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No.272【アドラー心理学】叱る=最強のトレーニング
こんにちは。
オンラインダイエットコーチ
メンタルフィットネスコーチ
新井浩太(こうた)です。
さて、アドラー心理学を学んでいるので、そこからの気づきや考えたことを書きます。
この記事で、少しでもあなたの勇気にエネルギーを注げたら嬉しいです。
叱るは最強のトレーニング
いまだにアメとムチなどと言って、叱ることを善しと考えている、昭和時代から思考や価値観がアップグレードされていない人はいますね。
叱ることは最強のトレーニングだと早く気付くといいですよね。
叱るという行為行動は、相手の「行動を起こそうとするやる気や、新しいことにチャレンジしようとする行動を失くすための最高のトレーニンング」だということを。
もちろん中には稀に「こんちきしょう精神」で、叱られた悔しさから奮起する人もいますが、それは多くの人には当てはまらないことです。
大人に対してはそれくらいの影響ですが、子供に対して叱るということは、それだけではありません…
叱ると悪い習慣化が進む
多くの親は、子供の悪い習慣を改めてほしいと考えていると思います。
そのため、叱るということを選択していますが、それって逆効果なんですよね。
子供は、愛情や注目を得たいと思う精神的に未成熟な状態です。
子供も大人と同じように、叱られると嫌な感情になっていますが、それと同時に、他の人以上の注目を自分は得られている。
もしくは、普段以上に自分のことを注目してもらえているという感情も起きています。
すると、注目を得たいと強く願う子供は、叱られて注目してもらえるために、同じことをするようになります。
そして、結果的にそれが習慣になってしまいます。
叱るということは、悪い習慣をつけさせるための、最高のトレーニングになっているということなんです。
子供に論理や理屈は理解できないと考えている場合があると思いますが、それは子供の能力を見下しているだけです。
普段から、論理的な説明をしいていれば、子供はその思考に適応します。
論理を理解していないと考えて叱るのではなく、自分が日常的に論理的に説明できない現実を知ったり、子供の能力を過少評価や見下している自分がいるということに気付くといいと思います。
子供の身長の発達が著しいのと同じように、脳の成長も著しいですからね。
叱って誰が得をしているか…
叱っていて、得をしているのは叱っている本人なんですよね。
叱ることで相手のやる気や行動力を失わせて、自分の理解できる範囲に留めたり、管理下に置けることができます。
言い換えるとコントロールしやすくしているということですね。
叱るのは相手のためで、叱っているこっちも苦しいなどと聞くことがありますが、それはごまかしで詭弁です。
根底は、相手のためではなく自分のためです。
相手が「こんちきしょう精神」の持ち主ということを理解していて、戦略的な叱るというのなら、相手のためになることが考えられるので、もしかしたら良いのかもしれません。
しかし、戦略のない本能的な叱りは考え直すといいと思います。
相手がもしも間違いをしていると思い、修正する必要がありそうなら、叱るのではなく建設的な話し合いをすればいいだけですよね。
その行為行動をとおして何がしたいのか、
何を得たいからそれをするのか、
それをやり続けるとどのような結末を迎える可能性が高いか、
どのような行為行動が自分が望む未来に適したものか。
そのようなことを話し合えばいいのではないでしょうか。
コミュニケーションをショートカットしようとしたり、サボろうとして良いことはありません。
コミュニケーションを通してでしか、自立を促したり、相互理解や相互援助という関係性は築けませんよね。
相手に意欲を失わせて自分が支配的でありたいと思うのなら、叱るという選択をすればいいと思います。
そうではなく、相手と良い関係を築きたいと思うのなら、大変ですがコミュニケーションを大切にすることが大事だと思います。
アドラーはみんなが幸せになるためには、国籍、年齢、性別、職業職位、貧富などで上下や競争などのタテの関係ではなく、人として対等のヨコの関係を築くことだと言っていますね。
ということで今日は以上です。
これからもアドラー心理学を学んで実践して、自分らしく強く生きていきたいと思います。
今日の記事で、少しでもあなたの勇気にエネルギーを注げたら嬉しいです。
同調圧力を押し付けようとしたり、上下関係をつくろうとマウントを取る人、権力を振りかざす人などに屈することなく、共に自分らしく強く生きましょう!!
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます☆
また明日(^O^)/
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