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【社員インタビュー#7】笑顔があふれ心が成長できる場所

「みんなのデザイン進化論」の取り組みを立ち上げたレベルフォーデザイン(L4D)の社員へのインタビューをおこなう本連載。なぜ、デザインの道に進むことになったのか、L4Dに入社した動機やL4Dでの経験を経て「デザインの価値」をどのように感じているのか。ぶっちゃけて話していただきます。第6回は續田功太さん。実はイラストレーターとしての顔も持っています。そのイラストのタッチそのままにデザイン、イラストそしてL4Dについてチャーミングにお話しくださいました。(聞き手:酒井 章)


デザインに興味を持ったきっかけは何でしたか?

実は見栄(みえ)から始まっていまして。専門学校のときにイラストをメインで勉強していたのですが、友達から「イラストだけやっていれば楽だよね」ということを言われたことにカチンときて、デザインもできるところを見せたくなり、そこからどんどんはまっていきました。


なぜ、専門学校でイラストを学ぼうと思ったんですか?

小さい頃から好きだった絵本を読むことや絵を描くことを活かすことができるのはイラストレーターなのかな、と思いまして。学校ではイラストだけに集中していこうと思っていたところ、友人の一言からデザインもやりたくなって、結果的にデザイナーになりました。


当時学んだことで印象に残っていることは何ですか?

デザインにはもともと興味を持っておらず業界やデザイナーにも詳しくなかったので、逆に授業全部が刺激的でした。
特に印象に残っているのは、卒業制作の時に優柔不断な僕に対して「頭の中で考えるだけじゃなくて、どんどんアウトプットしないと進まない」と先生が厳しく叱ってくださったことです。
イラストの面では、中学生の時に使っていた英語の教科書の表紙を書いていたイラストレーターの方が偶然先生でしたので、その方のキメ細かなタッチにとても影響を受けました。


卒業して、最初のキャリアは?

最初はワインラベルをメインに制作するデザイン会社でした。その他には、新聞広告、飲料パッケージやイラストもやらせていただきました。


なぜその会社に入ろうと思ったんですか?

学校でデザインを学んでいく中で、興味を持ったパッケージデザインができるデザイン会社にいくつか応募して受かりました。


好きなイラストレーターは誰ですか?

前職の先輩方から教えていただいた安西水丸さんや高野文子さんとか好きでした。個人的にずっと好きなのは、ロドニー・グリーンブラットさんと「バムとケロ」シリーズの絵本を書いている島田ゆかさんです。学生のころは、ティム・バートンのダークファンタジーな世界もよく真似していました。


社会人としてデザイナーになって学んだことや印象に残ったことは何でしたか?

入社して最初の仕事が小さい地図のデザインだったのですが、文字を小さくすると読めなくなってしまったり、道路の上に文字を置いてはいけなかったり。自分は基礎的なことが全然できないということを痛感したのを覚えています。


プロのイラストレーターになって感じたことは何でしたか?

仕事で最初に描かせていただいたのは、健康冊子のストレッチコーナーのイラストだったのですが、実際に刷り上がりを見て、自分の憧れるイラストレーターさんとのクオリティの圧倒的な差に愕然としました。


その会社で一番印象に残っている仕事を教えてください。

新しいワインブランドのロゴとラベルをデザインしたことです。私がメインでやらせていただけることになったのですが、なかなかデザインが決まらなくて・・・
クライアントさんとも夜な夜な打ち合わせをしたり、自分で販売先に足を運んでインプットしたり、今までやってこなかったような表現にチャレンジしたりして、結果的にクライアントさんに気に入っていただけました。責任感や達成感という意味でも、とても印象に残ったお仕事でした。


その会社には何年ぐらい務めていたんですか?

7〜8年ぐらいだったと思います。


そこから転職しようと思った理由は何だったんですか?

年齢的にも30代になってきてキャリアを見直したいなと思いまして。より同世代の人と切磋琢磨し合える環境に行きたいということと、もっとイラストを活かしたい、自分の強みを活かしたいという気持ちから転職を決意しました。


L4Dを選んだ理由は何だったんですか?

今お話したように、同世代の方、若い世代の方が多く、社内で切磋琢磨するという僕の当時の目標に合っていたことです。また、WEBサイトに記載されているコアバリューを見て、大切にされていることが言語化されていることもL4Dを選択する理由になりました。


中でも自分が一番印象に残ったコアバリューは何でしたか?

ひとつは「プロ意識に徹しパーフェクトを目指そう」です。自分も前職から意識していたことだったので印象に残りました。もうひとつは「仲間のために行動しよう」です。それまで1人でデザインをすることが多かったので、改めて大切にしていきたいと思いました。


面接の時に印象に残っていることはありますか?

