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バリンッ! 豪快な音をたてて茶碗が割れた。 陶芸市で買った一点ものの茶碗。陶器を物色する人々でごった返した坂道を何往復もして、ようやく出会った一品。何十品いや何百品も置いてある店内から、探し出した作品。 濡れた手から滑り落ちた茶碗が、シンクに大きな破片となって散った。 あまりの事態に、シンクの中をただ呆然と眺める。見るも無惨に散った茶碗とその破片。 一拍おいてでた第一声はもちろん 「うわーーーー!!!!!」 大絶叫だった。 ちなみに、わたしの手元はたいへん覚束
やったーーー!!! 伝えたいことは結論から、ということで、今回言いたいことはタイトルに書いてある通りです。 間違いなく、私の人生最大の快挙!! 後にも先にも、きっとこんな奇跡はありません。 だから、特別ライティングが点灯している間くらいは浮かれさせてください! ということで、先日行われた点灯式に参加させて頂き、僭越ながら点灯ボタンを押させて頂きました……! 応募から受賞、そして実際に点灯するまでにあった様々な出来事や今思うことについて、記録できたらと思います。 特別
この疑問、ここ1年くらい定期的にやってくるんですよ。 「なんで書いてんの?」 答えはいつも見つからないんだけど。今回も堂々巡りで、結論は出ないんだろうなぁ。 そうだ、こういうnoteを書くのにピッタリの企画があるじゃない。愛すべきnote仲間、ルミさんのコチラの企画。 ということで、読まれないnoteを書きます! こうやって宣言しちゃえば、肩の荷が一気に下りる。いいねいいね。ラクチンラクチン。 -----------------------------------
すべてが赤く染まる夕焼け。 「ねえ、私たちも人生の夕暮れかなぁ」 いろいろあった。 出会って3ヶ月で結婚。 たくさんケンカした。 貧乏な中での子育て。 心をすり減らした介護。 恋人から夫婦に。 いつの間にか人生の荒波を共に超える戦友に。 それなりに頑張って生きてきて 気がついたら顔がシワだらけ。 歳をとったのだ。 「そうだねえ。 でも夕暮れのあと、 夜があって そしてまた新しい朝が来るんじゃない」 「それって生まれ変わってまた巡り会うって言うこと?」 「そうだね。
寝る前に布団で6歳の息子が話し始めた。 「このままじゃ昼休みが無くされると思ってさ、『連絡帳忘れました』って出さなかったのよ」 何の話?と思いながらも、その段階で少し面白そうな雰囲気を感じる。 「ちょっと、ちゃんと教えてよ」 息子から聞いた話をかいつまむと、こうだ。 ある日、息子は学校で先生から配られたプリントを無くしたと思った。 泣きながら家で探したが、どこにもない。仕方なく母親から連絡帳に「無くしてしまった」ことを書いてもらった。 ところが翌朝、学校で息子は気付
あんた、じぶんのことあほやと 思ってるやろう? そう言われたのだ。 たーみんに。 たーみんは、六畳の御息所が大好きな 『源氏物語』をこよなく愛する高2と高3の 担任だった東山先生。 わたしは人の三倍もし努力してやっと 一人前のちょっと手前って父に言われて 育ったせいか、なにをやるにも自信が もてんかった。 今も新しいことをやるときには、すごく 不安になるし、自信がなくなるし、 寝て過ごしてしまいたいようなとても ダウナーな気持ちになる。 いつの頃
大事にはしたいけど。もう11月。せっかく涼しくなってきたのに、諸般の事情により外出が少々困難となっている。しかも季節の変わり目なのか、あるいは後遺症なのか微妙に具合が悪い。助けはないので困ったものだ。 さて、本題。 「大切なもの」と言われると、ご覧の皆様は何を想像するだろうか。大切な人だったり、あるいは趣味のお宝だったり、人それぞれだろうが、私の場合はあまりモノに執着しないほうだと思う。 モノは大事にするけど、執着しない。永く使っていたからって、壊れたら処分するし、乗っ
