「近所を散歩しましょう」コロナ自粛による運動不足な高齢者へのアドバイス
コロナで自粛する生活になり、
外出の機会が極端に減り、
運動不足がさらに筋肉が細くなり、
出来ていたことが しんどくなり、
なんか病気があるんじゃないか、
このご時世、あちこち病院も行きにくいし、
どうしよう、怖い、不安。。。
きっとこういう方も いらっしゃると思います。
本格足揉み屋であり健康管理士でもある私が
普段アドバイスしていることのひとつを紹介します。
今日は
「高齢の方へ無理のない歩き方で、
近所をぐるぐる歩くこと」
をアドバイスします。
動けそうな一人暮らしの高齢者や
年配のお父さんお母さんに教えてあげてくださいね。
歩くことがいいのはなぜ?
筋肉って、とても大事な役割があって、
それは 「血を流すためのポンプ」です。
人間は 血が流れないと 生きてはいけませんよね。
血が流れないと、精神にもかなり影響します。
心が後ろへ後ろへ行ってしまうのです。
もちろん、血が流れないと、
体の機能が役目を果たしにくくなり、
連携できなくなり、調子が悪くなり、
病気になります。
でも、筋肉って、
1日寝込んで減った筋肉を 取り戻すのに 3日かかる
とも言われています。
だからといって、高齢で 普段動いていない方に
激しい筋トレを進めることはしませんよ。
歩く前の準備
1、まず、部屋の中で立ってみましょう。
足で立つだけで、
足の裏の反射区を刺激することになります。
それは、体の各部位を動かすスイッチを
押していることになります。
おっと、体の部位が動く前に、
反射区はすでに「脳を刺激」していますよ。
脳が刺激されるということは、
認知症などになりにくいですね。
2、その場で、腕を後ろに振ってみましょう。
腕を伸ばして、後ろに頑張って振ります。
ゆっくりでいいですが、振り子のように、
真後ろに振ります。
そうすると、胸がだんだん開いてきます。
肺が動きやすくなり、
呼吸が楽になっていきます。
肩が上がらないように意識しながら、
後ろに振ります。
だんだん頭が上がってきて、
姿勢が良く、若々しくなりますね。
3、その場で足踏みしましょう。
足の筋力がどのくらいあるかのチェックにもなります。
いきなり歩くのではなく 少し足もほぐしてから、
外に出ましょうね。
歩くとさらに足の反射区を刺激できます。
筋力が不安なら、何かに掴まりながらでも、
足を動かして、体重移動ができるといいですね。
外に出て歩けそうなら、散歩しましょう。
散歩の仕方
1、水を飲み、水を少し持ちましょう。
出かける前に、お水を少し飲んでください。
そして、小さなペットボトルなどに少し水を入れて
ポシェットなどで持っていきます。
2、コースを考えましょう。
外の空気を吸うと気持ちが良いので、
たくさん遠くまで歩ける気がするかもしれません。
でも、その気持ちを少し抑えてください。
遠くまで行くと、
途中で疲れたらすぐに家に帰れません。
ですから、家の近所をぐるっと回るルートにしましょう。
1周でも2、3周でも、ご自分の調子をみながら歩いてください。
人ごみはもちろん避けましょう。
喉が渇いたら、お水を飲みましょう。
●良い歩き方
これだけ頭に入れてください。
「大股、後ろ足、後ろの手」
大股で歩く?
ゆっくりでいいので、大股で歩くと、
股関節が大きく動き、
かかとから指まで順番に
地面を押す歩き方になります。
逆に小股ですと、ペンギン歩きのように、
足裏全体が一度に着地するので、
足の裏の筋肉が伸び縮みしません。
大股歩きの良い点はもう一つあります。
足首の動きが ふくらはぎや太ももの筋肉を
良く動くようにするので、
筋肉が伸び縮みをし、
足の血を体の方へグングンあげることができます。
血を体に上げると、また勝手に
血が足に下がってきますから、また上げます。
どんどん血の流れが良くなり、
全身にくまなく流れていくので、
体が軽くなります。
後ろ足とは?
頑張って歩こうとすると、
足を前に前に頑張って出して、前のめりになるので、
姿勢が悪く、呼吸も筋肉もうまく使えていません。
後ろ足をなるべく突っ張って、太ももの後ろを伸ばす。
腰を押す感じがなんとなくできればいいです。
そしたら、お尻が後ろに出っ張った腰の曲がった歩き方にはなりませんよ。
後ろの手も とても大事です。
肘を伸ばして、真後ろに振ります。
恥ずかしがらずにやってみましょう。
猫背や巻き肩で胸筋が縮んだ人も、
意識して真後ろに振りましょう。
視線も上げましょう。
ほら、呼吸が楽になりますね。
とても姿勢が良く、若々しくみられる上に、
上半身も下半身もかなりの運動量をしています。
ゆっくりでいいので「大股、後ろ足、後ろの手」の動きが
できるようにしてみましょう。
かなりの全身運動になりますので、
時間は5分か10分でも十分な方も多いです。
何十分も歩かなくていいですよ。
無理をしないことが一番です。
少し体力がついてきたなら、
少し歩く時間を増やしたり、
少し速く歩くといいでしょう。
杖を突く場合
杖を突く位置は横。
前に突きたくなるのですが、前屈みになるので、
さらに腰が痛くなる姿勢になります。
横に突いて なるべく自分の足が後ろで突っ張って
体を前に押しだすようなイメージで歩いてみてください。
無理せず1歩か2歩だけでも十分です。
丁寧に 股関節の動きを大きくするイメージ が大切です。
もうひとつ 大切なこと
最後にもうひとつ、大切なことがあります。
頬っぺたのお肉をキュッと上げて、
笑顔を作って歩きましょう。
楽しくなくても笑いたくなくても、
作り笑顔でも、相手がいなくても、
笑顔を作ってみてください。
しあわせホルモンが出てきてくれます。
そうすると、心が安定して、
免疫力もあがること間違いなし。
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普段、足を揉みながら、
その方に合った健康管理のアドバイスをしています。
棒や器具を使わず、指で反射区の様子(?)を聴診器のように調べて
判断しつつ、改善も一気に促しながら揉んでいることを
少し知っていただきたくて、記録のように書いています。
この足揉みは、全身状態をみながら、
各反射区を選び、アプローチをしていくものです。
ですから、簡単にイメージしやすく言うならば、
人体の素晴らしく繊細で精巧に造られたシステムの
歯車が狂った所を調えていく、、、そうイメージしてください。
ですから、どんな困難な病気や原因不明の症状であっても、
元々は精巧に素晴らしくあなたは造られているので、
諦めることはない、自信を持って!と思いながら、
施術に取り組んでいます。
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愛知県名古屋市名東区 本格足揉み 環-めぐり-