玄米100%を食べてみて驚いた!
あなたは玄米を食べたことがありますか。健康ブームということから、昨今、玄米を食べるヒトが増えてると聞きます。玄米には白米を精製する時に削られてしまった栄養分が残っています。そんな栄養の宝庫の玄米を、なぜ日本人は主食にしないのかと、私は疑問です。確かに白米にするとやわらかく見た目もよくなります。ですが、本当の食とはそういうものではない、と私は考えています。
白米の美味しさは時に毒となる!?
食は楽しむものですが、それ以前に、人が生きていく上で必要な栄養分を摂るということが前提にあるはずです。しかし、経済成長のために、その大事な前提が蔑ろにされてきました。悲しいことだと思います。
白米が主食の人も多いと思います。地方によって個性のある米。とりよせて購入したり、今では各地の米を楽しめる世の中。ですが、この精製された米の美味しさが、私たちのカラダに影響を与え過ぎていることもあります。
あまりの美味しさに炭水化物過多となり、肥満になる人も多くいますよね。米だけが原因ではありませんが、病気になる人さえいます。飽食時代とは有難いけれど、自制心のない人にとったら危険です。私の身内にもこういった人が多くいます。病気を患って薬を飲んででも、食べずにはいられない。『食』はある意味怖いものかもしれませんね。
人の三大欲求のうちのひとつに『食欲』があります。これを満たすということは、もちろん食べることです。ですが、加減できない量や、質の悪いものを、空腹から、どうしても食べてしまう人もいるでしょう。そんな人にオススメなのは『玄米』だと私は考えています。
我が家の白米から玄米への切り換え方法
数日前から我が家では玄米を食べ始めました。農家育ちの白米第一主義の主人。糖尿病を患ってからは、食に関して、私のやることに文句を言いません。(言わせていないだけかもしれませんが)最初は、白米に雑穀米を混ぜたものを食べてもらっていました。そして、つい最近、『白米と玄米』や『白米と玄米と雑穀米』を混ぜたものを出したのですが、思いのほか、食べてくれています。雑穀米でかたさ慣れしたのが勝因かもしれません。
最終的に、玄米100%にもチャレンジしてもらいたいと考えています。ですが、白米第一主義の人に対して、焦りは禁物。ということで、昨日は主人の夕食が必要なかったため、私が先行して100%玄米を炊いて食べてみました。
出来上がりは、よく紹介されている、あの『玄米の色」をしていました。事前に浸水させていたのですが、見た目も硬そう、しかもパサついてるようにも見えました。ですが、食べてみると意外とフツーに食べられるのです。
玄米100%を初めて食べてみた感想
当然、白米よりもかたいです。ですが、ご飯はかためが好きな私には、全く影響がありませんでした。そもそも、玄米は白米と比べ、約6倍もの食物繊維が含まれています。多少かたさがあって当然です。かたさがあるということはそれだけ、咀嚼回数が多くなります。
よく噛んで食べることはダイエットにも効果があります。噛むことは代謝を上げることです。更に満腹中枢を刺激するからでしょうか。玄米を導入することにより、いつもと同じ食事でも満腹感が全然違います。何より腹持ちがよく、食間に小腹が空くということがありません。これは凄い効果です。
味に関しても問題はありませんでした。メーカーなどにもよるのかもしれませんが、私が引いた玄米はアタリでした。合わなかったらと思い、小さめサイズを購入したのですが、今度はもう少し大きめを買っても良さそうです。
玄米を食べてみての見解
玄米を食べて感じたのは、とにかくいいことづくめということです。冒頭でも少し触れましたが、なぜ、これが主食じゃないのか。本当に疑問です。この栄養価の高いものをメインにおかずを考えていけば、もっと料理がラクになると思います。食物繊維枠をカットできる可能性すらあります。
玄米は好き好き、相性もあると思います。ですが、健康を考えている人は、チャレンジしてみる価値があるかもしれません。食物繊維が多いからでしょうか。そういえば、排便にも良い影響を与えています。玄米がもっと普及し、これにより皆が健康になることを願うばかりです。
まだまだ玄米は美味しくなっていくと思われます。農家さんが減っています。でも、頑張って下さい。政府も農家さんたちをもっと大事にしてもらいたい。日本人を守る食のことをしっかり考えてもらいたい。
玄米の今後の改良などにも期待です。製造業もここに着手して、日本を盛り上げてくれたら有難い限りです。
そういえば、ふるさと納税にも玄米があります。これを利用した方が税金対策にもなりますね。
さまざまなものを活用して、生きにくい世の中を賢く渡っていきましょう。