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パラレルキャリア3つの誤解(最新版)

キャリアの危機をパラレルキャリアに救われた私は、全ての会社で働く人にパラレルキャリアを勧めたい!と思いますが、働く子育て世代のコミュニティでこのテーマのイベントをしてもとっても反応が薄いんです、、

話してみると、多くの人の考えるパラレルキャリアに対する誤解があるのでは?と気づいてきたので書いてみました!

誤解1 スキルがないといけない

副業は「得意なことをせよ」と聞いたことはありませんか?例えば、本業が経理の仕事なら経理代行など、人事ならキャリアカウンセリングなど。もちろん、得意なことをやっても良いのです。でも、「私はスキルなんてないし。。」そう思わなくても大丈夫!むしろ、「スキルを活かさなきゃ!」というこの固定概念に縛られないでいる方が面白いチャンスが舞い降りるかもしれません!

パラレルキャリアとしてボードゲーム製作中、本業は研究職のワーママEさんが言うには・・

「ゲームづくりなんて経験はありませんでした。自分ができないことでも大丈夫なのです。できる人を仲間にするとよいのだから。」

彼女は「ボードゲーム作りのノウハウ」が必要となったので、ボードゲームを作れる仲間を集めました。それによって、ひとりで活動されていた時より、交友関係もグンと広がり、仲間と一緒に生き生きと活動されています。

誤解2 好きなことを見つけなければいけない

どうせやるなら自分の好きなことや、思い入れのあることをしたいですね!でも、その前に「好きなことを探さなきゃ」と、自己分析やカウンセリングを受けるのは本末転倒!筋の悪いやり方です。なぜならば、なんかわからないけれどふみだしてみると、好きなことが見つかるから!

本業の事務系正社員の傍ら、レースのマスクや雑貨を製造販売しているワーキングマザーSさんの言葉。

「たまたま義実家の商売でレースの端切れが余っていたから、レースでマスクを作ることにした」

彼女は初めからレース小物ラブ❤️だったわけではありません。義実家のお商売という、偶然の環境を利用して、続けていく中で愛着がわき、今では、出産予定日の数日前にインスタライブをされるほど情熱を持って、副業をされています。

偶然の状況からピンと来ることをやってみる。そうすると、パラレルキャリアへいろんなトライをやっていく過程から好きなことが見つかるのです!


誤解3 ひとつに集中しないといけない

最大の誤解がこれでしょう。
「パラレルキャリア」この言葉を提唱したドラッカーは「本業を持ちながら、第二のキャリアを築くこと」と言っています。第二のキャリアを作るぞ!
そう思うと、すごく調査して、慎重に計画して、さあやってみると全然うまく行かない。。
なぜならば、あなたの始める最初の計画がパラレルキャリアになることは非常に稀だから

実はこれも経営学で証明されています。一つのゴールだけを見て事業をつくる。(コーゼーションという理論)これがやりやすかったのは、少し前の時代です。洗濯機がない、食器洗浄機がない、といった、まだまだ生活する上でのに不便が多かった時代です。

そんな「不便」のない今、一つのゴールだけを目指して事業を成功させている会社は滅多にありません。なので、今の時代は、興味やピンと来たことからまずは始める。そして、ゴールを固定するのではなく、いろんなチャンスを柔軟に活用しながら、自分なりのゴールをやりながら作っていくことが大切です。

これは「エフェクチュエーション」という、近年新規事業開発で注目されている理論です。こちらでお話しました‼️




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