「幸せは何処に？」ー詩ー

朝日が　地平線から
顔を出し始める
沢山の光が
灰色の　空気を
つらぬく

小鳥たちが
賑やかに
朝の　おしゃべりを
かしましく　始める

お日様に
「おはようございます」と
あいさつ
今日も　幸せな時が
みつけられそう

坊やの手を引いて
幼稚園へ　向かう
途中で　何度も
ストップ
小さな緑色のバッタを
つかまえ　「おはよう」をいい
テントウムシを
「あかいバッチ」だと　胸につける
この子との　幼稚園への　道程には　
いつも　幸せが　笑って　佇んでる

百日紅のしたの
ベンチに座り
夏空を　仰ぐ
空に　赤い雲が
咲き　誇るよう
父が　好きだった花
父の　照れ笑いが
赤い花雲の　間から
見え隠れする

「父さん　今年も
奇麗に咲いたよ
夏の　幸せ花だよね」

見逃すことも
おおいけど
幸せは　どこにもいて
何気なく　佇んでいるようだ

最後まで　読んでいただきありがとうございます。
これからも　お心をなごますような詩を投稿して
まいりますので、スキ、コメント、フォローなどを
いただければ　子鳥のようになつきます🐱🐱🐱🐱

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