株式会社大潟村あきたこまち生産者協会

昭和62年、秋田県大潟村の農家が創った会社です。 安全安心な「あきたこまち」をお届けし、お米の可能性を求めて様々な加工食品の開発にも取り組んでいます。 「若者が夢と希望を持てる農業の創造」に向かって全力を尽くし、お米のオンリーワン企業を目指しています。

株式会社大潟村あきたこまち生産者協会

昭和62年、秋田県大潟村の農家が創った会社です。 安全安心な「あきたこまち」をお届けし、お米の可能性を求めて様々な加工食品の開発にも取り組んでいます。 「若者が夢と希望を持てる農業の創造」に向かって全力を尽くし、お米のオンリーワン企業を目指しています。

マガジン

  • こまちのこと

    大潟村あきたこまち生産者協会は秋田県の干拓地・大潟村にあるお米屋です。そこではたらく人々、ユニークな商品、魅力あふれる農業、お米の可能性をひらく商品が造られる工場、会社の歴史を織り交ぜてご紹介します。

  • 絶対ごはん食べるレシピ

    大潟村あきたこまち生産者協会がレシピをご紹介します。これを見たらおかわり必至。さあ、ごはんを食べましょう!うち、お米屋ですから。

  • 秋田県大潟村の米農家 涌井徹が綴る「こまち通信」

    大潟村あきたこまち生産者協会が「農家のお米を直接お客様にお届けしたい」と1987年の創業当初からお米に同送しているお手紙を、1990年に「こまち通信」と命名して以来、毎月、弊社会長 涌井徹の想いを綴っている「こまち通信」。 寝ても覚めても農作業や日本農業について考えを巡らせ「若者が夢と希望を持てる農業の創造」に取り組んでいます。

  • プロの料理人が私たちのお米を選ぶ理由

    大潟村あきたこまち生産者協会のお米をお届けしている飲食店様に、お店の歴史やこだわり、お米に関するおいしいテクニックに至るまで色々なお話を伺うシリーズ企画!毎月更新しています。

  • 秋田の特産品

    大潟村あきたこまち生産者協会が、秋田県内を駆け回って見つけてきた「んめぇ~」(おいしい)果物、野菜、加工品と、それらに携わる人々をご紹介。秋田の魅力、地力の詰まった宝物と出会えます。

最近の記事

「田んぼの天気」が知りたいのに「釣り場の天気」をおすすめされた

皆様。 早いもので今年も残すところ10%程となりました。スマホのバッテリー残量ならとっくに充電を始めています。 ドイツの思想家シラーさんの有名な一節です。文献によっては訳が微妙に違ったりするものの、ここまで時間の肌感覚というものを的確に表す文章も他にないでしょう。 (とあるマンガで知りました。) 現在が矢の如く超高速で飛んで行くものならば、あまり細かいことを気にせず生きてもいいんじゃないか…しかし一方で、過去は永遠に佇んで背後からじっとこちらを見つめている存在だと考えたら

    • おいしい水を無駄にすることなく炊ける「無洗米」

      秋田では気温が一桁代になる日も増え、寒さに震える季節がやってきました。 水が冷たくなると、おっくうを通り越して辛くなるのがお米研ぎ。 冷たいからと言ってお湯でお米を研いでしまうと、ヌカ臭が残ったりデンプンが溶け出しておいしくなくなってしまうのでNGです。 そこでおすすめなのが、冷たい水に手をつける必要がなく、時短・節水・節約ができておいしく炊ける無洗米です。  無洗米のメリット1. 研ぐ手間がないので時短 後ほど詳しくご紹介しますが、無洗米の炊き方は、お米と水を炊飯釜

      • 玄米って?どこから仕入れるの?え、等級検査って自社でやってるんだ。

        11月に入り急に寒くなってきました。大潟村は今月には雪が降るかも知れません。皆さんの所はいかがでしょうか。 さて、今回ですが前回に引き続き新米に関して追っていこうと思います。順番が前後してしまうのですが、精米をする前の玄米受け入れを取材してきました! 弊社で玄米の受け入れを管理しているのは倉庫課という部署です。倉庫課の課長にお話を聞いてきました。 ―今日は宜しくお願いします! 倉庫課課長:宜しく。まずは何から行こうか。 ―では、玄米というのはどのような工程で受けるもの

        • 大潟村誕生60周年に起きた「令和の米騒動」の原因とは・・・

          今年の稲刈りは天候に恵まれ、トラブルもなく順調に進み、稲刈り後の圃場も、コンバインのキャタピラーで壊れることなく、大潟村入植以来、55年間で一番きれいな圃場になりました。 玉ねぎの植付けは、10月10日から始め23日頃に終わり、今は、来年の玉ねぎ栽培のための籾殻暗渠を行っております。 55年前の、入植と同時に始まった減反政策により、大潟村には、干拓以来、50年以上放置され、20m以上の雑木が繁った原生林が200ヘクタールあります。 その原生林を40ヘクタール借りて開墾し、

