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ADHD(ADD)かも?と気づくことになった高校受験記録
こんにちは。櫻子です。
中3男子、小1女子のママ、ADHD要素ありのHSP、ヨガイントラです。
今日、息子くんの都立受験です。
模試はD→C→C、
過去5年の問題で合格点は2回だけ
さらに倍率が2倍(二人に一人不合格)という、なかなかのチャレンジ受験です。
今日を迎えるには、親として大きな山がありました。
*
志望校、中1の時から「ここ入れたらいいね」と
言ってたところです。
部活を頑張っているうちは、
部活やってるし、地頭は悪くないはずだから
そのうち本気出すだろう、と思ってました。
中3の10月に部活が終わって、勉強するかなと思ってたら
一応部屋にこもっていたけど、こもってただけでした。
(あとで判明)
授業中寝てしまうことをずっと注意されていたので
(170cmなのに常に教卓の真ん前)
授業中起きているだけで「お、こいつやる気になったな」と
先生に評価されて内申が上がるという作戦を立てていたのですが
12月の面談で「相変わらず寝てます。昨日も怒られたよね」と言われて撃沈し、
中1から志望していた都立高校について
先生に「かなり厳しい。変えた方がいい」と言われてしまいました。
やる気スイッチは自分で押せるはずと希望を持って本人に任せ、
「過去問やりなー」「問題集を何回もやるといいよー」くらいの声かけをしていたのですが、
大事な3年2学期のテストで全集中の気配はなく、
厳しめの内申が出ても、過去問も問題集も真っ白のまま。
痛い目に遭えば気づくだろう、自分で模索するだろうという考えでしたが、
今思い返せば、本人任せは完全に失敗でした。
勉強をしたくないのではなく、勉強の仕方がわからないようでした。
おそらく、遠くのゴールだけ示されても途方に暮れて、何もできなかったのでした。
息子くんの性質を全然把握できてなかった。
中3男子という中途半端世代、"本人任せ"は親としての責任を放棄していたのと同じだったのでした。
*
冬休みに入って、いよいよ
「思ったより判断力ない?中3って、イメージより子ども?」
問題ありかもと思うようになりました。
息子くんはHSC(繊細少年)でプレッシャーに弱く、すぐフリーズしていました。
最近はそれが無くなり、遅刻しないし休まないし、学校生活は楽しそうで、自分のことは自分でできるようになってるし、順調に成長していると思っていたのですが、
忘れ物多い、やらなくてはいけないことになかなか手をつけられない、
スマホや漫画などの息抜きを終わらせられない、物事を完成させられない、
すぐだらだらする、何かしてると声をかけても聞こえない、
というわたしによく似ていて、実はそこは幼い頃から変わっていませんでした。
ということは、カエルの子はカエル。
ADHD要素ありのHSPかも。
(わたしも息子くんも多動はないから より詳しく分けるとADD)
調べてみると、ADHDは脳の問題で
できるところをのばしてあげるような親の声かけ、関わりで
脳を発育させることで伸びる、という情報に巡り合いました。
学校の準備が出来ない子に
「早くして!なんで出来ないの!」ではなく
「靴下履けたね」というように
出来ていることを実況解説して「できた!」を脳に記憶させると
だんだんと自分で考えて行動できるようになるらしい。
これって、今わたしがやってる「3つのやること、よかっとことノート術」と似てない?
としたら、わたしと似ている息子くんにも効果があるかも。
*
ということで、息子くんの都立受験のショートステップ化、可視化、見える化を実行。
持っている問題集をリスト化→終わったらスタンプ
1週間分の勉強時間割設定→終わったらスタンプ
勝手に押し付けてもやらないと思ったので
「何が必要だと思う?」と確認して反映しつつ組んだ勉強スケジュールを
書いて壁に貼ったところ、
問題集も過去問もだんだんと消化されていきました。
強制されるのは嫌がると思っていたのに、勉強の提案に思いの外素直に対応して、徐々に自分で勉強ができるようになりました。
睡眠不足は脳に大ダメージらしいので23時消灯、
自律神経を整える振動の美顔器(w わたしのです)で毎朝6時に目覚まし。
朝の勉強の習慣はつかなかったですが、朝の情報番組を一緒に見ながら話す時間はもしかしたらストレス解消になったのかも?
生活リズムを整えてあげること、少し長めの他愛のないおしゃべり、親として必要な関わりだったのだなと、落ち着いてきている息子くんを見て感じました。
第二志望の私立に合格した時点で、下げていた志望校を元々の志望校に戻し
(願書取り下げ、再提出)
過去問で大幅合格点を達成して、今日を迎えています。
本番で実力以上の力が出せて合格できたらいいのだけど。
*
わたしは子育ては向いてないと思ってて。
なんか日々、いっぱいいっぱいで。
でも、だからこそ、子どもに学ばせてもらって
一緒に育っているのかなと思います。
子どもは、ちょうどよく関わるのが大事ですね。
放置も、過干渉もおかしなことになる。
息子くんのことは、よく観察しないで手を離しすぎてしまったと後悔です。
失敗して学ばせる、というのは向くこと向かない子がいる。
忘れん坊は痛い目に遭っても、すぐに忘れちゃうのでなかなか学ばない。
(毎日スマホを忘れるわたしといういい例がここにある)
やることになかなか手がつけられないのは、ゴールが遠くて見通しが持てなくてフリーズしていたんだな。
もうちょっと早く気づいてあげられたらよかったかな、
でも、親子という長い関わりでみたら、今、受験という試練があってよかったのかな、と思うADHD要素あり中3男子のママの受験記録でした。
読んでくださってありがとうございました。
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