かねこしゅうへい

小説やら、スポーツやら、ラップやら色々と書いています。 2019年2月にはAmazonKindleで短編集「とても小さな世界」を出版。以後、7冊出版。

かねこしゅうへい

小説やら、スポーツやら、ラップやら色々と書いています。 2019年2月にはAmazonKindleで短編集「とても小さな世界」を出版。以後、7冊出版。

マガジン

  • 第101回箱根駅伝追っかけ

  • 箱根駅伝2024-25「負ける気がしねぇ」シリーズ

    2021-22は「男になるのはお前だよ」、2022-23は「パワフルパワー」、2023-24は「前人未踏」シリーズでした。 箱根駅伝2024-25「負ける気がしねぇ」シリーズで行こうと思います。

  • KOKとかラップについて語るコラム

    ラップバトルがただ好きな人間がただひたすらにKOKを紹介していたところから、ラップについても語るコラム。

  • 第100回箱根駅伝追っかけ

    向かうとこは前人未踏 後ろ見ずに前進しろ 辿り着いた前人未踏 そこに立てるぜ金字塔

最近の記事

  • 固定された記事

過去作一覧

ということで、過去作の書庫をこちらに置いておきます。

    • 第101回箱根駅伝出場校紹介(4)「東洋大学」

      「その1秒を削り出せ」。どこまでも泥臭く前へと進まんとする鉄紺軍団は多くのファンをつかみ、そして卒業生たちは大きく羽ばたく人も。そんな鉄紺軍団の2024年もまた、どこまでも泥臭くそしてそんな姿を求めて多くの人の心をつかむのでしょう。 ではまず学校紹介から。 東洋大学東洋大学は、1887年に井上円了により創設された哲学の専修学校である私立哲学館が前身となって設立された大学で、仏教系ではないが、歴史的に仏教教育と関係の深い大学。 1906年に東洋大学に名称を変えると、192

      • 第101回箱根駅伝出場校紹介(3)「城西大学」

        noteでは櫛部さんの練習に関するスタンスなどのアウトプットなどにも定評があり、様々な取り組みをしていることがうかがえる城西大学。他大学とは少し違った部分からのアプローチは常に興味深いものがある。 新たなる挑戦が始まった城西大学。今年の櫛部監督の「研究発表」はどうなるだろうか? 城西大学1918年に設立された城西実務学校を前身とする城西学園を母体にして、1965年に創立された比較的新しい大学。主たるキャンパスは埼玉県坂戸市の坂戸キャンパスで、東京都千代田区に数学科・大学院

        • 第101回箱根駅伝出場校紹介(2)「駒澤大学」

          駅伝シーズン、苦戦をすると思われた駒澤だったがよもやもよもや、ここまで立て直してきたのには恐れ入った。藤田監督の下で有力な選手たちが着実に育っている姿は感慨深いものがある。 しかし、まだまだチームとしては発展途上。得意の全日本、捲土重来を期する箱根まで駒澤はどんなチームになって行くのか注目だ。 駒澤大学1592年に日本の仏教宗派の一つである曹洞宗が設立した吉祥寺の学寮(吉祥寺会下学寮)を起源とする旃檀林(1657年命名)が発展した大学である。 設立当初から仏教学部を設置し

        • 固定された記事

        マガジン

        • 第101回箱根駅伝追っかけ
          30本
        • 箱根駅伝2024-25「負ける気がしねぇ」シリーズ
          250本
        • KOKとかラップについて語るコラム
          48本
        • kok2024
          2本
        • 第100回箱根駅伝追っかけ
          74本
        • 99回箱根駅伝特集
          63本

        記事

          第101回箱根駅伝出場校紹介(1)「青山学院大学」

          出雲でノルマとしていた三冠を逃し涙をのんだ最強チーム青学は、いずれにしても距離が伸びてくれば脅威であることに変わりはありません。 今シーズン入学した力のある新入生含め、新生青学は今シーズンどうなのか。 学校紹介も合わせてどうぞ。 青山学院大学1874年に佐倉藩の農学者、津田仙の斡旋によりドーラ・E・スクーンメーカーが麻布に設立した女子小学校、1878年に津田仙の命名、斡旋によりジュリアス・ソーパーが築地に設立した耕教学舎、1879年にロバート・S・マクレイが横浜山手町に設

          第101回箱根駅伝出場校紹介(1)「青山学院大学」

          【予想記事】今回の箱根駅伝ってどこが優勝するんですか?

