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書くことを楽しむためのマガジン

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書くことを楽しく続けるためのヒントを集めたマガジン。 書くことに疲れたらここでひとやすみ。
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言語化力をつけたいなら、「勉強になります」「素敵ですね」をやめよう

自分が思っていることを 的確に言葉にできる様になりたいなら、 SNSの投稿やブログ、ライブ配信、 オンラインのセミナーなどで 「コメントをする」のは 良い練習になる。 「勉強になります」「素敵です」では、なにも伝わらない。 コメントで書きがちな言葉 「勉強になります」「素敵ですね」 残念ながら、それだけでは なに一つ伝わらない。 なぜなら、 その投稿やセミナーなどを、 見ていなくても聞いていなくても、 誰でも書ける言葉だから。 つまり、「なにも考えていないのと同じ

発信が苦手、自己表現できないのは、圧倒的に「〇〇された経験」が足りないから

ビジネスにおいて 「苦手」や 「わかっているけどできない」ことって、 たいていは単なる手段なので、 手段の先にある目的やゴールが 「どうしても叶えたい」 「やらないとやばい」 と切迫感や熱い熱量があると、 「苦手ぇ」 「怖いんですぅ」 「やりたくなーい」 なんて気持ちが吹っ飛ぶ。 SNSやブログの発信なんてまさにそれで 発信自体が目的ではなく、 単なる手段。 その先に 「どうしても叶えたいことがある」か 「どうしても伝えたいことがある」 なら、 発信が苦手とかめんどく

【1年間の自分がパッと見える】記録が楽しい。

❶ジブン年間表をつくるずっと、1年という単位で、自分が何をしていたのか【パッとみて分かる表】が欲しかったんです。 しかも、コンパクトなサイズで 色んな項目が見られるようなものを。 既製品を買おうと探したのですが、 ピッタリくるのがなかなか無くて…。 自分で作りました(またか) まぁ、年間スケジュールを たくさん並べただけの表なんですが。 ❷この表のいい点ズバリ! 一年を通して、自分のやっていることが見える点です。 具体的には、 ▶︎【気分】なら、 この時期が

毎日投稿の悩み―書く技術は向上しているのか

わたしは、今年の4月から毎日書くようになりました。 まるで人が変わったように来る日も来る日も書き続け、今日に至るまで250日と少し、途切れずに書いています。 いつも毎日投稿のハッシュタグをつけて出しているからか、わたしのnoteのページは、「今日のあなたに」の列のすぐ下に、「毎日投稿」に関する記事が並びます。 やっぱり毎日書いていると、同じように毎日書いている人が、書くことについてどんなことを書いているのかが気になります。継続のコツだったり、書く理由や、書く上での悩み。

言葉を「知っている」と「伝わる」の間の高い壁の乗り越え方

知っている「言葉」は多いのに、 いざ文章を書こうとすると うまく表現できない。 なぜなら… 「言葉」は使いこなせないと 意味がないから。 「言葉を覚える」だけじゃダメな理由好きな作家の本を読んで 新しい「言葉」や ステキな「表現」に出会うと うれしくなる。 でも… 実際に使ってみようと思うと、 「言葉」がうまく出てこない。 なぜだろう? 実際、仕事では こんなエピソードも。 それは、単に 「知っている」だけで 「使いこなせていない」から。 「使いこなす」ってど

凡人が原稿に集中するための9つの必勝法

原稿を進めるコツは、なによりもまず「自分は意志が弱い」と認めることです。 パソコンをおもむろに開いて、原稿をさらさらと3時間書き進めて「ふーむ、今日はざっと1万字か、やれやれ」みたいな人はいません。村上春樹しかいません。 だいたいの人は、パソコンを開くとまずツイッターかフェイスブックに直行して1時間ほどウダウダし、「はぁあ、原稿やんなきゃあ」とのたうち回った挙げ句、1行進んでは1行消し…とやっているうちにイヤになり、またSNS地獄にハマる、というのが相場となっております。

文章は「ヘタ」なほうがいい

生まれもって、文章がうまい人は別にして 「うまく書けない」 悩んでる人は多いと思う。 ぼくも出版社に入ったばかりの 若手の頃は 先輩の文章力に圧倒されるばかりで 思うように表現できないのが、 大きなコンプレックスでした。 noteで文章を書いてるあなたなら 「もっとうまくなりたい」 そんな気持ちになったことが 一度や二度… あるかもしれません。 ある日、先輩に言われた 手厳しい一言で 気づいたんです。 小手先のテクニックに ばかり頼ろうとした 自分が恥ずかしくなりま

