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読書感想『「いい人」の本性』第六章 ルッキズム(外見差別)
第六章 ルッキズム(外見差別)
今回はルッキズムの話。飯山氏の出だしはこうだ。
( )内はわたしのツッコミ。
「生来持って生まれたものを評価の対象としてはいけない」と言う道徳律は近年、ますます強まっている。
特に顕著なのは、容姿・外見に対する評価を批判する傾向である。
他者の容姿について罵ったり、バカにしたり、見下したり、笑いの対象としてはならないのは言うまでもなく、それを褒めたり称えたりしてもならないとされる。
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拝金主義者、中立を装う人、国際テロ事件の首謀者、容疑者は「かわいそうな弱者」、弱者ポジションのうばい合い(争奪戦)……興味ある章タイトルの並ぶ著作を一章ごとに掘り下げた読書感想という名の述懐。
飯山陽氏の『「いい人」の本性』の読書感想を章単位で記述。 著作の内容から想起したわたし自身の体験や思いを書き綴る。まえがきから一章ごとの記…
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