めけめけの徒然なるままにアンチテーゼ

品行方正品性下劣な何か書いています。やたらと書いています。物語とかそんなものを。 めけめけの由来 フランス語の「Mais, qu'est-ce que c'est?」(メケスクセ、「だけどそれがどうしたの?」の意)を訛って「Méqué méqué?」(メケメケ)と発音。

めけめけの徒然なるままにアンチテーゼ

品行方正品性下劣な何か書いています。やたらと書いています。物語とかそんなものを。 めけめけの由来 フランス語の「Mais, qu'est-ce que c'est?」(メケスクセ、「だけどそれがどうしたの?」の意)を訛って「Méqué méqué?」(メケメケ)と発音。

マガジン

  • 震える心、揺れる心

    心を動かすことはできないかもしれないけれど、震えさせたり、揺れさせたりできるのなら、僕はそれをしよう

  • 徒然なるまにまに

    なんとなく思いついたこと、思い至ったこと、思いにふけったことなどを つらつらと書きしるし、書きのこし、書きつけた何か

  • 心の解体新書~人はなぜ幽霊を怖がり、モノマネで笑えるのか

    神田の居酒屋で出た話題――人はなぜ幽霊を怖がるのか、なぜモノマネで笑えるのかという話しで盛り上がり、ちょうど心のメカニズムを解き明かす作業に行き詰っていた筆者がこれは面白いとマガジンにして心のメカニズムと恐怖、笑いについて書き綴る思考メモです。

  • 【往復書簡】人のハナシ聞いてる?

    • 19本

    人の話を聞くのが大好きな”めけ”と”ねる”が、あまり話を聞かずに好きなことをおしゃべりする、お手紙マガジン。

  • 【老前コラム】老いてなお、気骨ある者になるために

    老いるということをいろいろ考えるマガジンです

最近の記事

【老前コラム】こむら返りに悶絶する57歳

 若いころはよくあった。  一応運動部には所属していたし、こむら返り――いわゆる足がつるという現象は、学生の頃に何度も味わった。気温の変化が激しい時やウォーミングアップが不足しているときにそれは起きる。  変な力の入れ方をしたという感覚から「あっ、くる!」ってなって痛みが襲ってくる。足が反り返り筋肉が痛くてとっさに足を正常な位置に戻すのだけれども、間に合わないときはその後もしばらく痛みが残るあれだ。  思春期には非常に多く、もっともひどかったのは高校生の時、夏に雨が多い年に

    • 小説投稿サイトを整理する日記⑤ワクワクとげんなりの読み返しの繰り返し

       10年以上、こうして物語を紡いでいる。  書き始めの頃はいろいろと稚拙な部分や文章の書き方、作法に問題があるままに書き続け、経験を積んである程度してくると、過去に書いた直すべきところについて、考えなければならない。  自分の失敗に向き合うには途方もない労力が必要だ。正直誰かに変わってもらいたいと思うこともある。自分の場合は特に短編、中長編を書き散らかし、いろいろな投稿サイトにアップしているのもそうなのだが、手元の元データもあまり整理ができていない。  特に短編は厄介で、

      • 小説投稿サイトを整理する日記④短編集『四季狂い』春の章をアップ!

         NOVEL DAYSに投稿サイトをまとめようという試み。前回は“手直しをする作品、短編集の再編を行って計画を練り直そう”ということになったのですが、いろいろ考えてまず一つ目、四季を扱った12篇をそろえてみたら面白いかもと思いつき、本日アップしました。  題して短編集『四季狂い』  春夏秋冬3月から2月を4つの季節に分けた12篇はすべて過去に書いた短編を手直ししてアップしていきます。  今回は春の章となり、3月のエピソードとして『春の悪戯』をかわきりに4月『猫耳女子高生』

