食事(主として糖質食)と一緒にターメリックを。-早急にグルコースを燃やし、脂肪を燃やし始める-
ターメリックの成分であるクルクミンには様々な効能があります。
身体の炎症を抑えてくれたり、酸化ストレスから細胞やDNAを守ってくれるという効果が期待されています。
さらに肝臓の脂肪の蓄積を抑制、つまりは脂肪肝の予防になることや、LDLコレステロールを低下させる働きもあるようです。
それらもクルクミンの凄い効能なのですが、もう一つ僕が推したい働きがあります。
それはクルクミンがインスリンの生成のサポート、膵臓のβ細胞の再生、再成長を促すということです。そしてインスリン感受性を高めてくれるのです。
このことが脂肪燃焼フェイズの拡大に繋がります。この意味は読み進めていただければ分かります!
例えば、
食事をした時にインスリンが分泌されます。上がった血糖値は通常インスリンによって2〜3時間で元にコントロールされます。その後役割を終えたインスリンの量も低下していき元に戻ります。
クルクミンを食事と一緒に摂取するとクルクミンによるインスリンのサポート、β細胞の再生及び活性化によってインスリンの働きが高まり、血糖のコントロールの効率が上がります。
インスリンの生成のサポートとインスリン感受性の高まりにより、クルクミンを同時に摂取しない時よりも短い時間で血糖値を下げ、血中のインスリン濃度は落ち着きます。
なぜこれが、
脂肪燃焼フェイズの拡大
と言えるのでしょうか。
グルカゴンというホルモンを思い出してください。グルカゴンは膵臓のランゲルハンス島α細胞から分泌されるホルモンです。
基本的な役割として、
食事をせずインスリンが低い状態で保たれている時に貯蔵されてるエネルギーを使うように働くホルモンです。肝臓のグリコーゲンや体脂肪などを分解しエネルギーを作り出します。つまり燃焼ホルモンなのです。
グルカゴンとインスリンはシーソーのように存在します。
インスリンが分泌されているときは、貯蔵エネルギーを使う優先度が低いためにグルカゴンは分泌されません。
逆に空腹時が長くインスリンが低く保たれていると、グルカゴンは高まり貯蔵からのエネルギー燃焼がスタートします。
お分かりでしょうか!
クルクミンを食事と共に摂り、血液中の血糖が早急に代謝されインスリンの分泌量が低下すると、グルカゴンが働き出します。
つまりグルカゴンが働き、貯蔵エネルギーを燃始める時間が早くなり脂肪が燃焼する時間も拡大するということ。だから脂肪燃焼フェイズの拡大ということなのです。
脂肪燃焼を効率よく進めたい人は是非食事にターメリックを組み合わせてみましょう!
脂肪燃焼フェイズの拡大も嬉しいことですが、インスリンのサポートやβ細胞の再生や再成長を促すことから糖尿病の予防改善にも繋がります。なぜならクルクミンはインスリン感受性を高めたり、インスリン抵抗性を改善するように働くのですから!
長々と話しましたが、
まとめると、痩せたい人、糖質が大好きな人、糖尿病の疑いがかけられている人、2型糖尿病の人などは食事にクルクミン又はターメリックを付け足してみましょう!ちなみにブラックペッパーと一緒に摂るとクルクミンの利用率があがりますよ😊
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