No.202【アドラー心理学】「悩み」は悩んでいるから解決しない。解決するには◯◯!!
こんにちは。
オンラインダイエットコーチ
メンタルフィットネスコーチ
新井浩太(こうた)です。
さて、アドラー心理学を学んでいるので、今日もそこからの気づきや考えたことを書きます。
今日は悩みの解決方法、悩みから抜け出すための考え方についてお伝えします。
「悩み」ではなく「課題」と考える
悩みがない人を探すのは難しいくらい、多くの人が何かしらのことで悩んでいるのではないでしょうか。
職場や家族、恋愛などの人間関係、お金の悩み、仕事の悩み、健康の悩み、生き方の悩みなど、人それぞれで様々な悩みを抱えていると思います。
以前の僕も悩みを抱えている一人でした。
以前という過去形なので、今の僕には悩みはないと言っても過言ではありません。
ですが人生の全てが思い通りにいっているかというと、全くそんなことはありません。
たくさんの失敗をして、たくさんネガティブな感情を抱えながら、人に迷惑をかけてしまいながら生きています。
しかし「悩み」はありません。
あるのは山積みの「課題」ですね。
アドラー流のカウンセリング
僕が悩まなくなったのはアドラー流のカウンセリング方法を学んだからなんですよね。
アドラー心理学は、みんなが幸せになることを考えた心理学で、論理や技法があるので心理学としていますが、僕的には思想や哲学と表現したほうがしっくりきますね。
それでアドラー流のカウンセリングは、相談しにきたクライアントに対して大きく分けて3つのアプローチをするそうです。
「課題の分離」「論理的結末」「代替え案」の3つです。
一つずつ簡単にですが説明しますね。
まず「課題の分離」です。
「課題の分離」とは、その悩んでいる問題は、いったい誰の問題かを明らかにすることです。
悩みによって様々なケースがあると思いますが、子育てに当てはめると分かりやすいかもしれませんね。
例えば、登校拒否や引きこもりをしいている子供がいる親は、多くの場合が悩みますよね。
どうすれば学校に行くようになるか。
どうすれば外へ出るようになるのかなどとですね。
実は、それらの問題って子供の問題であって、親の問題ではないんですよね。
厳しいことを言いますが、親は自分の世間体や体裁を守るため、自分の価値観や考えを子供に押し付けて、それが思い通りにならないから悩んでいるだけなんですよね。
学校に行かない人生、外に出ない人生で困るのは子供自身のはずです。
子供の人生の責任は、親であろうと誰であろうと負えず、子供自身が負うしかないんです。
親が出来るのは、子供の人生の支援と応援で、前へ踏み出す勇気を与えることです。
子供の思いや考えを否定することなく、聞き受け止める。
視点や視野を広げるための考え方や知識を必用ならば伝え、選択肢の幅を広げる手助けをする。
子供が選んだ選択を見守り、必要ならばいつでも支援するという構えを示す。
どんな失敗をしても、何があってもあなたを信じているという一貫した姿勢でいる。
親の役割ってそれくらいではないでしょうか。
そんなことを言うと、理屈はそうかもしれないけど、感情があってそんな上手くはいかなないなどと反論があるかもしれません。
しかし現実的に考えて、子供が自分の課題を自分で解決しないで誰かが解決してくれるというスタンスでいては、子供は子供自身が望む幸せにはなれないですし、人を幸せにできるようにはなりませんからね。
これは一例ですが、そのように問題の所在を明確にして「課題の分離」します。
そして、自分にできることのみに集中することです。
続いて「論理的結末」です。
これは単純に、今のままの考え方や行動を続けた結末や未来を想像します。
どのような未来が待ち受けているのかと論理的に想像することです。
すると基本的に、今のままでは上手くいかないと思うことでしょう。
そこで続くのが「代替え案」です。
今の問題や課題に対して、どのような考え方をして、どのように行動を変えれば上手くいくようになるかと考えることですね。
どうすれば、今のままでは迎えると予測される望まない論理的結末を、自分が望む論理的結末を迎えることができるようになるかと考えることですね。
当たり前ですが、人や環境をコントロールすることはできないんですよね。
大変ですが、考え方や行動を変えるのは自分しかいないということですね。
ここで逃げたくなったり、やらない言い訳をいくらでも考えられると思います。
しかしそれでは何も変わらないので、自分ができることを考えて取り組む。
それしかないんですよね。
そのようにして何か悩んだ場合、自分に対して「課題の分離」「論理的結末」「代替え案」の3つの考え方のアプローチをすると悩みはなくなるように思います。
悩みの代わりに出てくるのが「やるべきこと」で「課題」なんですよね。
ですから僕は課題だらけなんです(笑)
とはいえ、僕の出来ることなんてたかが知れているので、自分の身の丈にあったことをただ淡々と一つずつこなしていくだけです。
全てトライ&エラーで、上手くいけばそれを続ける。
上手くいかなければ、上手くいく方法を探して、それを試してみる。
日々、その繰り返しで前に進んでいないようでも、後ろを振り向いたら思いの外、前へ進んでいた。
そんな感じで、少しずつですが、自分が望む論理的結末の人生になるように日々を頑張りすぎずに頑張る。
焦らず急げ。
真面目に不真面目の精神でいきたいと思います。
と、僕なりの悩みの解決方法法、悩みから抜け出すための考え方をお伝えしましたが、何かお役に立てたら嬉しいです。
ということで今日は以上です。
これからもアドラー心理学を学んで実践して、自分らしく強く生きていきたいと思います。
同調圧力を押し付けようとしたり、上下関係をつくろうとマウントを取る人、権力を振りかざす人などに屈することなく、共に自分らしく強く生きましょう!!
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます☆
また明日(^O^)/
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