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短編小説・シナリオ

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読み切り物の短編です。サクッと読めます。 眠れない夜にぜひ(:3_ヽ)_
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【シナリオ】めっちゃ夢叶う短冊の話。

【シナリオ】めっちゃ夢叶う短冊の話。

『八月の七夕』

なずな…中学3年生。ミュージカルスタジオに通っている。純粋で天然。黒髪ポニーテールがトレードマーク。
香織瑠…中学3年生。ミュージカルスタジオに通っている。黒髪ショートで、空気を読み会話をするのが得意な美人。
美和…中学3年生。ミュージカルスタジオに通っている。話が上手な盛り上げ役。髪型は丸みを帯びたボブ。

ーー

人気の無い寂れたショッピングセンター内。
3人の前には、短冊の

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【シナリオ】自分のお守りについて話す話。

【シナリオ】自分のお守りについて話す話。

短編シナリオ
眠れない夜のお供や、お芝居の練習のためのエチュードとしてお使いください。

柴崎香織瑠...中学3年生。多趣味で人脈も広い。
凛川晴子...中学3年生。人の表情をよく見る。いつも笑顔。
2人は学校は違うが、同じミュージカルスタジオに通っている。

ーーー

オシャレなカフェ。
スタジオ帰りの香織瑠と晴子は、レッスン着などの入った大きなカバンを自分の隣に置き、テーブル席で2人クリームソ

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【シナリオ】入院中の犬ちゃんがどう過ごしているのか想像する女の子の話。

【シナリオ】入院中の犬ちゃんがどう過ごしているのか想像する女の子の話。

中学3年生の亜冬なずな、高校1年生の一高祭は、同じWESTミュージカルスタジオに通う仲間である。今日は近くにあるEASTミュージカルスタジオとの合同練習。6月某日土曜の夜、虫の鳴き声が聞こえてくる頃合い。なずなと祭、そしてEASTミュージカルスタジオに通う、中学3年生の柴崎香織瑠の3人は、レッスンが始まる前に、自主練習を行っていた。

ちょうど3人が休憩に入った頃、水をひと口飲み終えた なずなが口

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【シナリオ】憧れの人との距離の縮め方。

【シナリオ】憧れの人との距離の縮め方。

6月某日。時刻は20時をまわったところ。
都心から少し外れたところにある、『WESTミュージカルスタジオ』という小中高生のためのミュージカルスクールの電気が消えた。
その建物の中から、会話を楽しむ3人の女の子が出てきた。
天然気質のあるスクールの新人、中学3年生の亜冬なずなと、スクールのリーダーでみんなの憧れの的の高校1年生の夕月彩奈、身長145cmの低身長ダンサー、彩奈と幼なじみの高校1年生、一

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【シナリオ】今、カフェでパフェを食べて満たされる、を生きる。

【シナリオ】今、カフェでパフェを食べて満たされる、を生きる。

6月のとある晴れた日の放課後。夕日が沈む前に、同じミュージカルスタジオに通う高校1年生の夕月彩奈と、中学3年生の亜冬なずなは、2人の学校の近くにある落ち着いたカフェを訪れた。
先にレジで注文を済ませたなずなは、このオシャレな雰囲気を楽しみながら、席にて彩奈を待っていた。
「稽古がない日にこのカフェに行きたい!」と、ずっと前から彩奈に約束を取り付けていたなずなは、学校が終わってから気持ちの昂りが収ま

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【シナリオ】写真の中の「私の世界」と「宝物」

【シナリオ】写真の中の「私の世界」と「宝物」

ここは小学生から高校生の女の子が通う『WESTミュージカルスタジオ(以下WEST)』。
レッスンが始まる前に、中学3年生の亜冬なずな と、WESTと同系列の『EASTミュージカルスタジオ(以下EAST)』所属の中学3年生の柴崎香織瑠が、広いスタジオのフロアにたくさんの写真を広げて眺めている。
先日のWESTの定期公演のリハーサルに、香織瑠となずなが撮った舞台写真である。
香織瑠の趣味は写真で、以前

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【シナリオ】今日が最後の日だったらどうする?

【シナリオ】今日が最後の日だったらどうする?