          はい。正直こういう予想記事を出すことは避けたい(というか予想あたらないことが多いのでできれば書きたくはなかったのだけど)のだが、正直このまま出場校紹介しても楽しくないよねってことで予想記事を書かせていただきます。 ここまで國學院大學の2連勝だけど、正直箱根駅伝を想定した時にどこの学校も可能性あるよねということで。特にこの残り1か月半でチームががらりと変わるブラックボックスみたいな時期なので正直予想しづらいのよ。合宿所まで遠征とかなるとめっちゃ金かかるので交通費だけお恵みくだ

          【予想記事】今回の箱根駅伝ってどこが優勝するんですか?

          エントリーから見る全日本大学駅伝

          はい、ということで全日本大学駅伝のエントリーを見て行こう。何分関東の大学だけがメインとはなるが。ということで個人的な独断と偏見でどこのチームが行けそうか見てみましたそれではどうぞー 選手の実力がダイレクトに表れる駅伝とその前に全日本はどんな駅伝かというと、熱田神宮から伊勢神宮をつなぐ駅伝で大体距離にして8区間106.8kmと大体距離的にも箱根駅伝とそれほど変わらない駅伝となる。 だが、箱根駅伝と異なり一人当たりにおける区間の負担が割と大きいのは7区と8区の2区間くらい。全

          エントリーから見る全日本大学駅伝

          監督交代を声高に叫ぶ明大関係者に読んでもらいたいのです。

          ということで、こういう言い方をするのは語弊があるが見るも無残な形で箱根予選を突破できなかった明治大学。前任監督だった山本佑樹さんを解任させ、山本豪さんを就任させたが箱根本戦はおろか、全日本も箱根駅伝予選会も突破できずに終わってしまった。 早くも一部からは日大関係者である山本さんや西さんの退任を求めるようだが、明治大学における根本的な問題はそこではないと私は見ている。当然その中で山本さんの資質といった部分での問題は生まれてくるが、「山本さんが100%悪い」とは1つも思わないの

          監督交代を声高に叫ぶ明大関係者に読んでもらいたいのです。

          両角速監督は退任したほうがいいのか

          大波乱が巻き起こった箱根駅伝予選会だったが、何よりも多くのファンが驚いたのは東海大学の予選敗退ではないだろうか。 想定外の暑さ、出走した12人のうち3人の熱中症、ロホマンくんの棄権。本来なら箱根駅伝出場は「ノルマ」ともいえるようなチーム状況の中、東海大の駅伝シーズンは全日本大学駅伝にて終わることとなりそうだ。 おおよそ5年前、3冠を狙う青山学院大学を破って箱根駅伝優勝を手にした学校とは思えないチーム状態、2年前にまことしやかにささやかれたチームの崩壊……。チームを束ねる両角

          両角速監督は退任したほうがいいのか

          生きているだけで偉いのですか?

          はい。↓をご存じの人はいるだろうか。 ネットミームとして話題となったこの漫画、いわゆる「引きこもりを30年続けてきた女性」が主人公となっていてこれが終わりの一コマ。 これを見て「自分もこうなるのではないかと不安になった」というようなコメントや中には「自分だって今笑えない」と憂う人、中には「自分よりまし」という人までいるほどだ。 まあ「だからなんだよ」という話なんですけどふと思うんですよね。人間って生きているだけで偉いわけがないって。 そんなことを思ったきっかけとかその

          生きているだけで偉いのですか?

