なかなか治らない体調不良の原因は「自分の体に力が入っていること」だった
こんにちは。
牧 菜々子です。
肩こり、頭痛、冷え性。
なかなか治らない体調不良の原因として考えられるのが、実は、「自分の体に力が入っていること」です。
自分の体の力が、体調不良を引き起こすこともあるのです。
自分の体にはいつも力が入っている
たとえば、くしゃみの衝撃で肋骨が折れるというのは、「自分の力が自分の体を壊す」という典型例です。
歯を食いしばっていれば、頭痛になります。
それと同じで、体全体に力が入っているせいで、肩こりになったり冷え性になったりするのです。
出産後に腱鞘炎になりやすいのは、赤ちゃんを抱っこする時に腕がガチガチになるほど、体に力が入っているからです。
逆に赤ちゃんが成長して重くなっていっているはずなのに腱鞘炎が治るのは、扱いに慣れて腕の力が抜けていくからです。
試しに、スマホを持ったまま、手の力だけ抜いてみてください。
ほとんど手に力を入れていなくても、持っているスマホは落ちません。
本来、何かをする時の体の力というのは、ほんのちょっとでいいのです。
力を抜くには「一旦力を入れる」ことが必要
普段、無意識にガチガチに力が入っている自分の体。
その力を抜こうと思っても、なかなか難しい。
最新鋭の人型ロボット開発でも、一番の難所は「力を抜かせるところ」なのです。
何もないところから「体の力だけ抜く」というのは、至難の業なのです。
そこで、体の力を抜くために、一旦グッと力を入れる。
拳を握りしめる。
そしてすぐにパッと離すのです。
すると、ガチガチに入っている体の力が抜けるのが、自分でわかります。
どうしても自分で体の力を抜くのが難しければ、一旦力を入れるとうまくいきます。
自分で自分の体を助けるために
「自分の力」というのは、時に自分の体を攻撃します。
ずーっと体に力が入ったまま生きている人もいます。
自分の力が体を疲れさせ、血流を悪くさせて、体調不良にさせるのです。
体の力を抜くためには、一旦グッと力を入れて、パッと離す。
そうすることで、自分で自分の体を助けることができるのです。