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読書感想『「いい人」の本性』第七章 国際人権理事会の現実
第七章 国際人権理事会の現実
世間ではUSAIDがもっぱらの話題だけど、今回の飯山氏は「国際人権理事会」という国連機関の問題を上げている。
この団体は
「人権と基本的自由の促進と擁護に責任を持つ国連の主要な政府間機関」であり、
国連広報センターによると同理事会は
「人権侵害に取り組み、それに対応する勧告を行う」
「人権の緊急事態に対応し、人権侵害を防止」
「世界のいたるところで人権順守を監視し、加盟国が人権に関する義務を果たせるように支援する」
組織だそうだ。
しかし飯山氏は断じる。
この美しい理想は、単なる建前に過ぎない。現実はこの理想に大きく、そして醜く反している、と。
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拝金主義者、中立を装う人、国際テロ事件の首謀者、容疑者は「かわいそうな弱者」、弱者ポジションのうばい合い(争奪戦)……興味ある章タイトルの並ぶ著作を一章ごとに掘り下げた読書感想という名の述懐。
飯山陽氏の『「いい人」の本性』の読書感想を章単位で記述。 著作の内容から想起したわたし自身の体験や思いを書き綴る。まえがきから一章ごとの記…
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