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人生の成長エッセイ

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人生の役に立つ、困るときに見返したくなる、そんなエッセイを書いていきます。独りだな、と感じたらこのマガジンで待ってます。
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記事一覧

「分からない」と言える環境が成長の証拠

「ごめんなさい、もう一度教えてもらえますか」と言った経験は数えきれないほどある。 人は、「いつでも、どこでも、正直に話すのが成長と成功の近道である」ことを忘れがちだ。 失敗は成長の種になり、経験を重なると成功のゴールになるのではなく、成功のスタートになる。自分の環境を意識するだけで、ここまで辿り着ける意外なパワーが現れる。 理解できないことを理解しているように見せかけることは、大人になってからもありがちな行動だ。これを「分かったフリ」と言う。その場で「わからない!」とはっ

変わりゆく世界で、変わらないもの

世界中の問題を解決できない理由はなんだろう?将来は今よりずっと先にあるから自分に関係ないと思ってしまう現代社会。 その答えは人間同士に挟まれている言葉。全ての解決は現実の言葉にあるものの、その言葉を掴んでいるか探しているかは自分次第。見つかったとしても、出すのが難しい原因がたくさんある。個人経験だと、出さなかった理由は ・恥ずかしくて外へオープンするのが不安 ・現実から生まれる言葉から逃げていた ・読んだ言葉を深くまで考えなかった 力になる言葉を探すのも出すのも受け取る

バズりがすべてだった頃の僕に言いたい大切なこと

あの頃の僕は、バカだった! ずっとバズっていた時期があった。通知が止まらなくて投稿の数字を見るたびにテンションが爆上げしていたと同時に、ドーパミンも分泌された結果、もっと欲しくなる。要するに、万バズに自分の脳が完全にやられたと、冷静に考えている今日の頃。 バズればバズるほど、なぜ数字以外の存在を考えなくなるのか不思議でたまらない。自分のことより、数字。ここから、人生で何を優先すればいいのか、力を入れるところも分からなくなった。とにかく、バズれば気持ちいい。大満足。 分か

庭師だった父に謝りたい僕

生まれて40回目の夏が来ようとしているが、最高に楽しめたのは22回だけだ。父ともっと2人の時間を楽しめばよかった。人生における最強のサポーターは父だった。 未だに父が支えてくれている理由は、2人での会話が数秒前にあったように鮮明に思い出せるから。毎日のエネルギーになっている。 やりたいことがあれば、行動する。失敗したとしても自分で選んだ道だから、どんな失敗だとしても苦しんだとしても、成功の元になる。そう父から教わった。 僕の悩みや夢を大切に受け止めながら、優しく丁寧に道の進

仕事で「期待」「我慢」「思い込み」をするな!

新社会人になりたての頃、いろんなことに期待する。数年が経って自由に動けるようになると、自信が出ると同時に我慢する部分も現れてくる。そして、時間が経てば経つほど、プロになればなるほど、自分の知識が大正解で強い環境にいる=強い自分だと思い込んでしまう。現実が客観視できなくなってしまうのだ。自分の知識を疑わず、外からの知識を受け入れられない。 たった3つのことを頭に入れて意識すれば、仕事だけではなく人生の成長にまでつながる。いい意味で無敵になる。15年間の通訳現場と数年間の執筆現

言葉の限界は人の行動にある

角を曲がらずに進み続ければ、壁にぶつかる。道の限界が出てくる。どうしても真っ直ぐ行きたいと思っていても、無理な結果に再びぶつかる。曲がってぐるっとしなければいけないという選択肢しかない。裏を返せば、自分の行動で目的地まで辿り着ける。 言葉や学びも全く同じ話になるはずなのに、数メートルの壁はエベレストより高いハードルのように感じて、止まってしまう。ここで知られているようで知られていない現実がある。簡単に見えるから誰も何もせず、できると思って実際にやってみると知識不足で理由を付

新しい貝殻を探すヤドカリのようになりたい

ヤドカリと人間は意外と同じ生き方である。 ヤドカリは体の成長と共に新しい貝殻を探して、自分にピッタリのものを見つけるまでずっと動いている。人間も成長しながら、新しいステータスに上がれるようにずっと動いている。どっちも常に動いているけれども、中身は違う。 今日はボーッとしながら海の波を見てずっと砂の上に存在していた僕は、ヤドカリと出会った。出会ったと言えるかを考えると、おそらく僕の存在はヤドカリの邪魔をしてしまったかもしれない。今更だけど、生きている最中に怖がらせて申し訳な

