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「人生は一度きり」はただの嘘

人生は一度きりというフレーズはよく聞く。聞くたびに、「確かに」「今やらないとダメ」「チャンスがなくなる前に、死ぬ前にやるしかない」などのことを、僕も実はよく思っていた。よく口にしていた。あの頃の僕はなぜ言っていたのだろう。いや、なぜ信じていたのだろう。

大きな力になると思われがちだが、実はプレッシャーになったり、人生に対する負担が重くなったりすることもある。この「人生は一度きり」が、実は嘘に見えてきた。嘘であることに気が付いたら、自分らしさは再び生まれて楽になった。なぜかというと、今日はうまく行ってないとしても、次の日がある。次の習慣がある。焦る必要がない。

数年前に知りたかったことはまさしくこれ。

人生が一度きりなのではなく、が一度きり。死んでしまえば、全部終わる。この終わることは人生で一回のみ。人生は死なない限り、毎日ある。
失敗したことは、次の日に新しいチャンスとして生まれ変わる。

マッシより

落ち込む時に、人間はすぐ元気を出せるような言葉や行動、自分への良い嘘を付く傾向があると言える。前に書いた記事では、生きているというのは落ち込むことも必要という気づきもあった。

頑張っても努力しても、自分のバランスが壊れたら「人生は一度きり」は敵になってしまい、自分で自分にダメージを与えてしまう。
逆に1ミリだけでも少しずつ進んで、小さな成功は死んでからも残るという考え方に変えれば死後でも、自分の存在が生きていく

時間を大切にしたいと言った上で、人生は一度きりと口にすることのデメリットは自分を大切にすることがなくなること。相手に合わせる。いつも達成しないといけない。高評価を狙う。SNSへの数字ばっかりを考える。などのことを中心になりがちの現代。よく考えてみたら、無駄な時間になる。

1日中、何も考えずにコーヒーを飲んで散歩して狙いのない時間は「ある?」に対して、「ない」と答えたらゾンビのようになってしまう。僕もおそらく、ゾンビになっていたことに気が付いた。まずは、自分のことをリセットして、やりたいこと「リスト」より、やりたいこと「順番」に変えよう。

ここでもう一度言っておく。落ち着いてもいいんだよ。無理矢理にやらなくてもいいんだよ。自分のことを大切にして「達成」より、「生きている楽しさと笑い」の方が宝物。

人生の成長エッセイを作ったから、何をすればいいか分からなくなってしまった時に、書いた記事が役に立てれば嬉しい。

また明日もやってくるから、無理のない行動でいきましょう。

Massi

みなさんからいただいたサポートを、次の出版に向けてより役に立つエッセイを書くために活かしたいと思います。読んでいただくだけで大きな力になるので、いつも感謝しています。