自分の価値を高めるには
こんにちは。
牧 菜々子です。
自分の価値を高めるためには、どうしたらいいのでしょうか?
そもそも、自分の価値が高い状態とは、どういう状態のことでしょうか。
それは、いざという時に頼りにしてもらえる、人の力になれる、つまり、こちらからの厚意を受け取ってもらえる状態のことではないでしょうか。
価値と言っても金銭的なことではなく、「この人の厚意なら受け取りたい」と思ってもらえる人であるかどうかです。
自分が周りの人の役に立つ前提として、聞く耳を持ってもらえる。
そのための「自分の価値」なら、どんどん高めていきたいと思えます。
もちろん誰だって自分が正しいと思っているし、自分が信頼に足る人物だということも、自分では当然わかっています。
問題は、それが相手にも伝わるかどうかです。
こちらが信頼に足る人物であることが、相手にも伝わらなければ、なかなか厚意を受け取ってもらうのは難しいのです。
では、自分の価値を高めるために、できることとは、何でしょうか?
まず、最初の印象の底上げです。
身なりを整えたり、体型を維持したり。
もちろん、身なりに関わらず、人はそれだけで価値ある存在であることは事実です。
ここで言うのは、自分の価値を「高める」意味での、身なりや見た目のことです。
節度のある生活をしているかどうかは、そこを普段から重要視している人にほど、明確に伝わります。
「この人の厚意なら受け取りたい」と思ってもらえるかどうかは、「この人の言うことなら聞いてみよう」と聞く態勢を取ってもらえるかどうかにかかっています。
一瞬、パッと「聞く態勢」を取ってもらうには、最初の印象の底上げが欠かせません。
次に、余裕を持つこと。
焦った状態で礼儀正しくすることは至難の業ですし、余裕があればこちらの予定を変えたりやめたりすることもしやすくなります。
相手が望む形で厚意を差し出すことがしやすくなるのです。
そして何より、自分の価値を高めるためには、歳を取ることです。
歳を取った人、つまり、時間をかけて経験をした人というのは、相手を聞く態勢にするための労力が圧倒的にかからないのです。
同じことを言っていても、歳を取っただけで若い時よりも聞く耳を持ってもらえるというのは、ある意味あっけないものがあります。
若い人は、聞く耳を持ってもらうことに苦労しますし、誰かの役に立ちたい、厚意を差し出したいと思っても、受け取ってもらえるまでに大変な思いをしているのです。
自分の価値を高めれば、いざという時に頼りにしてもらえて、差し出した厚意を受け取ってもらえる人になれます。
身なりや見た目を整えること、余裕を持ち焦らないこと、そして歳を取ることで、人は自分の価値を高めることができるのです。