フォロワー8万人のTwitterアカウントを削除しようと思ったワケ

「そろそろTwitterの アカウント削除しようかな」 と、思ったのは自分の片づけ発信アカウントが、もともと自分のためにつくったものだったから。 誰かのためじゃない。 このアカウントは、自分のため「だけ」につくったアカウントだった。 ▼私のアカウント 私さー、元々ものすっごいゴミ屋敷に住んでたんだよね。モノがミルフィーユみたいに層になってて、歩くと下の方でパキって音がしてた(多分CDが割れた)。 モノが多すぎてお茶のみたくても台所までの道のりがSASUKE☆ファ

なぜあなたの文章は読まれないのか

「9人」。 これ、私が初めて書いたnoteの閲覧数。 掲載してからもう3日も経ってんだよ? 3日も経ってこれ? というかこの9人の閲覧数って、絶対に私の閲覧数も入ってるでしょ。だとしたらもう読んでくれた人って実質3人とかなのでは。 あまりに辛くてもうそのnoteのアカウントは更新してないんだけど、私この時、本気で考えた。 「なんで私のnoteは読まれないのか?」 9人という数字があまりにショックでちょっと本気出して考えた。 水曜日の夜。 仕事終わってお風呂入って

「自分の文章の売りってなに?」が一発でわかる方法を編み出した

「なんでも書けます!」っていうライターよりも「相続関係の記事ならまかせてください」「論理的な文章が得意です」「人を笑わせる面白い記事を書きます」みたいに、尖らせた方が仕事に結びつきやすいとはよく聞く話。 でもさ、自分の文章の売りってなに?ってぐるぐる考えて行き詰ってしまうことあるよね。 とくに、自己肯定感が低めの人(わたしのことですっ!)ほど、自分のアピールポイントをことばにするって難しい。 そもそも自分の強みを客観視するっていうのがなかなかできないし、「これかな?」っ

格好つけた文章より「素直な文章」が心に”グッ”と来る

ついつい… カッコつけたくなるのが 人間ってもの。 しばじゅんだって 「あの人、カッコイイ」 って思われたい。 だけど文章書く時は、 気を付けて。 難しい言葉や 堅苦しい表現が続くと 読者は引いちゃう。 例えば、 「本日は貴重なお時間を頂戴し、誠にありがとうございます。本noteでは『効果的なコミュニケーションライティング戦略』について詳細に解説させていただきます」 うわっ。固すぎ! こう書くと、どう? 「いつも読んでくれてありがとう!『伝わる文章の書き方』につ

【なるべく意識を低く保て】 書けないと悩む人のための、原稿の書き方 : 〜雑誌原稿を実例に〜

この記事は、執筆業を15年(専業5年/副業10年)ほど続けている人間が、どのように原稿を書いているかを解説する、執筆メイキング記事です。 私が2年、寄稿していた『本の雑誌』新刊レビュー原稿を例として、初稿から完成稿までどのようにバージョンを重ねているか、説明します。 ◆【前置き】この記事を書いた背景◇想定読者 想定読者は、「原稿をなかなか書き出せない人」「原稿を書くのに時間がかかる人」「原稿を思うように書けずに苦悶している人」です。 ◇きっかけ もともと本稿は、執筆

デザイナーが考える『読みやすい』noteの書き方

こんにちは!株式会社Rabeeのデザイナーのakaneです🐏 今日は、私がnoteを執筆するときに意識しているポイントを書いてみます。誰でも・いつでも・すぐに再現できるよう紹介していくので、ぜひご活用ください🕺 ちなみに、普段はこんなnoteを投稿しています👇 今回のnoteでは、とくに「noteの書き方」にフォーカスしていますが、テキストコミュニケーションを考察した以下のsakinoさんのnoteにも影響を受けています。 はじめに突然ですが、以下のnoteはどちらが

読みやすい文章を書くコツ。私が気をつけている7つのポイント

今日はクリスマス。そんな巷の華々しさをよそに、うちの会社では編集のピークの時期を迎えている。 私は、会社では専門誌の編集を担当している。毎年この時期は提出された原稿を校正し、入稿できる状態まで仕上げていくため、忙しい。 「ライターさん」に原稿を依頼しているわけではないので、クオリティはさまざま。文章がそれほど得意ではない人も書いているし、かといって専門的な内容なので外注も難しい。 文章に正解はない。しかし、読まれる文章を考えると、気をつけるべきポイントはある。 私も自