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#日常短歌

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なんでもない、ふとしたこと。想像の世界のこと。妄想をしてみたこと。理想と現実と葛藤と頭の中と心の中。混ぜ込みごはん。
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私、いる?
聞くなんて野暮
わかってる。
私の中に
あなたはいるのに。


(自分の居場所は相手の心の中にあるのだと、わかっているけれど、信じる力が弱くなっちゃう時あるよね。大人も、生徒も、おんなじなんだよね。)

待ってるよ 君の本音を 聞くまでは
言えるわけない 聞けるわけない


(期待した答え、予想した答えが出てこなくても、どんなに時間がかかっても、待つよ。待つ。私から話したら、そこで全部終わってしまいそうで。言葉って難しいね。)

「読みたい」の 貯蓄は増えて いくばかり
逆算なんかじゃ 生きられなくて






(生きている間にあとどれくらい本を読めるのだろうか。)

画面越し元気でいてねと呟けど
エピローグまでアーカイブする

夏の夜に 置き忘れたら 楽なのに
醒めない夢と 縒れたルージュを

神様に こっそり告げる 秘密だよ
涙束ねて 押し花にした

この胸に 優しい色が 生まれたの
私と描く 筆をあげるよ

さみしさの獣を内に飼い慣らし君は笑顔で罪を重ねる

去ってゆく「さよなら」置いた助手席がまた右手から来てはくれぬか

転生後花から炭へ香り変え寝返り転がる串を眺める



(美容院で髪質改善トリートメントをした帰り道、美味しそうな香りがしたので、焼き鳥を買って帰ることに。注文をしてから焼いてくれるのだが、焼くまでの間、道路の端で待ちながら、串を眺めている。おしゃれな香りから、美味しい匂いに笑)

嘘だってわかっているけど受け入れて認める私は何なんだ


(嘘ついてるってわかっているけど、仕方ないなとか、嘘だとわかっているけど肯定しちゃう私とか、許せないことも許しちゃったりする私って何なんだとか。生徒に平気で嘘を言う先生って結構いて、生徒と先生との間に挟まれて悩んじゃう。)

抱きしめて抱きしめすぎて締めすぎる空気も抱くよゆるめる勇気



(仕事でも来恋愛でも友情でも親子でも、大切にすればするほど自分のエゴで締め付けて縛り付けちゃってることってあるよね。相手の周りにある目には見えない人間関係や物事までマルっと大切にできたらいいんだけどな。)


コンセント向きと並びとプラグの形噛み合うことない会話のようで



(延長コードのコンセント部分とプラグの形ってたまに思うようにいかないことありません?充電プラグがちょっと大きくて、隣のコンセントの穴の部分塞いじゃう…みたいな。何か言おうとして、上から言葉被せてくるみたいな。)

気がつけば音と数に沼りだす言葉並べて上の空だわ


(時間が経つのも忘れ、降りる駅を過ぎ、買うものを買わずに店を出て、いつもと違う道をあるく。たまには囚われることも気持ちいい。音のリズムと、数の合わせと、言葉の入れ替えを頭の中で繰り返す時、私はどんな顔をしているのだろう)