君に恩返しする為にも
話せば言葉と一緒に吐き出される心の澱
軽くなっていけばおのずとこわばっていた
感情も柔らかくなり笑顔が戻ってくる
耳を傾けて取り除いてくれた
君には感謝の気持ちしかない
僕の黒く淀んだ感情が
再び白くなれたのは
君の心の温かさがあったからに他ならない
だけれども何事も程度が過ぎれば
受け止めきれなくなるものだ
君の心が誰よりも温かく
優しくて受け入れてもらえる
力強さを有していたって
君もまた一人の人間
なのだから疲れや不安
ストレスや病気により
受け止めきれなくなる事もある
そんな時に僕は君に何ができるだろうか
君にしてもらった優しさをちゃんと見習い
僕は手を差し伸べられるだろうか
君の為にしてやれるできる限りの事を
僕は返していきたいと思っているが
何せ不器用だから上手くはいかないかもしれない
拙いながらも空回りながら
君を支えていけるように
今のうちに心を
鍛えていこうと思う