今あるものを最大限に活かす その1.0 未来のためにできること 当たり前過ぎて意識しなくなっていること
常に最先端に身を置くというのが私の信条です。
だからこそ今あるものを最大限に活かすということを常に意識しています。新しいものに貪欲であるからこそ、新しいものを喰い散らかさないという感じでしょうか。
現時点での最大の関心事の1つは人工知能の至近の大きな進歩です。
人工知能との出会いは就職直後から。学生から初めて社会人になつた私が育った鉄鋼会業は,高度に自動化・システム化された装置産業でした。米国最大手の会社のメインフレームを大量に並べて高品質化,多品種小ロット化,プロセスの連続化・無人化が進んでいました。ある意味で米国最大手の会社から見れば良いお客さん。ソフトウェア開発も米国最大手IT企業を使いこなしつつ、機密保持の必要も有り自前で進められていました。後にその部門は独立して外部のシステム開発を受託する程になっていました。
その進歩の過程で人間の知識や経験・勘に基づく情報処理や判断が重要になっていました。私が入社した直後、1980年代後半より既に人工知能技術は取り込まれていました。
その辺りの詳細は宜しければ以下をご覧になって下さい。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsai/9/2/9_225/_pdf
人工知能の適用対象としては最も効果的でノンハウの蓄積の塊であった高炉。
二酸化炭素排出削減の為消えゆく運命ですが、そこで培った人工知能利用のノンハウは今後も活かされていくと思っています。
私自身は素材研究から半導体へと進みましたので傍で見る立場ではありました。とは言え半導体工場のシステムは鉄鋼生産システムのノウハウを活かして完全自動化するなどその恩恵に恩恵に与っていました。
ですから人工知能へのリテラシーはその頃から有りました。ですから人工知能の至近の大きな進歩にはとても関心があります。生物学的な今の形の人類が滅んでも人工知能が人類の遺産を引継ぐ可能性が大きいとすら思っています。
今あるものを最大限に活かすという意味で、私にとって最大の対象は私の頭の中にあり、格納されている知識です。
今のところ人間の脳と人工知能を直接接続するインターフェイス、術(すべ)がないのでその人工知能を活かすには、兎も角自分の頭の中に有る情報を人工知能が取り入れ可能な形式でダンプ(Dump)する必要があります。今はその作業を最優先で行っています。
そうです。noteでの発信も…
色々経験させて頂いたけど、今この瞬間人生が終わったとしても「とても幸せだった」と言い切れる超前向きなおじさんです。地球環境に負荷を掛けてさせて頂き「色々経験」したことを次世代の方々の参考になるようなコンテンツとして残そうと思っています。知のReuse&Recycle、究極のエコ。
つづく