No201【ダイエットQ&A】自律神経は理性の神経?いや、違うでしょ。
こんにちは。
オンラインダイエットコーチ
メンタルフィットネスコーチ
新井浩太(こうた)です。
さて、今日もダイエットのお話をしますね。
Question:
「自律神経は理性の神経ですよね?」
先日「自律神経は理性の神経」とお話をされていた方がいらしたので、僕からお話をさせていただきます。
自律神経は「自分を律する神経」と書くので、そのように思われても不思議ではありませんが、全く違うんですよね。
「なるほど!そのような考え方があったのか!」
と、自分と人との考え方の違いを再認識することができて、膝を打つ感覚でしたね。
Anser:
「理性は脳の前頭前夜、自律神経は自分の意志ではコントロールできません。」
理性とは、人間らしさと言っても過言ではないのでしょうか?
その理性は、脳の前頭前野という部位が担っているとされています。
前頭前夜は、思考や創造性を担う部位で、脳の最高中枢だと考えられています。
この前頭前野は、ヒトで最もよく発達した脳の部位で、最も成熟するのが遅い脳の部位、老化によって最も早く機能の低下が起こる部位で、とてもユニークな部位だと思います。
ちなみに、大脳に占める前頭前野の割合はネコで3.5%、イヌで7%、サルで11.5%、チンパンジーで17%で、ヒトは29%と圧倒的に他の哺乳類よりも発達しているようです。
一方、自律神経は意志に関係なく、体の様々な機能を維持するために24時間365日休むことなく働き続けています。
自律神経は、交感神経と副交感神経の2つに大別されます。
交感神経を一言で表現するとカラダを興奮ささせる神経で、副交感神経はカラダを落ち着かせる神経です。
車で例えると、交感神経がアクセルで、副交感神経がブレーキですね。
役割の一例として、交感神経が優位になると、血管が収縮して、心拍数と血圧が上昇します。
副交感神経が優位になると、血管が緩み、心拍数や血圧が低下します。
心身の健康のために、自律神経は交感神経と副交感神経の両方のバランスが大事だと言われていますね。
ちなみに脂肪の燃焼を考えると基本的に交感神経が優位の方がいいですね。
その理由は、交感神経が脂肪細胞の分解や利用に大きく関わるからです。
今日は本当は、交感神経が脂肪をエネルギーとして利用する代謝についてお伝えしようと思っていたのですが、前置きが長くなってしまったので、またの機会にさせていただきます。
今日は「自律神経は、自分を律する神経ではなく、体の様々な機能を維持するための神経」だということで以上です。
この記事で、何か一つでもお役に立つことがあれば幸いです。
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もし、ダイエットでお悩みがありましたら、気軽に質問していただきたいと思います。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます☆
それでは、また明日(^O^)/
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