷うので、まずは世の中のZINEにはどのようなものがあるのか調べるところから始めました。 ZINEのお店を巡る都内でZINEを取り扱って

          岡山蒜山 伝統工芸がま細工 プロジェクト 〈ZINE編〉 vol.3

          〈企業訪問プログラム/中村中学校・高等学校〉未来の私の名刺をつくろう

          こんにちは。 株式会社レベルフォーデザイン・デザイナーの赤嶺です! 都内にある中村中学校・高等学校から、キャリア教育の一環としての企業訪問のご相談をいただき、先日8月末に高校1年生の生徒さん9名がレベルフォーデザインを訪れてくださいました。 キャリアデザインのためのイベントと伺っていたので、生徒の皆さんの就労観の醸成・進路決定の一助となるような2時間にすべく、プログラムを構築しました。普通科の高校1年生が対象なので、「デザインに興味がありながらも具体的な進路として決まって

          〈企業訪問プログラム/中村中学校・高等学校〉未来の私の名刺をつくろう

          【社員インタビュー】「コアバリュー」を掲げるデザイン会社って、なかなか無い

          そもそもデザインに興味を持ったきっかけは何だったんですか? 小学校の時に「ファッションデザイナーになろう」という漫画を読んだ時に、デザイナーという職業があることを知ったんです。以来、デザイナーに対する漠然とした憧れはありました。高校の時にグラフィックデザインの授業があったんですが、そこで「グラフィックデザインって楽しいな」と思ったことから本格的にデザイナーを目指すようになりました。 グラフィックデザインのどんなところに興味をおぼえたんですか? 授業としては「ファッション

          【社員インタビュー】「コアバリュー」を掲げるデザイン会社って、なかなか無い

          渋谷のデザイン会社が、島根でビールをつくる理由 vol.4

          レベルフォーデザイン代表の清水です。 島根県益田市に高津川リバービア株式会社立ち上げ、クラフトビールの製造販売がスタートしました。6年前の関係人口創出プロジェクトの参加時からは、思いもよらない展開です。 私の大好きなスティーブジョブズのスピーチに、「connecting the dots(点と点をつなぐ)」、という言葉があります。それは「過去の経験や行動が、その時点では何につながるか分からなくても、未来で何かにつながると信じることが大切」という意味で、自分自身の判断や行い、

          渋谷のデザイン会社が、島根でビールをつくる理由 vol.4

          【社員インタビュー】多種多様過ぎてバランスが取れている会社

          まず、これまでのキャリアからお話しください。昔からデザインが好きだったのですか? はい、小さい頃から絵を描くことが好きでしたし、何かテーマがあって物を作ることが特に好きでした。ポスターの公募など、母が見つけてきて応募することも楽しかった思い出があります。 デザインの仕事をしようと思ったのはいつぐらいからでしたか? 小学校の3年生の時に運動会のパンフレットの表紙で自分が描いたものが選ばれたんです。それを周りの人たちに楽しんでもらえたり、使ってもらえたり、褒めてもらえたり

          【社員インタビュー】多種多様過ぎてバランスが取れている会社

          ChatGPTでコンセプト再現!どこまでオリジナルに近づけるか挑戦してみた

          こんにちは、デザイナーの熊谷です。 最近、社内でもAIツールを使う場面が増えており、私も「ChatGTP」やAIツールを複数同時に使える「ChatHub」などを試してみたのですが、以前よりも自然な文章やどのように調整・改善をしたのか教えてくれる便利さに驚きました。 特に、アイデア出しの段階では、AIが提供してくれる多様な視点に助けられています…! ただ、便利さを感じる一方で、「どうしてこんな回答になったの?」と疑問に思うこともあります。 そこで、AIをもっと使いこなすた

