キレやすい子供の意外な原因
過去に癇癪の対処法を紹介していますが、いまだ我が子は癇癪もちというか…キレやすい😂
なぜかというと、アレルギー体質だから😱
乳製品をとると高確率で、癇癪を起こします。
(アレルギーのあるものを食べるとイライラするのは、体内の免疫反応や炎症反応の関係だそう。)
ちなみに即時型の食物アレルギー検査は陰性です。
私もアレルギー検査では陰性ですが、乳製品を摂って数時間後に必ず結膜炎の症状がでるので、
親子そろって遅延型フードアレルギー??😅
なにが困るって、うちの子は乳製品大好きなんです😂
給食のメニューにも乳製品は良く出てくる😂
牛乳だけはお腹もゆるくなるので除去しましたが、
周りの子がヨーグルトを食べてるのに自分は食べられないなんて嫌!ということで…
完全には除去できず…!
給食のメニューに乳製品がある日は朝から憂鬱です😞
遅延型フードアレルギーがなぜ起こるのかというと、リーキーガット症候群によって腸のバリア機能が失われているから…という説があります。
リーキーガット症候群とは
腸のバリア機能が低下し、腸内の病原体や未消化の栄養素が体内に漏れ出す状態を指します。
この状態が続くと、全身に炎症や免疫反応を引き起こし、様々な健康問題を引き起こす可能性があります。
例えば…
消化器系の問題: 慢性下痢、便秘、腹部膨満感など。
アレルギー反応: 食物アレルギー、アトピー性皮膚炎など。
全身の炎症: 関節痛、筋肉痛、頭痛、疲労感など。
精神的な症状: 気分の揺れ、うつ、集中力低下
など。
ただリーキーガット症候群はまだ科学的根拠は確立されてなく、医学的には正式にみとめられていません。
ですが、 リーキーガット症候群の人が合わない食べ物を調べると、自分と子供に当てはまるものばかり。
例えば…
リーキーガット症候群の人が合わない食べ物
1. グルテンを含む穀物
小麦、大麦、ライ麦などのグルテンを含む穀物は消化吸収が悪く、腸管粘膜への刺激が強いため、体調不良のリスクが高まります。
2. 乳製品
乳糖不耐症や牛乳アレルギーを伴うことが多いため、乳製品の摂取は消化器症状を引き起こしやすい。
3. 添加物の多い加工食品
保存料、着色料、人工甘味料などの添加物は腸内環境を悪化させ、アレルギー反応を引き起こすリスクがあります。
4. 高脂肪食品
動物性脂肪の多い食品は消化が困難で、腸管への負担が大きくなります。
5. カフェイン
コーヒー、紅茶、炭酸飲料などのカフェイン含有飲料は腸管刺激作用があり、体調不良を招きやすい。
6. アルコール
アルコールは腸管の恒常性を損なう可能性があり、消化器症状を引き起こす原因となります。
これらの食品は、リーキーガット症候群の人の腸内環境を悪化させ、消化不良、下痢、腹痛など、様々な体調不良を引き起こしやすいと考えられています。
私は小麦と乳製品をとると結膜炎の症状が出ます😭
人工甘味料や脂身の多い肉でもお腹の調子が悪くなるので、科学的根拠は確立されていないとはいえ、リーキーガット症候群…ありそう!😱
リーキーガット症候群の原因は?