          第101回箱根駅伝予選会予想「激戦」

          さて、今週末にはいよいよ箱根駅伝出場校が決まる運命の予選会があるわけだが15校前後は相当ハイレベルな争いとなるはずだ。10枠という本来の大会に戻る今回の予選会、自分が予想する予選通過校10校分をピックアップしてお届けしたい。 なお、今回基準としているのは10000メートルの平均タイムを主としている。当然夏合宿でどの学校もレベルアップをしてきていると考えているので、どの学校にも可能性は大いにある。そこだけはご理解願いたい。 確実に通過してくる学校東海大学 中央大学 日本体育

          第101回箱根駅伝予選会予想「激戦」

          出雲駅伝2024感想「削りあい」

          ということで國學院大學の優勝で終わった今年の出雲駅伝。当然駅伝序盤戦となるこのレースに勝った=箱根駅伝で勝てるという保証はないが、1つタイトルを取ったということが何よりも大きい。 久方ぶりになかったレース上の削りあいを見て行こう。 例年より暑い中行われた例年よりも高い気温の中で難しいレース運びとなった今大会。しかし、時間の経過とともに日差しは落ち着き、後半は関東勢がらしさを見せる大会となった。 レースとして主導権を握っていたのはアイビーリーグ選抜。力のあるランナーが揃っ

          出雲駅伝2024感想「削りあい」

          オーダーから見る出雲駅伝2024

          三大駅伝で最も距離が短い出雲駅伝。近年、どの駅伝でも言えることだがどの区間でも1つもミスすることができない最たる駅伝の中の1つと言えるだろう。 それと同時に、各大学で様々な思惑が巻き起こっているようにも見える。大きく分けて関東の大学では2つ。それと他地区の大学に対抗馬があるか、そこも見て行くとしよう。 その前にオーダーはこちら 本気で勝ちを狙いに来ている大学このように発表すると、まるで他大学が出雲に重きを置いていないように聞こえるが「本気で勝ちを狙いに来たな」と感じる大

          オーダーから見る出雲駅伝2024

          鎮魂歌-27

          書いたやよ。 ↑こういうことがありました笑 --------------------------------------------------------------------------------------  アメリカには「27クラブ」というのがあるらしい。なんでもミュージシャンにとってこの27というのは鬼門の数字で、なんでも世界的に有名なミュージシャンが一時期連続して27歳前後で死んでいるのだそうだ。どういうわけかとびぬけて。ブライアン・ジョーンズも、ジミ・

          Cherryさんが受け継いだもの

          小さなきっかけをもとにして人は成長していく。これは良くあることだ。気が付いたら我々が想像していたよりも、はるかに大きくなっていくことだってある。3か月前のUMBから今に至るまで。私は確かにその様を目の当たりにしている。 かつては「Cherry少年」と呼んでも不思議ではなかった彼は、今まさに千葉屈指のMCへと成長を遂げようとしている。そこには憧れていた先輩たちから受け継いだものをきちんと形にしているから。 私はそのように思える。 最初の印象は「上手い子」だった高校生ラップ

          Cherryさんが受け継いだもの

          KENさんのそれから。

          昨年のUMBで千葉代表として戦ったのはVENMさんでもなく、輪入道さんでもなく、千葉たたき上げのもう一人のMC、KENさんだった。彼は常に千葉のシーンでは慕われ続け、そしてその日常が出たに過ぎない。 私は去年彼のことをこのように書いた。そして半年ほどが経ち、彼の心は「何一つとして」変わっていない。だが、確実に彼の「心」は確実に千葉のシーンで形となりつつある。 UMBで活躍してからの彼はどうだったのか?前回大会ベスト8。あっという間に駆け上がっていった彼の日常は大きく変わる

          KENさんのそれから。