          ChatGPTでコンセプト再現!どこまでオリジナルに近づけるか挑戦してみた

          稲盛和夫さん、松下幸之助さんに学ぶ二泊三日の旅。

          こんにちは!レベルフォーデザイン、デザイナーの赤嶺です。 先月、会社の次期リーダー研修(NLC=Next Leaders’ Camp)で京都に行ってきました。L4Dの経営理念やコアバリューにも大きく影響している稲盛和夫さん・松下幸之助さんのライブラリーを訪れたので、そこで学んだことや感じたことをお伝えしていきたいと思います。 1日目:稲盛ライブラリー この経営理念は、稲盛和夫さんの創業した京セラの経営理念「全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、人類、社会の進歩発展に

          稲盛和夫さん、松下幸之助さんに学ぶ二泊三日の旅。

          「みんデザ」ってなんだ?会議(第1回)

          デザインの価値をもっと社会に広げたい!そんな想いから生まれた「みんなのデザイン進化論」プロジェクト。取り組みをより充実させていくため、定期的に振り返り(リフレクション)会を行い、その内容を発信していくことにしました。皆さんと一緒に試行錯誤していきたいと思います。 プロジェクトを始めた経緯 安土:まず、このプロジェクトを始めた経緯について振り返ってみたいと思います。 酒井:清水さんの「デザイナーであっても経営のことを理解しなければいけない」「デザイナーも、もっと上流=経営戦

          「みんデザ」ってなんだ?会議(第1回)

          【社員インタビュー】すべての挑戦を応援するクリエイティブ集団

          まず、これまでのキャリアについて教えてお話いただけますか? 私はデザイナーとしては異色で、中央大学文学部で教育学を専攻しました。 なぜ教育学を学ぼうと思ったんですか? もともと子どもがすごく好きだったんですが、高校の時に教育に興味を持って大学に入りました。一方で、小さい頃からモノをつくったり、絵を描いたり、デザインしたりすることも好きでした。 大学ではどのようなことを学びましたか? 教員養成よりも教育学そのものを学ぶ傾向が強い学部で、社会学や心理学など多角的に教育

          【社員インタビュー】すべての挑戦を応援するクリエイティブ集団

          渋谷のデザイン会社が、島根でビールをつくる理由 vol.3

          レベルフォーデザイン代表の清水です。 クラフトビールは1994年の酒税法改正により、小規模事業者がビール事業へ参入できるようになり、改正当時は地ビールという名称でブームとなりました。そして2017年頃から2度目となる流行の兆しの中で、ビール醸造にチャレンジを決意します。 2019年の準備段階で全国に270社程度の醸造所があり、毎年10%の伸び率という絶好のタイミングでもあり、「関係人口創出プロジェクト」参画から約1年。知識も技術も経験もない中で、いよいよクラフトビールづくりが

          渋谷のデザイン会社が、島根でビールをつくる理由 vol.3

          みんなで「共創」をデザインすれば幸せが生まれる。

          酒井:まず、出来上がったMIについてどう感じていらっしゃるかお話しいただけますか? 山原:私は、正直すごく意外でした。特に『Playful』という言葉をチョイスしたと聞いた時「そうきたか!」と思って、それだけ強い意志、本気で変わろうとしていると感じました。 阿部:世の中が大きく変化し、弊社の新社屋ができたタイミングで、根底にある企業理念は変えずに刷新できたことは本当に良かったと思っています。 当初は、CIの目的を「お客様のため」と考える部分が強かったのですが、それに留まら

          みんなで「共創」をデザインすれば幸せが生まれる。

          岡山蒜山 伝統工芸がま細工 プロジェクト 〈ZINE編〉 vol.2

          こんにちは! レベルフォーデザインでデザイナーをしている山下です。 「岡山の蒜山(ひるぜん)の伝統工芸がま細工プロジェクト」の第2弾です。 <第1弾はこちら!> 前回、がま細工を知ったきっかけ、興味をもった経緯などについてお話しましたが今回はがま細工振興会の方にお会いしに蒜山に行ってきたお話です。 私たちのためにがま細工振興会の数名の方が集まってくださいました。 今回はZINEを制作するにあたって最初にツアーで行っただけでは分からなかったことも多いので、もっと色々とお

          岡山蒜山 伝統工芸がま細工 プロジェクト 〈ZINE編〉 vol.2