好きだからこそ、離れる

好きな食べ物は好きだから食べたくなる。当たり前のことだ。いい気持ちになるものだから、手に入れば入るほど、さらに欲しくなる。そう考えると、人間は簡単な生き物だとつくづく思う。 自分を甘やかして好きなことが増えると、最高の気分になるわけだ。苦しむことも問題なく、嬉しい環境を守りたいという考え方がある。わかる。 昔と比べると、現代社会は「健康であることの幸せ」という感覚が薄くなっていると感じている。美味しいものを食べたいと思う時にすぐ食べられる。新しい靴が欲しい時もお店に行くかネ

行動力とは、生きている言葉である

実は、読書が苦手だ。読みたいものがあまりない、見つからない。役に立ちそうな本と出会っても自分に合うか。読んだ後に変化を感じるか。結局、書いてある言葉によってモチベーションが少しだけでも上がったとしても、次のステップはわからない。力不足。 長く集中できない時代になりがちだと言える中で、一人ぼっちの時間が多い。1人の時間も大事といえば大事だけど、自分の行動がだんだん遅くなる。遅くなることより、一気に弱くなる。 ここでシンプルな方法がある。当たり前すぎてしまうから忘れがち。スマ

古本屋が育てた言葉、成長した本と僕

「鶏が先か卵が先か」という表現が有名で聞いたことがない人はほぼいないと言えるだろう。ここから全く違うジャンルになるけど、同じジレンマが始まる。 本屋さんや図書館に行く時にあまり感じないけど、ある場所にいくと「人が先か本が先か」という言葉がずっと頭から離れない。 人がいなければ、本は生まれない。生まれないけど、本がなければ人は思念しないのではないだろうか。繋がりがありそうで、ない。なさそうで、ある。ここで意外なキャラクターが登場する。 入りにくい場所と思われがちだけど、勇気

バズる弱さ、2人だけの会話の強さ

SNSをしていると、「バズる」という言葉がよく耳に入る。いいねの数字が多ければ多いほど、魅力があるという風に捉えられがちだ。そうして出来上がったこの世界では、普段は興味のない内容でもついつい読んでしまう。言うまでもなく、自分のネタがバズったら花火を盛り上がってニヤニヤして、日常生活にない嬉しさがある。ところが、それは花火のように、一瞬で終わる。その後の気持ちは枯れた桜の木のようだ。 個人の経験から言えるのは、「バズる」という価値は実は大したことがない。このネタはバズる=深く

「人生は一度きり」はただの嘘

人生は一度きりというフレーズはよく聞く。聞くたびに、「確かに」「今やらないとダメ」「チャンスがなくなる前に、死ぬ前にやるしかない」などのことを、僕も実はよく思っていた。よく口にしていた。あの頃の僕はなぜ言っていたのだろう。いや、なぜ信じていたのだろう。 大きな力になると思われがちだが、実はプレッシャーになったり、人生に対する負担が重くなったりすることもある。この「人生は一度きり」が、実は嘘に見えてきた。嘘であることに気が付いたら、自分らしさは再び生まれて楽になった。なぜかと

助ける言葉、殺す言葉

こんにちは、いつものマッシ(@massi3112)です。 「言葉」がなければ、今の人間がいない。でも、人間がいなくても「言葉」は存在しているだろう。休まずにずっとネットに繋がっている現代にふと思う。決まった音に意味をつけて、より生活が楽になったつもりだが、最近の言葉の活かし方を見て悲しい気持ちになりがち。 現在、進化している言葉の存在を考えない日がない僕は、考えれば考えるほど、逃げたくなる。逃げる場所は、まさかの言葉の世界にある本。読書。 深く考えて、僕から出るこの「言葉

生きているからこそ、落ち込むことも必要

こんにちは、いつものマッシ(@massi3112)です。 人間は、なんて不思議な存在だ。生きているうちに、周りにあることが当たり前になったり、健康であることの大切さを忘れたり、支え合いの中に生きていることに気がつかない。真っ直ぐな道のように、自分の日常生活を繰り返す中で、たった一つの方向が少しだけ変われば、手と足が止まる。 実は僕も好きなことをしている中で、ある日、止まることがある。 知らない人が無理矢理に自分の家に入ってきたような感覚で、恐怖で何も出来なくなる。居るべき