風邪のひきはじめ　1297日

耳が痒くなったかと思えば

お次は喉が痛くなってきて

しまいには寒気に襲われて

風邪かな？と思ったから

葛根湯を飲んで早々と寝室へ

まるまる布団の中で冷たい手足を温めながら

微睡んでいたらいつの間にか寝てしまっていた

次に目が覚めた時はあたりはまだ真っ暗で

枕元に置いてあった時計を見たら明朝3時

喉がものすごく痛くて多分鼻が詰まっていたから

無意識に口呼吸をして乾きに乾いて

それが痛みとなってズキズキ刺激に

なってるのだろう

のそりと起きて台所にいきコップに水を注ぎ

喉を潤す為にゆっくり飲んでいくが

喉が動くたびに痛みが走るから

苦労しながら時間をかけて飲み干した

何度か咳込み身体がだるいのは間違いなく

風邪の症状だろうから少し何かを食べてから

また薬を飲んで寝るとしようと思い立ち

冷凍庫からご飯を取り出した

電子レンジで温めて

湯を沸かして即席の味噌汁を作って

なんとか栄養を補給して薬を飲んだ

廊下はひんやりとした空気で冷やされ

素足に厳しいから

そそくさっと通り過ぎてまた寝室へ

起き出した時のまんま

布団は捲れ上がっていたから

洞穴に潜り込むクマのように

再びもそもそと潜り込んでいった

窓の外はまだまだ暗い

体調を崩して寝込む師走の始まり

冷たい手足がじんわりと温まるにつれて

泥のような眠りが体を支配していく

喉の痛みも眠気が深まるにつれて

気にならなくなっていってほしい