今あるものを最大限に活かす その3.23 未来のためにできること 当たり前過ぎて意識しなくなっていること
常に最先端に身を置くというのが私の信条です。
だからこそ今あるものを最大限に活かすということを常に意識しています。新しいものに貪欲であるからこそ、新しいものを喰い散らかさないという感じでしょうか。
経緯
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義父母が残した鉄骨住宅。東京から鉄道でも車でも1時間程の通勤圏ですが、海と丘陵が美しい街に有る義父母が残した鉄骨住宅。次世代の未来のために別荘気分でアップデートしておこうかと。
稀に見る強固な岩盤地質に理想的な社会インフラとして設計された街に、
(その辺りはこちらをお楽しみ下さい。)
オーバースペックの鉄骨住宅。
(その辺りはこちらをお楽しみ下さい。)
その持ち主の義父母の介護を仕事を辞めてまでやり切って、この不動産を吾妹が相続したのでした。
とは言え義父母の自宅介護中も少しずつアップデートをしていました。
自宅だけではなく自宅周辺の道路や階段、そして隣接する公園の除草やアルカリ性化によるアップデートもしていました。ある意味で社会貢献。
正に身近なことから一つ一つですかね。
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正に別荘という位置づけの家を、次世代の未来のためにアップデートをと考え実行してきました。その余勢を借りて社会貢献の続編です。
街が綺麗になれば破れ窓理論でニューヨークが成功したように、そもそも快適に暮らせ治安も良くなり、結果としてその地域の不動産価値も上がり皆さん幸せになれるというもんですよね。
街の未来のためできることでもあるかな。
社会インフラもアップデートが必要です。
自宅周辺の道路もひび割れてその破れ目から雑草が生え、それがまたひび割れを拡大して行くという悪循環に陥っていました。
擁壁もまた同様に悪循環を起こしていました。
因みに道路は宅地開発された時点で全て市道でした。
私達が転居して数年後、片側一車線で広い歩道付きのメイン道路が再舗装されることになりました。自宅に隣接する公園の外周路は見違える程綺麗になりました。その工事担当の市の職員の方が視察に来ていた時にたまたま出くわすという幸運が有りました。正に運と勘としつこさの人生の真骨頂なのですが、その市の職員の方に自宅前の市道もひび割れが酷い事をお伝えし、実際に現地を見て頂きました。再舗装工事をしていた道路よりも酷い事をその方も認識して頂きました。するとなんとその年度の末に自宅前の再舗装工事を手配して下さいました。正に自宅前のインフラのアップデート。
加えて自宅に隣接する公園の錆だらけであったフェンスも新調して下さいました。勿論裏で町内会の幹部の方々が動いて下さってのことなのですが。
これは良いキッカケでした。
しかしその新調して頂いた舗装路と側溝の間から雑草の浸食が始まりました。その3.21、3.22でご紹介したように先ずは自宅に接する道路、次に隣接する公園と私のできる範囲での雑草処理はボランティアとしてさせて頂きました。
雑草は刈っても手間が掛かるだけ。その時は良くても根が残っているので寧ろ根が肥大化してしまいより面倒になります。ここは物理屋としては除草剤を上手に活用して手間を掛けずに最大の成果を得ることを試したいと考えました。
その成果はご覧の通り。
下の写真の様に公園外周路の雑草も完璧に制圧し、ついでに錆だらけだった手前のガードレールもサンドペーパーで錆を落とし、錆止め剤入白色スプレーで重ね塗り塗装して再生。その左側の新調されたガードレールに近い状態に…
お蔭で公園周辺のゴミの投げ捨ても無くなり、苦戦したタバコの吸い殻の投げ捨ても箒作戦との合せ技で激減しました。
しかし公園は良いとして、流石に向こう三軒両隣を超えるのはやり過ぎと考え、町内会に折角市が道路の再舗装にお金を使ってくれたのだからメンテナンスは町内会でしませんがと提案しました。
因みに町村は地方公共団体の最小区分で最も身近なレベルの団体です。
しかし当たり前ですが、市道は市の資産なのでと余り反応は良くなく、私が自宅にから離れた場所の除草をしても構わないという認識だけは得る事ができました。
そこで自宅周辺で成功したように、少しずつ除草管理の区域を増やしています。現在も拡大中です。
自宅から離れたメインストリート、片側一車線の再舗装された道路の除草まで進捗しました。手間を掛けないコツは根まで完全に枯らしてから枯れた雑草を処理することです。すると再繁茂し難く、後は雑草が伸びる前に早め早めに除草することです。
こんなボランティアですが当然自腹での除草剤の手配です。費用を抑えてより広域をアップデートすべく、詰まり持続可能なフォーメーションを模索。既にコンクリートのアルカリ性化で結局ホームセンターのプライベートブランドの業務用次亜塩素酸ナトリウムボトルに辿り着いた様に
ここも一工夫。
コストパフォーマンスという意味で、希釈して使う液体除草剤の活用があります。除草剤には、砂の表面に除草剤をコーティングしてあり、その個体を散布するものや、そのまま手軽に液体を散布できるもの、水で希釈して使うものなどがあります。個体のものは、その重量の殆どが砂の重さで有効成分は砂の表面に薄く付着しているだけです。また、そのまま液体を散布するタイプではその重量の99%は水で残りが有効成分と界面活性剤です。
それらに比べれば高濃度の有効成分を水で希釈して使用するタイプは圧倒的にコストパフォーマンスが良いです。
希釈液を作るコツは、コストパフォーマンスの高い素材にしたメリットを活かして、指定希釈率の配合の最も濃い配合で薬液を調合することです。これにより、散布後雨になっても効果が持続します。
1度雑草を制圧してもそのうちまた種子がひらいして発芽します。今度は発芽したら直ぐに除草剤処理することが手間を省き薬液の消費を抑える有効な方法です。私の場合は健康のためのウオーキングの時についでに片手に完全に根まで枯れた雑草の処理の為の金属製のスクレパー、
反対の手には除草剤を入れたスプレーを
持って行きます。
お気楽だけど目に見えて街が見違えるように良く整備されている感じになります。
ということで、やり過ぎに気を付けつつ自宅だけではなくご近所のアップデートも。先ずは町内から今あるものを最大限に活かす。これも未来のためできることの1つだと考えています。
つづく
蛇足
皆さんができる向こう三軒両隣程度の範囲でほんの少しメンテナンスしてやるだけで、道路やコンクリートの擁壁の寿命が大きく伸びると考えています。向こう三軒両隣位カバーすればなら多少事情でこの様な所作ができない方が居ても何とかなるかと。何であの家の分までなどと考えない鈍感力も大事かなぁ。(笑)
至近高度経済成長時期に作られた社会インフラの老朽化が問題になっていますが、例えば高速道路や鉄道の軌道の様に適切な管理をして丁寧に扱っていれば、社会コストも大幅に低減できると考えています。
まぁ身近なところから一つ一つ。
如何でしょうか。
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