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なぜ人は緊張するのか②〜ToneとPressureの違いと『緊張』の解釈のはなし〜
なぜ人は緊張するのか
現在プロフィール記事として掲載中の『なぜ人は緊張するのか』の続編をふと、書いてみようという気になり書いてみたいと思います。
なぜそんな気になったかはわかりませんが、明らかにそれを書いた頃とは心境の変化や、自分の精神的なコンディションに変化を感じたのもあって、今の自分が語るならどのような文章になるのかワクワクしたからというのが、その心境に近いかもしれません、
ToneとPressureの違い
一般的に私たちが何かの重大な局面で感じる心の不安や焦燥感、それによる精神的・身体的な変化を含めて『緊張』あるいは『緊張感』と表現します。
『緊張』は英語表記では『Tone』と表現します。トーンと言えば声のトーンや筋肉のトーン、ギターの弦のトーン、つまりその張り具合を指します。
一方と一方での引っ張り合いによって生じる物理的な張り。その緊張をToneと表現します。
しかし多くの場合『緊張』をどのように英語で言い換えるかと言えば『Pressure』ではないでしょうか。
『Pressure』とは『圧力』と訳しますよね。
プレッシャーを感じる。
プレッシャーに押しつぶされそうになる。
いずれも緊張と置き換えて使っていませんか?
実はこの2つって微妙に使い分けているんだと思います。
張り詰めた緊張感。
これはTone。
緊張感に押しつぶされそうになる。
これはPressure。
緊張感の質によって、
実は英語の表現は無意識に使い分けられていると考えています。
緊張はワルモノか
なぜか、
緊張しないように…とか、
緊張してしまう…とか、
緊張はあたかもしてはいけないもののように捉えられることが多いのではないでしょうか。
そもそも、なぜいけないものとして解釈されがちなのか。
それは『不快』だからです。
『不快』な感覚はどーしたってネガティブに解釈されがちです。
そう、『緊張』は客観的な現象で、『緊張してしまう』はネガティブに解釈されたものです。
緊張は決してワルモノではなく、
そのような局面で身体や頭がちゃんと働くように、アドレナリンを出して交感神経を働かせて、心臓をたくさん動かして、脳に酸素を運んで思考しやすくしたり、身体中に酸素を運んで筋肉が働きやすい状態にしたり、そういった身体中に起こる現象をさします。
それをネガティブに捉えると『緊張してしまう』となりますが、それは必要な身体の反応なので『緊張しない』は不可能です^ ^
なので、それに対する解釈を変えるしかありません。客観的な現象を知ることで、身体がちゃんと状況に合わせてコンディションを整えている。
その反応であることを知るべきです^ ^
暑いときは汗をかきます。
寒いときは震えます。
脱水になると喉が渇いたり、
風邪をひくと熱が上がります。
それと同じ。
大事な局面では緊張する。
それだけ^ ^
今回は『なぜ人は緊張するのか②〜ToneとPressureの違いと『緊張』の解釈のはなし〜』について書かせていただきました^ ^
また、あしたね😊✨