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小説投稿サイトを整理する日記④短編集『四季狂い』春の章をアップ!

 NOVEL DAYSに投稿サイトをまとめようという試み。前回は“手直しをする作品、短編集の再編を行って計画を練り直そう”ということになったのですが、いろいろ考えてまず一つ目、四季を扱った12篇をそろえてみたら面白いかもと思いつき、本日アップしました。

 題して短編集『四季狂い』

短編集『四季狂い』 

 春夏秋冬3月から2月を4つの季節に分けた12篇はすべて過去に書いた短編を手直ししてアップしていきます。
 今回は春の章となり、3月のエピソードとして『春の悪戯』をかわきりに4月『猫耳女子高生』5月『この指とまれ!』の3本を本日アップしました。

『春の悪戯~狂い咲きの巻』は三人の男女の物語。それぞれの視点で一話一話描いていき、最後にそれらが交じり合ったとき……という作品になっております。
 和歌を取り入れて(かなり自由ななんちゃって和歌)情景を歌にしております。少しばかり早く咲いた桜。春の悪戯が三人の運命をあらぬ方向へと誘います。
 二つ目、4月の物語は女子高生を主人公にした『猫耳女子高生for beautiful nyan-nyan life』というポップな作品。ある朝目覚めたら女子高生の頭にネコの耳が生えていて……というお話。カフカの『変身』ほど社会的でも風刺でもありませんが、思春期の女子の視点ってこんな感じなのかなぁと僕なりに、女子高生になりきって? 書いてみました。この作品はnoteにも掲載しています。

 そして5月は『この指とまれ!』。主人公のサラリーマンが通勤電車の中で見かけた不思議な女性を追いかけるお話。その女子は指をあらぬところに突っ込んでいた……。この物語はエンディングが二通りあります。ハッピーエンドとバッドエンド。こういう書き方はいささか反則ではありますが、短編だからこその実験的作品です。

 このあと夏、秋、冬と9篇アップして年内の作業を終わりにしようかと思っています。

 しかしそれにしても寒いですね。明日東京の最高気温は9度らしく、天気もあいにくの雨、冷たい雨だそうです。今夜我が家の夕飯はお鍋にしましたが、明日は行きつけの居酒屋で焼酎のお湯割りかなぁ。

これは炭酸に梅干し入り

 日本は四季が豊かでというのは過去の話かもしれませんね。猛暑に季節外れの冬将軍? 春とか秋を感じることができないような感じしませんか?

 でもだからこそと思いました。四季をちょっと違った視点で描いた作品を並べて、僕なりの季節の機微をご紹介出来たらなぁと思います。
 次は夏の章。選定に結構悩んだのですが8月はお墓参り、9月には月を題材にした物語があったのですぐに決まったのですが、7月に悩みました。どんな作品を選んだかは次回のお楽しみということで!


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