【朝ラン習慣の心理学】#セルフ・エフィカシーを高めろ編
こんにちは!
習慣の達人くるーめです。
朝ランを習慣にしたいなら、「習慣化の方法」こそ学んだ方がいいですよね。
運動の方は、言ってしまえば「走るだけ」ですから。
競技として取り組む人は別として、特別な技術はいりません。
運動(朝ラン)が、ダイエットや健康増進に良いことも分かりきっています。
その手の本や情報は溢れていますからね。効用よりも続け方を教えてくれよと。
私は、普通の会社員ですが、2022年6月28日から、365日以上連続で毎朝走っています。今も続けています。今朝も走ってきましたよ。
試行錯誤して体得した朝ラン習慣には、心理学の要素もたくさん含まれていました。
そこで、朝ランを習慣にしたコツを、心理学テクニックの側面からご紹介したいと思います。
参考にしていただけたら幸いです。
セルフエフィカシーを高めろ
セルフ・エフィカシー(Self-Efficacy)って、聞きなれない言葉ですよね。
日本語では「自己効力感」と言うらしいです。
みんさんの「セルフ・エフィカシー」は強いでしょうか。
「自分は絶対に達成できる」という信念。
私はけっこう、いや、かなり高めです。日々、高くなっているという方が正しいかも知れません。
私の場合、大学受験での成功体験が、セルフ・エフィカシーの源になっています。
その一つの成功体験から、毎日の朝ランの継続で、セルフ・エフィカシー(自己効力感)が積み上がっています。
自分は絶対にできる。毎日少しずつ「自信が確信に変わっている」感じですね。
毎日の朝ランは「セルフ・エフィカシーを高めるため」とも言えます。
人は誰でも、ちょっとした成功体験を持っているはず。
「あの時、アレができたんだから、今回だって達成できるはずだ」
朝ランは小さなセルフ・エフィカシーを高めてくれる最強の育成装置。
高まったエフィカシーは、明日の朝ランに、習慣につながっていきます。
セルフエフィカシーを潰さない
コレだけはやめるべき、と言えることがあります。
いきなり30分走ることです。
習慣化の初期段階で、毎朝30分を続けることは、けっこう大変。
いきなり高い目標を自ら掲げて、それが達成できないと、セルフ・エフィカシーが育ちません。
「また続けられなかった。ダメな自分。」
こうして、セルフ・エフィカシーが萎んでいき、今まで以上に自己否定的になってしまいます。
セルフ・エフィカシーを育てる意味でも、習慣化の初期段階は、スモールステップを刻みましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
最後に、世界最強のエフィカシーの持ち主、タイガー・ウッズ選手のエピソードをご紹介します。
2005年10月、世界ゴルフ選手権最終日。タイガー・ウッズとジョン・デーリーが優勝争いをしていました。
最終ホールが終わった段階で同スコア。勝負はプレーオフに持ち越し。
そしてプレーオフ2ホール目。タイガーが先にパー・パットを決めます。
相手が距離1メートルのパー・パットを決めれば、さらに勝負は持ち越し。
あなたがタイガー・ウッズの立場だったら、どう思いますか。
私なら、全力で「外せ!」と祈り、フルパワーの念力を送ります。
相手が外せば自分の優勝が決まる場面。タイガー・ウッズは、相手のパットを本気で「入れ!」と願っていたのです。
「外せ!」と思ってしまうと、無意識に自分は相手より格下と評価していることになってしまう。
「相手が外すことで優勝できる」と考えるということは、「相手が外してくれないと自分は勝てない」と自分に言っているのと同じ。
タイガーには「自分は世界ナンバーワンのゴルファーだ」という強力なセルフ・エフィカシーがあります。
このエフィカシーを維持するには、相手に「外せ!」なんてショボいこと願っていてはダメです。
「世界一のゴルファーの自分が、相手のミスで優勝するなんて、自分らしくない。もっと自分はすごいプレーができる人間なんだ!」
コレです。強すぎです。
朝ランを習慣にしようという人は、ぜひ、朝ランを通じてセルフ・エフィカシーを高めていってくださいね。
続けることが、明日の朝ランに、習慣につながっていきますよ!
*朝ラン習慣化のコツを網羅的にご紹介しています。コチラもどうぞ!
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