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かなえたい夢 国土強靭化 その1 地震も激しいけど… そもそも宇宙は別次元の激しいプラットフォーム 物差しは累乗の世界

 新年早々の震災。
心からお見舞い申し上げます。

【地震 被害状況】石川県で57人死亡 各地で行方不明者の安否確認進む | NHK | 令和6年能登半島地震

残念なのですが不可避の現実。

(加えての支援物資輸送機と民間機との事故…
日本航空 機体炎上“全員脱出” 海保機の5人死亡 乗客14人けが

手慣れていないオペレーションには不測の事態の確率が高まるのもまた
残念なのですが不可避の現実。ですね。)

 そもそもこの地球も安定した物質たるFe(鉄)の高温な状態から冷めつつあるという惑星。丁度高炉スラグ様に溶けた鉄の上に薄っすら冷えた薄皮のような地表がある感じ…

 しかも溶けた鉄は対流していて動くので、薄皮もその動きに沿って動くのですから、まぁ揺れて当たり前。正に…

当たり前過ぎて意識しなくなっていること

 これも地球の46億年の歴史から見れば、

もしろ地球は安定している状態ですよね。 

 つまりそもそも宇宙は別次元の激しいプラットフォームで、地上での今の災害はある意味可愛いいレベル…

 そんな中で私達人類は暮らしていて、そうは言っても身近なところから一つ一つ課題を解決しているという状態。
 本邦では先ずは国土強靭化ということで取り組みが進んでいます。

 私も建造物の残余耐震性能に関する取り組みにITの世界から参画していました。

かなえたい夢は国土強靭化


という立ち位置。そういう身としては、今回の北陸地方を震源とする地震について見ると、震度の割には被害が少いと感じています。その意味で国土強靭化の取り組みは機能していると感じました。
 一方で特に課題なのは私有財産の一般家屋やビルへの配策です。これは強く所有者の意向に関わる課題ですので特に古い耐震基準やそもそも耐震基準が無かった時代の建造物への対策は中々難しいところです。


 ですが…

 安心して下さい。東日本大震災以降、技術的進歩は著しく、耐震から免震という流れでより現実的な地震対策が用意されるようになりました。複数回の地震にも耐える対策はできます。

また、残余耐震性能(複数回被災した時にその建造物がどれ位耐震性能が残っているか)に関しても研究が進んでいます。

 ですから道半ば。今回の北陸地方の地震について間に合ったとは言い難いのですが、本邦は、地震被害は確実に減少する方向に乗っかっているということを共有できればと思っています。私有財産も持主の考え方次第というレベルまで来てるということです。
(そんなお金ないという方でも国や自治体の補助金制度を活用すれば手が届く確率が上がります。)

 このように先ずは身近な100年(10∧2 10の2乗)とか1000年(10∧3 10の3乗)という時間レンジでの対策からということなのです。

 それより長い時間レンジ(例えば億年単位(10∧8 10の8乗))でのソリューションは宇宙を含めて広い視野で今後検討が進むと思っています。具体的には先ず、何れは地球は火星のようになり、燃え尽きた太陽に飲み込まれるということころまでかなぁ。

 当たり前過ぎですかねぇ…

 そう思ってかなり引いた目線で暮らしている物理屋としての私の視点…

地震も激しいけど そもそも宇宙は別次元の激しいプラットフォーム。なので想定内。

 そんな感じ方も有るのかと思って頂ければと…







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