五月雨(散文詩)
わかってるだ
Digita化だろう
analogの私にはわからない
とりあえず
パソコンで困ったら
コンセントを抜けばいいんだろう
わかってるだ
わかりきってる
覚えることと
興味を持つこと
それが
大事なことぐらいは
わかってるからさ。
いい歳して
独り身だって
言われなくたって
わかってる
なんで何回も
オウムのように
繰り返しながら
人は言う
ならばどうだ
面倒をみてくれるの
あなたたちは
私の人生のどれくらいを
あなた方は
担ってくれる
わかってる
わかってるさ
もういい歳をした大人だからさ
そんなことを
言ったって
なにも変わらない
いいことなんてない
五月雨の中に入る
五月雨の中から外を見る
五月雨の中から浮かび上がる
それが
私の未来の展望図
だから
そっとしておいてくれ
目がチカチカとなる
それは街のネオンと活気のせい
わかってる
わかってるさ
今日はなんかのイベントだろう
やんちゃそうな若者達が
我が物顔で練り歩く
わかってるよ
わかってるさ
わたしにとって
恋人たちのその歩幅も
それに該当するんでしょう
皮肉でも
いわれたのかな
その街が
わたしに対してさ
そんなことはないんだよ
だけど
卑屈にもなりそうだ
わかってるよ
わかってるさ
それは
私が独り身で
いることが
大前提なんだろう
あと、
困ったときに
パソコンの
コンセントを
抜く
脆弱さ
なさけないなんて
言やしない
損なことぐらい
わかってる
友達もみんな結婚した
わかってる
わかってるさ
答えのない
押し問答
わかってる
わかってるさ
そんなこと言って
わかってないことぐらいは。
五月雨の中に入る
五月雨の中から外を見る
五月雨の中から浮かび上がる
それが
私の未来の展望図
だから
そっとしておいてくれ
五月雨の中に入る
五月雨の中から外を見る
五月雨の中から浮かび上がる
それが
私の未来の展望図
だから
そっとしておいてくれ
五月雨の中に入る
五月雨の中から外を見る
五月雨の中から浮かび上がる
それが
私の未来の展望図
だから
そっとしておいてくれ
五月雨の中に入る
五月雨の中から外を見る
五月雨の中から浮かび上がる
それが
私の未来の展望図
だから
そっとしておいてくれ
五月雨の中に入る
五月雨の中から外を見る
五月雨の中から浮かび上がる
それが
私の未来の展望図
だから
そっとしておいてくれ
五月雨の中に入る
五月雨の中から外を見る
五月雨の中から浮かび上がる
それが
私の未来の展望図
だから
そっとしておいてくれ
五月雨の中に入る
五月雨の中から外を見る
五月雨の中から浮かび上がる
それが
私の未来の展望図
だから
そっとしておいてくれ
五月雨の中に入る
五月雨の中から外を見る
五月雨の中から浮かび上がる
それが
私の未来の展望図
だから
そっとしておいてくれ
いまだけは
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