最終面接で清水さんから「デザイナーとしてのしっかりしたキャリアがあって実力もあるので、うちで活躍できると思うし、ぜひ一緒にやりたい」という、社長ご本人の声が聞けたのはすごく嬉しかったですね。
1次面接の時は、リーダーの方が面接してくださったのですが、机が絶妙な距離で(笑)、ポートフォリオをお見せする時に僕が立たないと説明できないような状況だったんですよ。するとリーダーの方が僕と一緒に立って最後まで話を聞いてくださったんです。誠実さというか、一所懸命聞いてくださる姿勢がすごく印象に残っています。


L4Dに入ってからは、どのような仕事をして来ましたか?

私が所属する第一クリエイティブがメインとしている地域ブランディングの仕事をメインとしながら、パッケージからロゴ、WEB、イラストまで幅広くやらせていただいています。


ひとつ印象に残っている仕事を挙げるとしたら?

最近の仕事ですが、愛媛県鬼北町のジビエのペットフードブランドをやらせていただいたことです。入社して初めてコンセプトワークから考えてグラフィックまで、チームのメンバーとリーダーに支えていただきながら一貫してできたのはすごく記憶に残っています。


実際にL4Dに入社してみて、仕事のやり方とか会社の雰囲気などどのように感じましたか?

今までも頑張ってきたつもりだったので、デザイナーとして少しは通用するかなと思っていたのですが、まったく通用しなくて(笑)。自分のレベルの低さをすごく感じました。あとはチームや社内全体で高め合っていける環境があることと、笑顔が多いことが印象に残っています。


L4Dに入社して、デザインに対する考え方や向き合い方の変化はありましたか?

デザインをする上での様々な視点が養われて来たと感じています。たとえばパッケージひとつ作るにしても、効率性や展開しやすさなど、何を優先すべきかクライアントさんの視点から考えることができるようになって来たと思います。


イラストについての考え方も変わりましたか?

クライアントのビジョンを表現するイラストを立体感のある細かなタッチで描かせていただくことがあるのですが、最初はできないと思っていた表現もやっていくうちにできるようになっています。改めてイラストに対する自分の幅を制限してしまっていたことを感じました。


これからやってみたいことや学んでみたいことはありますか?

ひとつはディレクションのスキルです。コンセプト作りやコミュニケーション全体の設計をするスキルなどをもっと強化していきたいと感じています。また、若いメンバーが増えて来ているので、育成の部分もできるようになっていきたいです。個人的には、最近絵本のスクールに通い始めました。絵本を3年以内に出版する目標で頑張っています。


良いですね!L4Dは「ブランディングデザイン」を標ぼうしていますが、續田さんにとって「ブランディング」とは何ですか?

「魅力をわかりやすく表現して再認識できるようにすること」です。
私たちがブランディングデザインを行うことでクライアントさんが自分たちの会社や事業をもっと好きになってもらえることが、何よりも大切なことだと思います。最近感じていることなのですが、何かに夢中になっている人や、自分に自信のある人の周りに自然と人が集まってくるんですよね。
それはブランディングにも言えるのではないでしょうか。ブランディングの力でクライアントさんがクライアントさん自身を好きになれるよう頑張りたいです。


續田さんにとって「デザイン」とは何ですか?

これ、すごく考えちゃったんですけれど・・・「心を動かすこと」だと思いました。
ただの情報だったものを、アイデアや細かな作り込みなど様々な過程を通して人の心を動かすような形にすることがデザインであり、とても大切なことだと感じています。


どういうイラストレーターになりたいですか?

改めて絵本を学びながら感じるのは、難しいことをわかりやすく伝えてワクワクさせるようなイラストが魅力的だということと、そんなイラストを描けるようになりたいと思っています。


デザインをする上で、イラストレーターをやっていることの影響はありますか?

デザインをする時も、あえて手で描いたものを取り入れたり、オリジナルのテクスチャーを作ったり、影の付け方や配色、立体感の表現をしたりすることができるのは、イラストをやってきたからこその表現方法だと思っています。


最後に。續田さんにとってL4Dとはどういう会社ですか?

「心が成長できる場所」です。デザイナーとしてまったく初めてのことを経験できる機会が多い会社だと感じていまして。だからこそ、様々な経験を通して私自身、少しずつ心(精神的)が成長していることをこの3年間で感じています。
またL4Dは、「笑顔」というキーワードを大切にしています。常に笑顔でいることって心が強い人でなければできないことなのかな、と感じています。仲間やクライアントさんが不安にならないように、トラブルが起きても笑顔でいられるように意識することで自ずと心も成長できる場所だと思います。


⚫︎この記事の話し手
續田 功太(つづきだ こうた)/  FUFFURA(フッフラ) / L4D / デザイナー
1989年生まれ、東京都出身。やさしく!つよく!わくわく!を大切にクリエイティブ制作に取り組む。イラストレーターとしては、絵本出版を目標に日々修行中。
Facebook:https://www.facebook.com/kota.tsuzukida
Instagram:fuffura



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