空回り変わらぬ情景
空回り変わらぬ情景
今日も今日とて
差し込む日差しに偏頭痛
鳴り響く目覚まし時計に
通い慣れた通学路と
当たり前のように
あの人この人
差別対象比較検討
ぐるっと一周回って
傾き沈むオレンジ色の夕日に
切なさ哀愁
涙を拭っても
きっと明日も明後日も、、
似たり寄ったり
同じ事柄同じ顔ぶれ
救いも幸先の兆しも
見当たらない
艶やかさも見慣れてきたら
褪せて見えて
刺激的だったあれこれも
味気ないものに成り変わり
人とのあれこれにも疲れ果て
あぁ意味を問いかけるは
自らの脳みそ
答えなんて見当たらない
細胞膜のその奥底
境遇を悔いても
何をどうしたら人生が
好転するのかも分からない
だからって簡単には命を
投げ出せられない
空っぽの僕の日常
果たして本当に
生きていると言えるのかな
厚みを持たせて
生きていたいと思える
生きていきたいと思える
幸せな刺激を欲してるのに
空は青く
街は当たり前の様に
せせこましく
人との相対には辛さがよぎり
答えが見えないまま
問題を解き続けてる
気分がこれからも続いていく
彷徨うゾンビのように
心は空っぽのまま
空回る空は
あぁ今日も虚しい程に
美しい青の色