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ma1081
2024年7月16日 02:43
本(構造と力)(長文失礼します)1983年に出版されて一大ブームとなった浅田彰著作の文庫本です。当時あまりのブームになったので、個人的にアレルギー反応を示してしまい、単行本は結局読みませんでした。関連の解説本も多く出版されましたが、最も親しんで読んだのは雑誌「宝島」に当時連載され、愛読していた山崎浩一氏の「なぜなにキーワード図鑑」での「ポスト構造主義」であり、スキゾ・パラノの対比、スキゾ・キッ
2023年2月17日 20:34
本(現代思想入門)昨年話題になった本です。書評にもたびたび登場したので、私も買って読んでみましたが、現代思想=哲学がテーマであり、具体的には「ポスト構造主義」の哲学を指しています。読み終えながらも寸評を書くのにどのようにアプローチしたら良いのか、つい考え込んでしまいました。本書は第一章のデリダ「概念の脱構築」から始まり、第二章のドゥルーズ「存在の脱構築」、第三章のフーコー「社会の脱構築」