横浜で24時間営業中!「本場の韓国料理」と「炊き立てあきたこまち」を一度に味わえます
神奈川県横浜市、JR関内駅の西に位置する韓国系のお店が多い福富町。昼も夜も賑やかなこの街で、最高級の笑顔と本場韓国の味を24時間提供しているお店が「ラオン 焼肉」様です。
社長の奥様、キム・チェユン様にお話を伺いました。
インテリアや家具にとことんこだわった高級韓国料理店
私の夫も韓国人で、お店の社長をしているのですが「いつか、おいしい韓国料理屋をやりたい」といつも私に話していました。
福富町には韓国の飲食店がたくさんあるのですが、会社の社長や会長などの重役の方が接待に利用できるような高級なお店はあまりないので、そういった人たちをターゲットにしてお店を作ろうと考えていました。
お店をやるんだったら妥協せずにやろう!と思っていたので、何日も考えて迷いながら、いろんなことを調べて、店内のインテリアや壁、椅子やテーブルもこだわって揃えました。
自分の家族のために作るような気持ちで
韓国本来の味を提供することが一番大事です。お客様が初めて来店されたとき、韓国の味だと認めてくださるから、またお店に来てくれます。
それから従業員たちの笑顔、接客が大事ですし、自分の家族が食べるような気持ちで料理を作っています。
「お米の力があれば 何でもできる」
お店で使うお米を決めるのは、とても難しかったです。日本人の友達から、秋田県はお米がおいしいところですよとおすすめされたので、一度買って食べてみたんですけど、本当においしかったんです。
日本の方も同じだと思うんですが、韓国はお米が大事。韓国では昔から「お米の力があったら何でもできる」という言葉があるくらい、お米のことが大事なんです。おかずやスープをいくらおいしく作っても、お米がおいしくなかったらダメです。
炊き方としては新米の時と、普段の時とで水の量を変えています。炊飯器で炊いていますが一度にいっぱい炊いておくのではなく、食べきりそうになったらまた炊いて、1日に3~4回に分けています。
韓国と日本のお刺身の違い
うちでは韓国式のお刺身も扱っていますが、日本では魚をさばいたらすぐではなく少し置いて、熟成してから食べますよね。韓国ではさばいてすぐに食べるんです。食感がプリプリしていておいしいですよ。新鮮さが一番大事なので、直接取引している魚屋さんがいます。
扱っている魚は季節によって違いますが、5種類くらいです。
お刺身には日本と同じくワサビ醤油のほかに、お酢を加えたコチュジャン、韓国の味噌にニンニクと唐辛子を入れて混ぜたタレがあります。
お客様によって好きな食べ方が違いますから、注文が入ったら3種類のつけダレを一緒にお出ししています。
サムゲタン(参鶏湯)の半分 だからバンゲタン(半鶏湯)
バンゲタンとは、サムゲタン(参鶏湯)の半分という意味です。
味付けに漢方を使っていて、薬膳みたいな感じです。もち米も入っています。
夏の暑い時期、日本ではうなぎを食べる日がありますよね。それと同じように、韓国では8月に3回、サムゲタンを食べる日があります。
=インタビュアー実食!=
韓国で夏場に食べる習慣があるという、薬膳が入ったスープで鶏の半身を煮込んだ「半鶏湯(バンゲタン)」を頂きました。
鶏が丸々1匹入った参鶏湯(サムゲダン)とは違い、半身の量なので女性1人でも食べやすいのが特徴です。大きなナツメとニンニクが入った滋味深く澄んだスープは優しい味付け。鶏肉のうま味が染み込んだもち米と、深いコクが体に沁みわたります。
奥様の優しく温かな人柄もあり、従業員の方もとても親切で丁寧なので、居心地の良い空間でした。
韓国で「国民の妹」と呼ばれるほど愛されているアーティスト、IUさんもライブの打ち上げにお店を貸し切りにしたこともあるそうです。
韓国料理の中でも人気の《韓国式刺身》が食べられる珍しいお店なので、横浜に居ながら本格的な韓国料理を堪能してみてはいかがでしょうか。
ご馳走さまでした!
稲垣
店舗情報
ラオン 焼肉
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