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#エッセイ
類は友を呼ぶけど、じゃあ対は何を呼ぶのよ?
類は友を呼ぶは的を得たことわざだと思う。
”類“に該当する友人とはいつも会話に花が咲くし、考え方が似ているから一緒にいて楽だ。
学生のとき、タイプが似た子たち同士が集まって綺麗にグループ分けされていたけど、それは見渡す限り、社会にでてもさほど変わらないのだと思う。なんせ、居心地がいいのだ。
でも、私は最近 “対(ツイ)“も大切にしようと決めている。
類は友を呼ぶけど、
同じ生活に飽きたら鎖国を解除してみる
わたしたち、人間は変化が嫌いだ。
だけど時々変化のなさに嫌気がさしたり
焦燥感を感じたりもする。
毎日同じ場所に行って
同じ人に会って
同じことをして
同じ生活をする
ふとしたときに
『同じ』のリピートは人生に退屈をもたらす。
つまらない!何か楽しいことがないかなぁ..
もっと生活をおもしろくしたいなぁ..
なんて思う。
そんな状態に陥ったときは、もしかすると
【鎖国】状態
素材かワザか。焼き鳥を食べてライターの仕事について考えた
昨夜、シャチョー古賀さんとたいへんおいしい焼き鳥を食べた。ラッキーなことに当日予約できたそのお店は、ほんとうに美味だった。オリジナリティがあって、でもまっすぐにおいしくて。
つきだしから〆のそぼろご飯まで完璧すぎて、うわー、なにこれ、知ってる焼き鳥と違う、やばい、すごい、とボキャ貧をいかんなく発揮しつつ、「きっと素材が違うんだろうなあ」と思っていた。
ワインも遠慮なく飲み、気持ちよくなったわた
感謝も称賛もなく、ひとは優しくあり続けられるのか
女が好きな音楽は男の影響である。
という説があるけれど、まあ好きなひとが好きなものを共有したいのは当然だと思う。何の話かというと、中学生のころ好きだった男の子が「ねらー」だったので、わたしも13歳から匿名掲示板を覗いていたという話。最近はときどき流れてくるまとめサイトに目を通すくらいだけど。
それで少し前、育児版だったかなあ。要約するとこんな相談を読んだ。
娘は保育園に通っている。春、年少さん
決断に時間がかかる人は、「悩む」と「考える」を混同している
「私は考えるのに時間がかかるから…」
ああ、またか。
その人からそう言われるたびに、何か裏切られた気持ちになっていたYes/Noの解答を求めているメールに返事がない。返事を催促すると、必ず返ってくることばだった。
考えるのに時間がかかるなんて変な話だ。1日中、そのことについて考えているわけ?そんなことないでしょう。ただ、考えないようにして頭の端の方へ追いやっているだけ。それが分かるから、余計
「スズキ」 宮沢賢治の彼方へ(再)
短編「スズキ」は、全力で書いた短編である。以前、noteに書いた、「『スズキ』 宮沢賢治の彼方へ」は、メイキングのつもりで書いた。noteのその文章は、発表するまで推敲を繰り返し、けっこう気張って書いた。だが、読者が少ないようなので、再掲載します。
作中に出てくる、ぎょうざ耳の男には、モデルがいる。でも、それはまたべつの話である。
*
私が中・短編集『ス
人類が滅亡するまで生きたい。
センター試験を翌日に控えた日の夜。ぼくは同級生と一緒に深夜まで雑談に花を咲かせていた。小さな地方だがいちばんの進学校に通っていた学生としてはあるまじき行為。逃避なのかもしれないけれど、ぼくの記憶には鮮明に刻まれている時間だ。
いまでもそのメンバーの顔や宿泊していたホテルの部屋の雰囲気を思い出すことができる。ただ、いろんなことを話していたと思うのが、話題はほとんど覚えていない。そんななかで、たった
なくならないから安心して
不幸を使って、書いているのだと思っていた。
昔、こんな風にインターネットに文章を書いていたことがあります。その頃、私は大失恋をした直後で、毎晩毎晩、これまでの思い出やら、相手への恨みつらみやら、そうかと思えば未だこみ上げてくる恋情やら、果ては、この世界の成り立ちへの疑心やらを、今みたいにパソコンに向かってカタカタカタと打ち込んでいたんです。親の仇みたいに必死に。
長年つきあい婚約した恋人に捨て
退路を断ったわけではないけれど、
わたしは2017年4月からフリーのライターになった。
それまでは病院勤務のリハビリ職として、毎月決まった仕事とお給料をもらっていた。正社員と複業でライターをやっていくという手もあったのだけど、1年程試行錯誤して「どちらかに専念しないと、わたしはダメなタイプだ」と分かった。
前職を辞めるとき、ライターとしての収入源はゼロ。
あるのは、収入にはならないサイトでの登録ライター。
まあ、今の時代は
旅に出る理由は、なんだっていい
わたしはフリーのライターとして、WEBサイトに旅行の記事を書いたり、ブログで好きな旅先やおいしいものなどを綴っている。
「好きな旅をしながら収入を得られるようになれば、旅を続けられる。」
そんな安易な考えと、趣味ではじめたブログで「ありがとう」「すごくいいね」と褒められるのがうれしくて、ライターになった。
前職は、畑違いの病院勤務のリハビリ職だ。
文章を書くのは、毎日のカルテと患者さんの転
【岩手/グルメ】理想的なファーストフード感〈エイトビートバーガー〉
こんにちは、青春ハンバーガーのお時間です。
マクドナルドのようなフランチャイズのチェーン店ではなく、最新のグルメバーガーでもない、ご当地バーガーともちょっと違う、地元民のための地元民によるハンバーガーショップを探しているうちに、こんなことに気づきました。
青春ハンバーガーは、神出鬼没だということ。
生粋のファーストフード店だけでなく、喫茶店、コンビニ、弁当屋、移動式の屋台など、いろいろな合わ
仕事と遊びに違いはない。人に好かれることすらどうでもいい。生きてるだけで丸儲け。
仕事の話だけど、基本的に仕事と遊びって一緒なんですね。どちらもただの作業。それを人間が勝手に頭の中で「こうしたら仕事だ。こうしたら遊びだ」って定義してる。そしてたまにそのことをさも正しいことのように主張してる人もいる。人を幸せにしたら仕事で、自分を幸せにするのが遊びだ、とかね。
でも、そういうの本当にどうでもいい。くだらない。視点を変えれば、あらゆる作業は誰かのためになっているし自分のためにもな