【1093むすび】 おにぎりぽん(家田製菓) 《連続1204日目!》 ハスつかさん、ハスつかさん。 ロフトで面白いコトをやっているよ。 実は、そんな情報をいろいろな知り合いから聞いていた。 それがこちら… ロフコト雑貨店! ロフト×ソトコトのコラボで、お米にまつわる商品を展示しているらしい。 しかも、おむすびのことも多いらしい。 これは行くしかないぞ! ということで、渋谷のロフトへ〜 入り口入ってすぐのところに大きなコーナーができていた! 日本各地のお米にま
《連続1206日目!》 「どっちの料理ショー」という番組があったのを覚えてる人いますか? あっ、そんな番組があったなあと思い出された方も多いはず… どっちの料理ショーは、読売テレビ・日本テレビ系で97年4月~06年9月に放送されていた料理バラエティ番組で、関口宏と三宅裕司との2班に分かれ、毎回、似通っているが選択に迷う料理を紹介し、「ご注文はどっち?」の決め台詞とともにパネリストに選んでもらう番組。 出てくる料理がどれも美味しそうで、この番組を見て次の日のランチは「か
歌人の俵万智さんの歌集「オレがマリオ」から。 東日本大震災から5日後に 福島に住んでおられた俵万智さんが、 息子さんを連れて石垣島へと移住されました。 不安だらけで島に向かった日や 移住までの決断、 徐々に島に慣れ親しんでいく様子 が短歌で綴られています。 「西へ西へと」 この言葉に震えます。 余震や原発事故がどうなるかもわからない中、とにかく遠くへ遠くへ。 不安なことから子どもを遠ざけようとする親心。 きっと、 「そこまでしなくても。」 「きっと大丈夫だよ。」
青空文庫アプリで太宰治の『人間失格』を読み直していたのだけど 10年以上前に読んだ時と同じ感情になった。 ちょいちょい太宰みたいな顔になってると思う。 何も考えられなくなって、いわゆる”無”になる。 私自身がそこら辺精神的に成長してないということかもしれない。 太宰好きなんだけど、大体どの話を読んでもこの感じ。 秋の夜長に読んでるうちに人格変わりそう… ************** 子供達がヒトメタ感染して、1週間休んでいたことで 家で書き物作業をしていたのだけど 効率悪
昔から「Twitter」で呟くことが苦手だった。 何なのだろう、あのプレッシャーは。 センスを凝縮させた言葉が飛び交うタイムライン。 そこに投下する文言にも、 どこか気を遣わなければならないと思ってしまうのだ。 本当は「商店街のコロッケが食べたい」とか「めちゃくちゃ大きい折り畳み傘が欲しい」とか、そんなどうでもいいことを呟きたいのだけど、いざ呟こうとするとなぜか緊張してしまう。 こうやってnoteにつらつらと書いている分には、特にいじいじと悩むことはないのだけど、Twi
何処にいても何処に居なくても、もうだめかもしれないって 思うことたくさんある。 人と出会って、すこし距離がちぢまって。 すこしじぶんの領域をわけあうような仲になって。 しばらくたつと。 相手のエリアの何処まで入っていいのかわからない そんな季節を、迎えることがある。 そんなエリアどこであっても入らないのが正解なんだ けれど。 わたしも何処か相手のエリアを侵食していたのかも しれない。 ほんとうに好きなんだなってきがついたとき。 時すでに遅しだったけど。
先週、頼んでいたマグカップが家に届いた。 それがこれ。 unicoというショッピングサイトにあったコラボ商品。マグカップ RABBIT MAN。 実は僕が欲しかったわけではない。奥さんの誕生日プレゼントだ。 毎年誕生日プレゼントでは苦戦していて、何を贈ったらいいのやらで頭を悩ませていた。 「このマグカップがカワイイ」 そんな話をされたのは10月の上旬だったと思う。デザインが好みなのだという。その時は「ふーん」と聞いていただけだったのだが、後から「誕生日プレゼント何がい