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既販車のカーボンニュートラルの必要性 その2 実用段階に入りつつある現状 当たり前過ぎて意識しなくなっていること

 その1は、販車電動化ソリューションの方向性としてのトヨタさんからの提案に感心したと言うお話しでした。

 今回は、日産のリーフのバッテリーを再利用するというソリューションのお話しです。こちらは既に事業化されています。

 こんな紹介記事があります。
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66年式セドリックをEVに改造!過去の名作を現代的に楽しむ、陰山さんのモーターライフ


EV NEWS

「自分の好きな旧車がEVになったなら……」そんな夢を叶えてしまった人がいます。カルチャー誌やカーメディアで編集長を務めてきた陰山惣一さんは、1966年式の日産・セドリックを、EVプロショップ・OZモーターズに依頼し、EVに大胆改造! テクノロジーを駆使して現代化を果たした愛車

出典(以下の引用もこちらが出典です。)

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 トヨタさんとは異なるソリューションです。
兎も角今EV化できる実用化段階にあることが最大の美点です。今直ぐEVに改良できるんです。素敵ですね。

 以下で少し、トヨタさんとの比較をしてみたいと思います。
 先ずはエンジンルーム。工夫して部品を集めてEV化されている感じが素敵ですね。整然としています。

 以下がリファレンスとしてのトヨタさんのソリューション。トヨタさんのソリューションは可也シンプルに作り込まれた感じです。レクサスさんのコンセプトモデルなのでブランディングも含めて大手としてのお作法が現れてますね。

 トランクルーム。リーフのバッテリーでトランクは埋まる感じ…。また、ナンバープレートに通常充電と急速充電のソケットを埋め込むという工夫も凄いですね。

 リファレンスとしてのトヨタさんのソリューションもトランクはバッテリーで埋まってますね。

 スポーツ車なので元々トランクルームは狭いので仕方ないですかね。普通車ならバッテリーに食われるのはトランクルームの半分位でしょうかね。
 何れにせよどちらのソリューションを選んでもトランク容量は可也制限される感じですかね。

 まぁ手持ちのリンカーンのトランクはガソリンタンクも広大なのでこれを飲み込んでもトランクの容量は2/3程度は残りそうです。

 使用感について。
実用的には航続距離が課題の様です。

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好きな形の車に乗り続けられることが、一番のメリットでしょうか。僕は1960年代の形が好きなのですが、EV化することで長く乗れますよね。壊れて乗れなくなることが多いので…。ただ、この車は100kmくらいしか走れないので、バッテリーの進化にあわせて積み替えようと考えています。

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また、費用もまだ熟(こな)れていない。

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ーー改造費用はどれくらいかかるのでしょうか?

だいたい600万円です。セドリックの場合はEV化で流用できる部品があったようですが、ワンオフ部品が増えるともう少し費用がかかるようです。でも北米や欧州だと1000万円くらいかかることが多いんですよ。富裕層向けに希少なクラシックカーをEVにコンバートして付加価値を付けて売っているようです。そもそも1台ごとのオーダーで、大分手間がかかるので高額になってしまうんです。

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ということで、その1で表現した様にソリューションとしての方向性が見えてきたという段階との理解で正しそうです。しかし、確実に進化している様なので、その成果を見守りたいと思います。

 なにせトヨタさんの以下の資料に同感したので…

つづく

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