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当事者研究 ~学び合いの大切さ~



 おはようございます。
 昨日は朝からピアサポート(当事者会/自助グループ)でお世話になっている事業所の『当事者研究』2回目に参加してきました。
 
 当事者研究はいろんな方法があって、、

当事者研究の進め方
○睡眠感(○点/100点満点)
○気分度を可視化(○点/100点満点)
◎ルールの読み合わせ(輪読)
○今現在の困りごとを挙げ古いエピソード、近々のエピソードも挙げる
○参加者からのコメントや意見、対策を教えてもらう
○過去を振り返り、過去のエピソードから現在の苦労度をグラフ化
○苦労のパターン(自分が繰り返している考え・行動・感情・感覚)のパターンを掘り下げる
○実施計画、対策を練ってみる→実践

▲当事者研究は事業所によって方法や雰囲気も異なります

・・・などの方法で進め運営されています。

 結論から紡ぐと、昨日の会は本当に参加して良かったです。
 昨年の秋口から一緒に精神障害者ピアサポーター養成講座を約3か月学び、また、3年前からピアサポート(当事者会/自助グループ)に参加しているメンバーが参加されていたため、お互いの困りごとや今現在、実際に対策として取り組んでいることを、それぞれが言語化し発信できる貴重な時間になりました。

 実は結構、この言語化が難しい。
 今は良くても過去の思い出したくない辛かったこと体験を思い出し掘り下げていくわけだから苦手な方は苦手かもしれません。
 しかし、困りごとをひとりで抱えるのではなく、みんなで共有し、みんなの体験から与えられるコメントやきっかけで何かが一つずつ変わっていったり取り入れ実践される方もいます。

 ピアサポートで出会って3年になりますが、普段は口数が少ない方だけど、普段の時間では知れない部分や経験談、何より積極的にリカバリーストーリーを話してくださり、病識を深めようとする姿やとても良い刺激を受けました。

 ぼく自身も昨日「早朝覚醒の困りごと」について話すことはありましたが、みなさんから自分で早朝覚醒への原因をつかめたこと、1回目の当事者研究で教えてもらった対策を実践し、少しでも睡眠を確保出来ていることを伝えたら、立派なリカバリーストーリーだと褒めていただきました。

 ここまで自分なりに自身の特性や考え方の癖、病識を知り、ぼくが抱えている問題を他者に言語化し対策を練れるようになったのも、この3年で「障害者の生涯学習プログラム」、「障害者雇用」、「支援職に支援してきてもらった経験」、「精神障害者ピアサポーター養成講座」、「ピアサポーターとして講演会への登壇や啓発活動」のおかげだと思います。

 これもお世話になっている施設長と出会っていなければ、どれも受講したり、今より全然病識もないまま双極性障害との歩み方に悪戦苦闘する日々を送っていたと思います。つくづく出会いやご縁って不思議だなと思います。


Carpediem!(今日というこの日を生きていこう)

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