        • 今夜のYouTubeLive「めけラヂオ」は? 第572回めけラヂオReMix~vol.123

           毎週日曜、夜9時30分から配信しております「めけラヂオ」  2012年からの配信になるので、もう12年です。スタートはUstreamという配信サービスでした。  基本的なスタンスはずっと変わらず、サブカル系のおしゃべり番組。  場合によって2~3しか紹介できないこともありますが、パーソナリティの気分とノリで、話が脱線したり、熱くなりすぎたりと、まぁ、自由にやらせてもらっています。  僕の担当トピックスはnoteでコラムを書いている老いの話とレビューを書いた映画『ヴェノ

        マガジン

        • 震える心、揺れる心
          37本
        • 徒然なるまにまに
          19本
        • 心の解体新書~人はなぜ幽霊を怖がり、モノマネで笑えるのか
          26本
        • 【往復書簡】人のハナシ聞いてる?
          19本
        • 【老前コラム】老いてなお、気骨ある者になるために
          10本
        • めけラヂオ配信後記
          18本

        記事

          小さいとちっちゃいとどっちが大きいのだろうか

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          小説投稿サイトを整理する日記③短編集をどうするか悩む

           エブリスタに書いていた完成品のブラッシュアップ『オートマタ・クロニクル~人形師ダミアンの事件簿』がようやく完成しました。  エブリスタのトップページはこちらです。  ここからまた少し寝かしてもう一度読み直してからこれを「NOVEL DAYS」に引っ越しするつもりでいたのですが、それはそれでなかなかカロリーのかかる作業だなぁと。 これはイメージ画像  一方、引っ越し一作目の『降魔一郎の東方異聞録』はおおむね作業が終わりました。  合わせて書きおろし中の作品『猫目尼僧』

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          『ヴェノム ザ・ラスト・ダンス』はSSUを救えるのか? ネタバレ映画レヴュー

           11月1日より公開になったソニーズ・スパイダーマン・ユニバース(SSU)の5作目、ヴェノムの3作目にして最後の作品、『ヴェノム ザ・ラスト・ダンス』を観てまいりました。  正直、期待値は最近のアメコミ作品の中でそれほど高くありませんでした。それについては、以下のような理由があります。 スパイダーマン抜きでのヴェノムにあまり興味がない SSUの方向性がここまではっきり示されていない 前作『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』がいまひとつ シリーズ前作『マダム・

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          思い出すのが記憶、思い返すのが記録、思い起こすのは追憶、思い煩うのは憶測。 人の記憶とはなんとも不思議である。思い出せないことも、思い出してしまうこともある。必要なものほど取り出しにくく、いらないものが散らかっている。

          思い出すのが記憶、思い返すのが記録、思い起こすのは追憶、思い煩うのは憶測。 人の記憶とはなんとも不思議である。思い出せないことも、思い出してしまうこともある。必要なものほど取り出しにくく、いらないものが散らかっている。

          みんな、記録ってどうしてる?

           以前こんな記事を書きました。 記憶ってどうしてる?  記憶術ではなくて、゛人間の脳には意識的に何かを記憶するってことと、無意識、視野にはいったものをうっすらと記憶する機能が常に働いています” とか゛「酒で記憶をなくす」ではなく、記憶をしていない”とか  いわゆる脳が記憶するとはどういうことなのか、それを引き出すとはどういうことなのかなど、脳科学的なアプローチを借りて僕はどうなのかというお話をしました。  僕は毎日のように文章を書いているし、それよりもはるかに多い割合で

          1時間という距離への感謝~西葛西カラオケ居酒屋笑じろーの話

           時折noteで話題に挙げている僕の近所にあるカラオケ居酒屋の話をしましょう。  今月18周年の迎えたこの店は西葛西駅北口から徒歩7分くらい。小島団地の一階部分に並ぶ商店の中のひとつです。(トップ画像は昨年17周年のもの)  この落ち着いた雰囲気の店内は本当に居心地がいい。実はこのお店、以前はお蕎麦屋さんだったのですが、内装を一部改装してこの形になっています。僕は大体一人で行くのでカウンター席に座って常連さんと一緒に呑むか、或いは初めて来店したおひとり様のエスコート? を

