2024年9月の記事一覧
与那国馬と共に生きる島民の物語 〜風と共に駆ける絆〜
序章:与那国島と与那国馬の歴史
沖縄県の最西端に位置する与那国島は、広大な青い海と自然豊かな風景に包まれた美しい島です。この小さな島は、古くから人と自然が共生する場所であり、その中でも特に重要な存在が与那国馬です。与那国馬は、他の馬に比べて小柄でありながら、驚くべき持久力と強靭な足腰を持ち、島民にとって欠かせない存在でした。彼らは農作業や荷物の運搬、さらには人々の移動手段としても重宝され、島の生
余生馬と歩むひとのために【牧場の作業を手伝う】~夏・北海道日高町にて~
馬を生きる馬って可愛いですよね。
ポニーの乗馬は子どもたちに大人気だし、競走馬はファンの注目を浴びています。
農業用機械が発達する以前は、馬も大切な家族の一員でした。
田舎の古い家に行くと、場所によってはひとが生活する建物の中に馬の部屋の跡が残っているなど、大切にされて一緒に生活した様子を見ることが出来ます。
皆さんは馬の一生について考えたことはありますか。
生き物なので、生を受け育ち、いつか
番外編7 習性を知れば馬は怖く無い❸ 馬のパーソナルスペースを考える
前回は馬が何に驚くの?という記事を書いてみました。
さて、あなたは他人との距離に悩んだことがありませんか?
人と人の間の距離感の取り方は、時に難しいことがありますよね?
離れすぎていればよそよそしい気がするし…
かと言って
近すぎると圧迫感を感じたり、緊張してしまったり。
人と馬の間の距離の取り方も、知らないと馬を緊張させてしまったり、馬から舐められてしまって、言うことを全然聞いて貰えなくなる
乗馬ライダーの忘備録❶手前問題を考える
ヒヒーン❣️
馬に関するエッセイを書いているじーちゃんこと大村義人(ペンネーム )です。さて、今回は手前のことを考えてみました。乗馬における「手前」とは、馬が走る際に、どちらの前脚を先に出すかという動きのことを指すことはご存知の通りです。
特に「駈歩(かけあし)」や「襲歩(しゅうほ)」といった速い歩法で使われます。
馬場などの限られたスペース内で駈歩を出すときには、どこかで曲がるコースを取らない
乗馬ライダーの忘備録❷ 軽速歩を(馬と)考える
こんにちは♪
乗馬ライター&ライダーのじーちゃんです。
9月の始めに宗像でウエスタンのレッスンを受けて来ましたが、秋の気配はいずこ?というような暑さでギブアップでした⤵️
さて、ウエスタンスタイルの乗馬では軽速歩はしないとかいわれていますが、外乗などで長時間を速歩で移動する場合には、軽速歩ができたほうが楽です。
馬にも負担がかからないですしね。
で
軽速歩ですが
研究すればするほどわからなく
馬と体温調節 エンデュランスに憧れて❺ (ローズ🐴との対話つき)
🐴とともに走るマラソン競技と呼ばれる🐴エンデュランス競技では、馬の健康管理が勝敗の鍵とされています。
この健康管理には、心拍数、体温、水分補給、怪我や故障の防止などの要素があります。レースでは馬を走らせる選手の技量が大切なのは言うまでもありません。しかし走らせるだけでなく、馬を休ませたり、水分を補給させるサポートチームの役割も大きいので、チームレースの側面があります。
以前紹介した、村山由
番外編8 乗馬者( ライダー)が馬は「馬耳東風」なのか?を考えてみた
馬耳東風とは?
「馬耳東風」は、中国の古典から由来する四字熟語で、人の忠告や意見を全く気にせず、聞き流す様子を表します。言葉の意味を分解すると、以下のようになります。
馬耳(ばじ):馬の耳
東風(とうふう):東から吹く風
つまり、「東風が馬の耳を通り抜けていくように、馬は風が吹いていることに全く気に留めない」ということから、人が何かを言っても、それを気にせず受け流してしまう態度を指す言葉です