食事の偏り
グルテンや乳製品、加工食品などの刺激性の高い食品の過剰摂取が腸管粘膜を傷つける。ストレス
ストレスによる腸内環境の悪化が粘膜の透過性亢進を招く。薬物の影響
抗生物質の乱用や非ステロイド性抗炎症薬の長期使用が腸内細菌叢を乱す。感染症
細菌、ウイルス、寄生虫などの感染が腸管粘膜の炎症を引き起こす。遺伝的要因
一部の人では遺伝的な要因により腸管の恒常性が低下しやすい。自己免疫疾患
炎症性腸疾患やセリアック病などの自己免疫疾患に伴うことがある。加齢
加齢に伴う腸内環境の変化が粘膜透過性亢進を招く。腸粘膜を刺激する食品の摂取
ナス科の野菜、豆類は腸粘膜を刺激する可能性がある。
リーキーガット症候群を治すには
1. 食事療法
・グルテンや乳製品、加工食品などの刺激性の高い食品を避ける
・抗炎症食など、腸への負担が少ない食事に切り替える
・食物繊維をとる
・ナス科の野菜、豆類を避ける
2. サプリメントや栄養療法
・プロバイオティクス(善玉菌)の補充
・L-グルタミン、ビタミンD、亜鉛、ビタミンAなどの栄養素補充
3. ストレス管理
・瞑想やヨガ、ストレッチなどのストレス緩和法の実践
・適度な運動の実施
4. 腸内環境の改善
・腸内細菌叢の改善
・腸管の透過性を改善するサプリメントの摂取
抗炎症食とは
抗酸化物質やオメガ3脂肪酸を含むもの
フルーツ: 特にベリー類
野菜: 特に葉物野菜
健康的な脂肪: オリーブオイル、アボカド等
全粒穀物: 食物繊維が豊富
脂の乗った魚: サーモンやマグロ
発酵食品: ぬか漬け、キムチ、納豆等
ナス科の野菜と豆類を避けるべき理由
ナス科の野菜(ナス、トマト、ピーマン等)や豆類に含まれるレクチン(植物に含まれるたんぱく質の一種)やサポニン(植物の根、茎、葉に含まれる配糖体の一種)が腸の透過性を高め、腸壁にダメージを与える可能性があるためです。
実際に私は生でピーマンをバクバク食べていたらお腹が痛くなったことがあります…
ナス科野菜や豆類に含まれる抗栄養素について詳しく書かれている本をみつけたので、詳しくは後日書きます。
栄養素の補充について
L-グルタミンは、肉や魚、卵、乳製品等に多く含まれるのですが、熱に弱いため、生魚や生卵がおすすめ。
それが食べられない方は、ほうれん草やキャベツ等の葉物野菜にも含まれているようなので、サラダを食べると良いかも。
ビタミンAは上皮細胞の形成を助け、腸粘膜の修復をサポートしてくれます。
鶏や、豚のレバーに多く含まれますが、多過ぎて1日あたりの上限量を少量で超えてしまう(成人の場合1日20g 程度)ので注意です。
野菜からβカロテンの形でとったほうが、必要な分だけ体内でビタミンAに変換されるので過剰症の心配が少ないです。
人参、しそ、モロヘイヤ、ほうれん草などに多く含まれます。
亜鉛とビタミンDに関しては以下の記事にまとめてあるのでそちらを参考にどうぞ。
腸内環境の改善について
酪酸が腸のバリア機能を高めてくれるという話があります。酪酸は、腸内細菌が食物繊維を分解してできるため、食物繊維を十分に摂りましょう!
腸活については以下の記事にも詳しく書いてます。
お腹が弱くなっちゃってる方は低FODMAP食も必要かも。
低FODMAP食とは
FODMAPとは、Fermentable Oligosaccharides, Disaccharides, Monosaccharides And Polyols の頭文字をとった略称で、腸内細菌によって発酵しやすい短鎖炭水化物を指します。
低FODMAP食の特徴は…
乳製品、小麦、玉ねぎ、にんにくなど、FODMAPが多く含まれる食品を制限する。
米、グルテンフリーの穀物、果物、野菜などのFODMAP含量の低い食品を中心に摂取する。
個人差が大きいため、自分に合った食事パターンを見つける必要がある。
リーキーガット症候群や過敏性腸症候群などの腸疾患の患者さんに有効とされています。
以上リーキーガットについてあれこれ書きましたが…
好き嫌いの多い子供に実践するのは難しい😭
パンもうどんも乳製品も揚げ物も大好きですし
↑制限しようにも給食に出てくる…
抗炎症効果の高いブラックベリーとかブルーベリーとか食べさせたくても、苺しか食べません😂
葉物野菜も嫌いだし、オリーブオイルも苦くてダメ…生の魚は一口も食べてくれない😞
我が家でやれることとしては、
家ではなるべく小麦や乳製品を控える。
加工食品を控える。
納豆、味噌、ぬか漬け、生野菜をとる。
運動をさせる。
ですかね😅
リーキーガット症候群は医学的にまだ確立されていないですし、反対意見もあります。
でも実際に心当たりがあるので色々試してみようかなというところです。