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【読書感想】『「いい人」の本性』飯山陽・著

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飯山陽氏の『「いい人」の本性』の読書感想を章単位で記述。 著作の内容から想起したわたし自身の体験や思いを書き綴る。まえがきから一章ごとの記述。二十六章。週に一度程度の連載予定。 …
拝金主義者、中立を装う人、国際テロ事件の首謀者、容疑者は「かわいそうな弱者」、弱者ポジションのうば…
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2025年2月の記事一覧

読書感想『「いい人」の本性』第十三章 中東を「平和」にした中国

第十三章 中東を「平和」にした中国 2023/3/10、中東のサウジアラビアとイランが外交関係を…

如月ふあ
18時間前
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読書感想『「いい人」の本性』第十二章 上野千鶴子氏の裏切り

第十二章 上野千鶴子氏の裏切り 今回の主役は、東京大学名誉教授でフェミニストとして名高い…

如月ふあ
2日前
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読書感想『「いい人」の本性』第十一章 犯罪を助長する「専門家」

第十一章 犯罪を助長する「専門家」 今回も朝日新聞の記事から始まる。 安倍晋三元首相襲撃…

如月ふあ
3日前
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読書感想『「いい人」の本性』第十章 スポーツ選手をプロパガンダに使う

第十章 スポーツ選手をプロパガンダに使う 今回は、サッカー日本代表が軽蔑された話から。 …

如月ふあ
4日前
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読書感想『「いい人」の本性』第九章 対話絶対論者

第九章 対話絶対論者 今回の飯山氏の出だしはこうだ。 人間の歴史は戦争の歴史である。2022/…

如月ふあ
6日前
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読書感想『「いい人」の本性』まえがき

今回は飯山陽氏の『「いい人」の本性』の読書感想を章単位で書いていく。引用、ネタバレを含む…

如月ふあ
2週間前
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読書感想『「いい人」の本性』第一章 拝金主義者

第一章 拝金主義者 第一章は「善人であることは難しい。しかし善人のフリをするのはさほど難しくない」という文から始まる。 実感として分かる。わたしが双極性障害Ⅱ型で、それに至るまでに、いじめや毒親と戦ってきたサバイバーだからだ。 双極性障害Ⅱ型は、軽躁状態一割、うつ状態九割。人生の大半がうつ状態であり、寛解はあっても治癒はない精神病だ。昔は躁うつ病と呼ばれていた。 他の精神病でも言えることなのだが、双極性障害は自己客観性が低下する。どんなに身体的、精神的に苦しくても、それ

読書感想『「いい人」の本性』第二章 中立を装う人

第二章 中立を装う人 この章では「二〇二二年二月末にロシアがウクライナに軍事侵攻して以来…

如月ふあ
2週間前
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読書感想『「いい人」の本性』第三章 国際テロ事件の首謀者

第三章 国際テロ事件の首謀者 重信房子という人物をご存じだろうか。わたしは名前しか知らな…

如月ふあ
13日前
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読書感想『「いい人」の本性』第四章 容疑者は「かわいそうな弱者」

第四章 容疑者は「かわいそうな弱者」 この章で飯山氏は「社会の被害者」とされる人々のこと…

如月ふあ
12日前
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読書感想『「いい人」の本性』第五章 弱者ポジションのうばい合い(争奪戦)

第五章 弱者ポジションのうばい合い(争奪戦) この章のはじまりはこうだ。 「同性愛を認め…

如月ふあ
10日前
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読書感想『「いい人」の本性』第六章 ルッキズム(外見差別)

第六章 ルッキズム(外見差別) 今回はルッキズムの話。飯山氏の出だしはこうだ。 ( )内…

如月ふあ
9日前
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読書感想『「いい人」の本性』第七章 国際人権理事会の現実

第七章 国際人権理事会の現実 世間ではUSAIDがもっぱらの話題だけど、今回の飯山氏は「国際…

如月ふあ
8日前
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読書感想『「いい人」の本性』第八章 目覚めた人

第八章 目覚めた人 今回の出だしはこうだ。 日本語には配偶者の呼称が複数ある。 女性配偶者に対しては嫁、妻、奥さん、女房、家内などがあり、男性配偶者に対しては旦那、主人、夫などがある。夫婦により、あるいは時と場所により、その呼称はさまざまであろう。 ところが、これらは全て「差別につながる呼称」なのだと喧伝する一味がいる。その代表格が「リベラル」なメディアだ。 一味って(笑)これ、ちょっと前に言われてたな。テレビは見ないのでXかYouTubeだろうな。その時のわたしの感想は