思い出を忘れない為に
思い出を重ねたら下の方の思い出から
消えていっちゃいそうで怖くて不安で悲しくて
明日に行くのがなんだか嫌になっちゃった日
今日がずっと輝いていて欲しいから
眠らずに過ごそうとした夜の片隅
雲の隙間から顔を覗かす月を一人見上げながら
静かな月明かりの中にも確かに時間は
流れている事に気づいた
目を逸らしたって避けては通れない現実
地球は僕の思いとは裏腹に
着実に明日に向かって回っているんだ
僕の胸をときめかせていたドキドキも
またゆっくりと思い出に変わっていく
受け入れるのは勇気がいるけど
忘れそうになったら何度だって
思い出せば良いのだ
心に刻まれたドキドキは消えたりはしないから
不安になった時はあの歌を口ずさむんだ
ガラスのブルースを歌うんだ
悲しくなんかない
いつだって一緒なんだ
寂しくなんかない
また会いに行くその日を
心待ちにしながら僕は生きていく
明日を迎える
歩いて行くんだ
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