輝(左)、祭(右)

祭「もしさ、ここに隕石が落ちてきたらどうする?」
輝「落ちてこない。」
祭「もしもの話!」
輝「もしもねぇ…。そしたら今日、最後の日になるのか。」
祭「最後とは限らない。」
輝「ここに隕石でしょ?終わるでしょ確実に。」
祭「それは寂しい。」
輝「そういう話じゃなかったんか。」
祭「最後っていう覚悟はしてなかった。」
輝「やり残したことしかないしな。」
祭「うん。…でももしかし

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「気にしない」じゃなくて、「味方がいることを気にする」こと。

「気にしない」じゃなくて、「味方がいることを気にする」こと。

いと…ミュージカルスタジオの講師。
美和…ミュージカルスタジオに通う、中3の女の子。

寒さが目立つ1月の夕方。
レッスン後のミュージカルスタジオ。
スタジオの掃除をしている、いと。
そこに突然、温かい恰好をした美和が訪れる。

美和「いとさん~」
いと「あれ、美和ちゃん、どしたん?」
美和「いや、ちょっと、」
いと「あ、そうだ、忘れ物でしょ!」
美和「はい~、すみません。」
いと「中入り。」

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朝必ず掃除をする、礼儀正しい小学生の話【5分シナリオ】

朝必ず掃除をする、礼儀正しい小学生の話【5分シナリオ】

ここはとあるミュージカルスタジオ。
小学生から高校生までが、なりたい自分になれる場所として通っている。
今日はいつかの秋の水曜日。今日のレッスンは18時から。
スタジオの1番の新人である中学3年生の亜冬なずなは、いつもみんながスタジオに来る前に自主練をしている。のだが…
時刻は17時。今日は違うメンバーが来て、先に掃除をしているみたい。
小学6年生の凛川あまねだ。

あまねは、高めのツインテールを

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友達の誕生日計画を誰よりもワクワクしながら立てる、中学生の話。

友達の誕生日計画を誰よりもワクワクしながら立てる、中学生の話。

ここはとあるミュージカルスタジオ。
小学生から高校生までが、なりたい自分になれる場所として通っている。
今日はいつかの秋の火曜日。今日のレッスンは18時から。
スタジオの1番の新人である中学3年生の亜冬なずなは、いつもみんながスタジオに来る前に自主練をしている。
時刻は17時。今日もスタジオの電気は、なずなのために少し早くからついている。

なずなは床にノートを置き、胡坐をかきながら何かをメモして

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ずっと好きだった幼馴染が転校をする、高校生の話。【5分ショートショート】

ずっと好きだった幼馴染が転校をする、高校生の話。【5分ショートショート】

幼馴染の急な転校が決まった。
今朝の、登校中に言われたんだ。

「実は来週、引っ越すことになってさぁ」

いつも通り混んでいる電車の中で、吊革につかまって並んで立っていた私たち。
朝テストの英単語長を見て、必死で頭に英語を詰め込んでいた私を横目に、余裕そうな顔で彼女はそう言った。

最初は、冗談かと思った。
けど、いくらほっぺをつねっても痛いし、体育で転んだひざの擦り傷もヒリヒリする。おまけに帰宅

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校長先生の話がなぜ長いのか、本気で考えた中高生の話。【シナリオ】

校長先生の話がなぜ長いのか、本気で考えた中高生の話。【シナリオ】

とある休日のマクドナルドの店内席にて。
学校はバラバラだが、同じミュージカルスタジオに通うという共通点を持つ、ゆうり(中3)、祭(高1)、輝(高2)は、ポテトとバーガーとナゲットを囲み、談義に華を咲かせていた。

ゆうり「…なぁ、」
輝「うん?」
ゆうり「何で校長の話って、あんな長いんだと思う?」

祭、ポテトを一本食べる。

輝「唐突だな。」
祭「唐突だに。」
ゆうり「いや、そう思わん?わたし全

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なぜ台風が週末にしか来ないのかを真剣に考える、中学生の話。【シナリオ】

なぜ台風が週末にしか来ないのかを真剣に考える、中学生の話。【シナリオ】

今日は金曜日。明日からは台風の予報。
学校帰り、習っているミュージカルスタジオに向かっている中学生のなずな、ゆうり、深雪。
スタジオの最寄り駅をおり、何となく雲行きが怪しいと思いながらも、のんびり談笑しながら歩いていたら、急に大粒の雨に降られる。
傘を持っていなかった3人は、2、3分ほど雨を避けながら走り、スタジオに駆け込んだ。

なずな「ひゃー!降られたね。」
深雪「ほんと、スタジオまで後少しの

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秋の訪れに将来の不安を重ねる、女子大生の話。【ショートショート】

秋の訪れに将来の不安を重ねる、女子大生の話。【ショートショート】

なんだかいつもより肌寒い。
そう思いながらその日は目を覚ました。
いつもかろうじてかけてる薄い夏用の掛け布団がベッドから落ちてしまったかと思ったけれど、そうではなさそう。しっかり私の肌を守るように、首から足先までかけてある。
あと10分は寝れたのに。
私はため息するための息をためようと、鼻から思い切り息を吸った。
…あれ、匂いが違う。
驚いた私は、目をパッと開けて、窓の方をみる。
私は2度寝するの

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