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        記事

          晩秋の田んぼと私の間には深い溝(物理)ができていた

          皆様。 本格的なカメラではなくてもスマホで簡単に高画質での撮影ができるようになり久しいですが、いくら手軽になったところで写真とは奥深く難しいものです。 筆者は商品や自然豊かな大潟村の景色、社員の仕事の様子など、記録を残すような業務をすることもあるので、生半可な写真ではいけないと思いますが一向に上達しない。とくに人物が難しいです。 いつもにこやかな方なのに、ファインダー越しには目が笑ってないとか、陽射しもないのになんか眩しそうとか、そんなんばっかりですが、如何お過ごしでしょう

          晩秋の田んぼと私の間には深い溝(物理)ができていた

          田んぼと東京ドームの面積を比べてみた

          皆様。 「秋は無くなった」なんて話も聞かれる程いつまでも夏が居座ったが為に、すでに冬の気配がしてきました。秋田県ではまだ秋が感じられたほうじゃないのとは思っておりますが、万が一、秋がこの世界から消えてしまったら、秋田県は何田県になるのだろう? そんなことを思うこの頃ですが如何お過ごしでしょうか。 さて、今回は筆者が以前から戸惑っている…こんな話からしていこうと思います。(一番戸惑っているのは読者かもしれませんが。) 「東京ドームn個分」 → ピンと来ない 「ここは東京

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          おいしいご飯を炊くために「おいしい冷水を使って3分以内で研ぐ」

          弊社の社名にもあります、秋田が誇るブランド米「あきたこまち」は、秋田県知事により銘柄が発表された1984年9月7日から数え今年で40周年です。その3年後に秋田県大潟村で弊社は創業し、37年間、全国の皆様にあきたこまちをお届けしてきました。 あきたこまちは、秋田のような寒冷地でも栽培できるよう開発されましたが、もちもち食感や味の良さ、需要の高まりにより今では九州など温暖な地域でも栽培されています。 弊社ではおいしいお米をお届けするために、玄米を低温倉庫で保管し出荷に合わせて

          おいしいご飯を炊くために「おいしい冷水を使って3分以内で研ぐ」

          横浜で24時間営業中!「本場の韓国料理」と「炊き立てあきたこまち」を一度に味わえます

          神奈川県横浜市、JR関内駅の西に位置する韓国系のお店が多い福富町。昼も夜も賑やかなこの街で、最高級の笑顔と本場韓国の味を24時間提供しているお店が「ラオン 焼肉」様です。 社長の奥様、キム・チェユン様にお話を伺いました。 インテリアや家具にとことんこだわった高級韓国料理店 私の夫も韓国人で、お店の社長をしているのですが「いつか、おいしい韓国料理屋をやりたい」といつも私に話していました。 福富町には韓国の飲食店がたくさんあるのですが、会社の社長や会長などの重役の方が接待に

          横浜で24時間営業中!「本場の韓国料理」と「炊き立てあきたこまち」を一度に味わえます

          新米発売!今年のお米は!?お米はどうやって精米されるの?

          10月に入り、大潟村は秋の装いとなってきました。朝晩はそろそろストーブを付ける人も出てきそうな気温です。首都圏や西日本ではまだまだ日中は暑そうですね。 令和の米騒動と一時期話題になるほどお米が売っていないという事がありましたが、新米が出始めてようやく一段落といったところでしょうか。なんと、秋田県でもスーパーにはお米が無い所が多かったです。   今回ですが、新米の出る時期という事もあり弊社の心臓部とも言える精米の仕事を見て行こうと思います。私の所属している甘酒課(ブログ:美味し

          新米発売!今年のお米は!?お米はどうやって精米されるの?

