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介護

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#虐待

あおり運転も高齢者虐待も、やっている当事者が「自覚なし」という厄介さ

あおり運転も高齢者虐待も、やっている当事者が「自覚なし」という厄介さ

「あおり運転は危険行為である」ということは、誰でも知っている。自動車を運転しない子供だって理解している話だ。

それでも、あおり運転がゼロになることはない。

事故がゼロになることはないのは分かる。
それは人的要因以外の複合的な事象も絡むからだ。

しかし、あおり運転はゼロにできるはずだ。
それは完全にドライバーによってコントロールできる話だからだ。

それでも、あおり運転がゼロになることはないの

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虐待行為を「確定」や「疑い」だけで判別する視点は、果たして適切と言えるのか?

高齢者虐待という社会問題がある。

虐待行為は「確定」している場合と「疑い」の場合に分かれる。

とは言え、虐待は「確定」しているケースは稀である。

極端なことを言えば、周囲に複数の第三者がいる前で、介護者が高齢者を殴ったり蹴飛ばしたりしたら、それは「確定」と言える。

しかし、ほとんどの場合は「アザがある」「本人が『やられた』と言った」という客観視点からスタートする。

つまり虐待とは「疑い」

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虐待案件は様々な人達の感情が渦巻く。事実確認は大変だが、慎重かつ中立性をもって行う必要がある

虐待案件は様々な人達の感情が渦巻く。事実確認は大変だが、慎重かつ中立性をもって行う必要がある

介護事業を運営していると、現場やご家族、利用者(高齢者)本人から虐待に関する申立てを受けることがある。

「夜勤の〇〇さんが、利用者の✕✕さんを怒鳴っている声が聞こえた」

「△△さんの腕に大きなアザがある。まるで叩かれた跡っぽい」

「あの職員さんはね、私のことを部屋に閉じ込めようとうするの」

――― 介護現場いれば、直接的でなくてもこのような話を1度は耳にすると思う。共通して言えることは、そ

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高齢者は「弱者」で、介護者は「強者」なのか?

高齢者は「弱者」で、介護者は「強者」なのか?

高齢者虐待という社会問題がある。

高齢者虐待とは、高齢者が何かしらの虐待行為を受けることで、当人の尊厳を損ねている、あるいは尊厳を損ねる可能性を有した状態である。

何かしらの虐待とは、身体的虐待・心理的虐待・経済的虐待・性的虐待・介護放棄(ネグレクト)の5種類が挙げられる。

それぞれの虐待の形態については本記事では割愛するとして、いずれにせよ虐待行為はあってはならない。

――― が、なぜ虐

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介護している側が受ける虐待もある

介護している側が受ける虐待もある

高齢者虐待とは、いわゆる社会問題の1つである。

社会問題とは「弱者」に焦点と視点を当てている。

そして高齢者虐待は高齢者が「弱者」という扱いだからこそ、その不条理さから社会全体で守ってあげようという認識になる。

しかし、「弱者」の周りにいるのは「強者」ではない。
「弱者」の周りにいる人たちは普通の人間だ。何なら、その人たちだって視点によっては「弱者」にだってなりうる。

例えば、社会的に「弱

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