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          消えた電話ボックスのおはなし

           ここ数年間の間で、公衆電話ボックスを利用したことがある人がどれだけいるだろうか?  最後に使ったのは東日本大震災のとき、帰宅難民となった僕は駅前に設置された公衆電話に30分ほど並び、会社や家や実家に電話をした。  結局つながったのは実家だけだった。  おそらくほとんどの人がそのレベルで公衆電話を使っていないと思う。  実際、自分の住んでいる街のどこに公衆電話が設置されているかを言える人はほとんどいないと思う。実際その数は全国で10万台あるかどうかだ。  25年間で9

          小説を書くきっかけとは何だったろうか

           この本に出合っていなかったら、この登場人物に出会ってなかったら、或いはこの作家に出会っていなかったら、自分で小説を書こうなどとは思わなかっただろう。  そういうエピソードは世の中にどれだけあるのだろうか。  自分もその中の一人である。  小学生か中学生の時に読んだエドガー・アラン・ポオの『モルグ街の殺人事件』で優れた洞察力を持つ素人探偵に名推理とあまりに意外な犯人に度肝を抜かれた。  そしてフリーマーケットで買って読んだジョン・W・キャンベルのSF小説『影が行く』の児

          小説を書くきっかけとは何だったろうか

          アガサ オール・アロングがあまりに面白すぎて、関連作品を紹介していたらそれらをまた観たくなり……ミイラ取りがミイラになるってやつですかね。明日のめけラヂオでもがっつり紹介します。明日夜9時30分ライブ配信です! https://www.youtube.com/live/9OjoR0gmPro?si=CX9HhkqujhQuksbC

          アガサ オール・アロングがあまりに面白すぎて、関連作品を紹介していたらそれらをまた観たくなり……ミイラ取りがミイラになるってやつですかね。明日のめけラヂオでもがっつり紹介します。明日夜9時30分ライブ配信です! https://www.youtube.com/live/9OjoR0gmPro?si=CX9HhkqujhQuksbC

          すべてアガサの仕業『アガサ オール・アロング』を100倍楽しむ方法

           魔女というのは、僕が執筆をするうえでとても重要な存在。それをキャラクターと言ってしまえば、東映アニメーションの魔法少女シリーズや日本でも大人気だった海外シッドコムドラマ『奥様は魔女』が思い浮かぶ。  もちろんディズニー作品には意地悪な魔女たち、「眠れる森の美女」のマレフィセントが単独の映画になるくらいなので、多くの人が魔女を愛し、魔女を畏れていると言える。  スタジオジブリが制作した『魔女の宅急便』は宮崎駿はどんだけ少女が好きなんだという作品で特に女性から多くの支持を受

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          小説投稿サイトを整理する日記③現実逃避は疲れた脳を癒すのか

           仕事で23ページ分のシステム操作マニュアルを作成しつつ、小説投稿サイトの引っ越しやら、過去作品の書き直しなどをここのところコンを詰めてやっていたのだけれども。  いよいよ脳が疲れ果ててしまった。  果たして僕はどれだけの文字を眺めていたのだろうか。  近所の居酒屋に自分の作品を置かせてもあっています。  こうした作品はストックの中から、適当な長さのものを選んで、A4用紙8つ折りで約1800文字くらいで1冊になります。いい感じに収めるのにはそれなりに工夫も必要でもとの

          小説投稿サイトを整理する日記③現実逃避は疲れた脳を癒すのか

          小説投稿サイトを整理する日記②過去の完結長編作品と校正と取捨選択

           前回、基本方針を打ち立てて小説投稿サイトを整理することを決めたものの、文字通り悪戦苦闘している。  物書きのはしのはし、はしくれというにもほど遠い拙い文章力で書いた長編の手直しって、とてつもない労力がいる。それでもまだ、手が付けやすいものからやっているつもりなのだが、心が折れそうな気分と、作品が少しでも読みやすくなることとへの希望のバランスは決してよくはない。  たまたまエブリスタで長編の応募が重なり、2作品ほど応募している。一つは完結しているけれども、壮大な物語でいえ

          小説投稿サイトを整理する日記②過去の完結長編作品と校正と取捨選択