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『記す』ことの効果~ポジティブな内容とネガティブな内容で違いはあるのか?~

今日も1日お疲れ様です‼
今日も早速noteいってみましょう(^^)

今回のテーマは『記すことの効果』について少し調べてみたことと、
自分自身の解釈を書いていきたいと思います。

ストレスを溜めないほうがイイ理由

ここでいきなりですが、
研究で言われていることをいくつかご紹介したいと思います。

まずは、自己を表現することをに関する心理学用語として、
Jourard(1971)が提唱する『自己開示(self-disclosure) 』があり、
自己開示には、うっ積したものを浄化するカタルシスという
機能があると言われています。

また、開示せずにため込むことで、心理的不適応や身体症状が出てくる恐れがあるとされているそうです(和田,1995)

確かに、自分の中にネガティブな感情を溜めこんでしまうと、
いつかは身体的な影響が出てしまうのは目に見えていますよね。
ネガティブな感情だけでなく、長時間労働などダイレクトに身体的に影響を及ぼすと思われる要因によるストレスが長期間続くことで、血圧を上昇させ、それがクモ膜下出血等のリスクにつながります。
実際に、それが要因で亡くなられた教員の方のはなしを聞いたことがあります。

自分の中にため込んだストレスは、どこかで外に出す必要があるということは、単に精神的な要因に留まらず、命を守るためにも重要であることは、全く大げさではないということです。

ポジティブな内容、ネガティブな内容による効果の違い

アナログ筆記に関する研究から見ると、
ポジティブなことを書いてもらう研究や、
ネガティブなことを書いてもらう研究などがあるそうで、

そのような多くの研究からわかっていることは、
まず、ポジティブな内容を筆記させることで得られる効果は、
主観的幸福感が高まり、よく眠ることができ、より運動をするようになり、身体的な不調が減ることが明らかになっているそうなんです。

ところが、
ポジティブかネガティブかは関係なく、
筆記をすることは、何もしないよりも身体的健康度が高くなること(Burton,2010)、そして抑うつや不安の度合いが低下することが報告されています(織田,2010)。

書くことがポジティブな内容かそうでないかは関係なく
身体的な状況に良い効果をもたらすということだそうです。
確かに、嫌な気分を紙に書いて、それを破ることで気持ちを可視化することが、ストレスの発散に効果的であるということを聞いたことがあります。

きっとnoteは自分にとって良い効果をもたらしている

研究では紙に記すアナログな状態が扱われていましたが、
まさにこのnoteへの書き込み等も、自分自身をよい状態にキープするために効果的なのかもしれません。

軽い気持ちで始めたnoteですが、
700日以上継続する中で確実に思考パターンに変化が表れたり、感じたことを言語化する能力が高まったんじゃないかと思っています。

確かに、言語化することを継続して習慣化するということは、
結果的にポジティブなこととして返ってくるものだと感じています。
これは私の主観ですし、先述の客観的な内容でも、記すことは身体的健康度を高めると言われていますし、
さらに、主観的幸福度を高めるために、ポジティブな内容を心がけることが重要なんじゃないかと思っています。

今回は『『記す』ことの効果~ポジティブな内容とネガティブな内容で違いはあるのか?~』について書かせていただきました。

また、あしたね(^^)/~~~


■参考文献
紀日奈子他:自発的な筆記行動と心身の健康との関係.九州産業大学国際文化学部紀要.2014



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