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私が食べると両親は喜ぶ

摂食障害になる人は、母親の影響があったりするらしい。

私の場合、確かに過去に体型について少しでも増えれば太ったと言われたり、子供ながらに深く傷ついた気持ちを忘れずに大人になってきた。

それでも不摂生な食事や、ご飯を拒否するとそれなりに心配される。

故に、家族の前で良く食べると、褒められる。










「もっと食べな〜」「食べろ食べろ〜」

優しい口調で言う。

喜んでもらえるのが嬉しくて、食べる。









本当は、食べたくない。
食べたら体重が増えてしまう。
食べると美味しくて、褒めてもらえるから食べる。
一度食べ始めたら止まらないから、食べ始めるのが怖いのに、食べないと心配されるから、とりあえず一口だけと食べ始めて、全部食べる。








友達もそう。
極端にサラダしか食べなければ一緒に似たような料理を食べて楽しみたい気持ちを妨害してしまうかもしれないとか、
私が深く落ち込んでいる時に、励ましの意味でご飯に誘ってくれるものの、私は食べて体重が増える恐ろしさを抱えているから、そこでご飯に行けばより落ち込む。

だから人と会いたくなくなる。

散歩とかなら、大歓迎なのに。










私はこんな食に支配されているのが辛いと思う。

食事を気にせずに普通に過ごしている人が、ひどく、羨ましく思う。

私もいつか

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