          玉ねぎ栽培のため広大なため池を作ったらたくさんの野鳥が集まって来た

          今年も、昨年以上の高温とのことですが、昨年よりも夜温が低かったので、稲の生育に支障はなく、とてもおいしいお米になりました。 稲刈りを始める時はとても緊張しますが、今年の圃場はとても硬く、稲も倒れていないので、稲刈りも順調に進みました。 コンバイン3台で、毎日8haほど収獲するので、100haの田んぼは、2週間ほどで収獲を終えることができました。 雨で収獲ができなかったのは2日だけだったので、入植以来、一番順調な稲刈りになりました。 収獲した生籾は2tダンプで、格納庫に運び

          玉ねぎ栽培のため広大なため池を作ったらたくさんの野鳥が集まって来た

          稲には、黄金色に輝かずにはいられない事情があった

          みなさん、新米ですよ 皆様、新米が出回り始めましたが如何お過ごしでしょうか。 一時は、この一大コメ生産地・秋田県でも店の棚からお米が消えたので、大変驚きましたが、ひとまずはホッと安心…といったところでしょうか。 とは言っても、心もとない?そうでしたらこちらに弊社自慢の「大潟村産あきたこまち」がございますので、是非ご検討ください。 今とてもいい時期です。なにしろ今なら新米が届きます上に、それ以後もこの先も、年中変わらぬクオリティのお米をお届けして評価頂いております。ありがと

          稲には、黄金色に輝かずにはいられない事情があった

          「酒場放浪記に出てきそう…」本当に出ちゃった 激シブ居酒屋の”昼の顔”

          都営地下鉄三田線、三田駅から徒歩5分にある「酒処 山清」様は、ご夫婦で切り盛りする居酒屋です。創業37年の店内は、ドラマや映画に出て来そうな懐かしくて渋い雰囲気なので、テレビ番組のロケが入ることも。 そんな山清様は、お昼になると人気の鶏の唐揚げや鯖の味噌煮をお腹いっぱい楽しめるランチの定食を提供しています。 人気メニューの調理のポイントや、お米の炊き方について、そしてBSの人気番組に出演された際のお話しをお伺いしました。 祖父の代は酒屋だった (店主)この田町で祖父が

          「酒場放浪記に出てきそう…」本当に出ちゃった 激シブ居酒屋の”昼の顔”

          重機「バックホー」の”ギャップ萌え” 芋煮を作ったり原野を開墾したり

          突然ですが「芋煮」って知ってる? さて、皆さんは東北の秋の風物詩「芋煮」をご存知でしょうか。首題でこの記事に来られた方はひとまず心配ないかとは思います。 念のため簡単にご説明しますと、肉と野菜と芋を、何らかの調味料で味付けし、煮込んだ鍋料理です。 …なんだかふわっとした説明をしましたが、これには以下の理由があります。 具材、味付け、この組み合わせにはいくつもの流派が存在し、日夜しのぎを削っているらしい結構アグレッシブな食文化のようで、ここで安易に「こういうものです」とは紹

          重機「バックホー」の”ギャップ萌え” 芋煮を作ったり原野を開墾したり

          美味しい甘酒を作るために…原料の「あめこうじ」はどういうもの?

          9月に入りましたが、まだまだ暑さが続きそうですね。また、今年はいつもよりも台風が多いので防災への備えもしておきたいところです。 今回のタイトルとは関係ありませんが、弊社では5年保存可能な非常食(詳しくはこちら)もあります。「食物アレルギー特定原材料等28品目と貝類不使用食品」ですので、どなたも安心して食べられますよ! スッキリした甘さが特徴の「あめこうじ」 さて、ここからは自社製造している麹と、その麹を使った甘酒についてお話しようと思います。 弊社では「あめこうじ」とい

          美味しい甘酒を作るために…原料の「あめこうじ」はどういうもの?

          米不足、米余り、そして食糧不足の時代へ向かう未来のために、地域農業の将来を考える

          大潟村は今年、立村60周年になります。 減反政策のため利用されなかった農地が、200haほど残っておりますが、60年間も放置されていたため、4mの葦原と20mから30mの雑木の、原生林になっております。 その原生林を開墾し、玉ねぎ畑を造成するため、毎日、開墾作業に取り組んでおりますが、54年前の入植と同時に始まった減反政策で、干拓地での畑作営農に苦しんだ私が、なぜ原生林を開墾して玉ねぎ栽培に取り組むのか、仲間の農家に不思議に思われております。 私も、毎日、開墾作業に取り組み

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          スーパーで揃う香辛料ですぐ作れる「本格的な中華風スパイスカレー」

          海の家にもカレー、スキー場のロッジにもカレー、大衆食堂にも高級ホテルにもカレー、オールシーズン場所を問わずどこにでもカレーがありますが、日本人はなぜこんなにカレーが好きなんでしょうか? カレーにはいろいろなスパイスが入っているので、食欲を刺激されて食べたくなるのかと思っていましたが、一説には五味(甘味・酸味・辛味・苦味・塩味)がバランスよく含まれているからなんだとか。 りんごなどの果物(甘味・酸味)やコーヒー(苦味)を入れるレシピも珍しくないので、なるほど納得。カレールウ

          スーパーで揃う香辛料ですぐ作れる「本格的な中華風スパイスカレー」