【心の解体新書】12.人は幽霊のモノマネを怖がるのか~大衆文化と物真似とプロレス愛
古代から人は自然現象、鳥の鳴き声や獣の鳴き声、その所作も含めていろいろなことを真似て他人に伝えるということをしていただろうことは容易に想像できる。あるものは真似をし、あるものは絵にかき、あるものは偶像を作る。その中でも物真似は神話。逸話を広く人々に伝えるためになされ、それがひとつの文化・芸術になっていっただろうことは祭りや演劇などに見ることができる。
大衆文化においては江戸時代にはそうした伝統的な舞踏とは別に浮世真似なる今でいう物真似芸人が人々を楽しませていた。また子供の